スマートリモコンのsRemo-Rの設定を完了。
暫く使用していると突然Alexaへの指示に反応が無い。
そして放置しているとまた復活。
この訳の分からない状況が発生。
原因を追究すると・・・・ルーターの設定が影響していた。
sRemo-Rはポート開放が条件
sRemo-RをAlexaやIFTTTそして外出先からコントロールする場合には、宅内にあるルーターのポート開放が条件となっています。
理由は、AlexaやIFTTTそして外出先からコントロールする場合には、メーカーのsCloudを利用してそこから宅内にあるsRemo-Rに信号を送らないといけない仕組みになっているからです。
ポートをセットアップで控えたIPアドレスとポート番号を指定して開放するのですが、それがうまく開放出来れば基本的にsRemo-Rは問題無く使用出来るはずなのです。
※2018/5/12よりポート開放が不要なスマートモードの運用が開始されました。
何時ものように
「アレクサ、テレビをつけて」
アレクサ「はい」・・・・・・・無反応?
再び
今度は、「アレクサ、電気つけて」
アレクサ「はい」・・・・・・・無反応?
なんじゃこりゃ!
仕方ないので「sRemo-Rの電源抜き差し」を実施。
すると復活
まあ良いか!
そして数時間経過後
「アレクサ、テレビをつけて」
アレクサ「はい」・・・・・・・・無反応?
げげげ・・・・
こんな気分屋じゃ使えないじゃないか!
Harman Kardon ALLURE(Alexa)を疑う
まず最初に疑ったのがHarman Kardon ALLURE(Alexa内蔵)が故障しているかも知れないというものでした。
そこでアレクサが反応しなくなった時に、ALLUREの電源を抜き差ししてテスト。
すると、最初の時は復活したのでALLURの気まぐれか故障かと思ったのですが、再度同じ現象が発生した際に電源の抜き差しを行っても復活しなかったので、ALLUREが原因とは特定出来ませんでした。
そこで今度はALLUREを初期化して再セットアップを実施。
今度は、再セットアップをしても復活せず。
という事はALLUREの問題では無い気がしてきたので別の方法で問題の切り分けを実施することにしてみました。
そこで気づいた方法は
アレクサが反応しない時に、Alexaに接続されている別の機器ではどうなのかと言う事です。
そこでアレクサを使って「Philips Hueのランプ」と「セサミスマートロック(玄関の鍵)」の操作をすればどうなるのかと言う事でした。
すると、全く両方の機器が問題無く操作出来たのです。
つまりアレクサからsRemo-Rへの命令だけが言う事を聞いてくれない状況であることが確認されました。
この事で問題はALLUREでは無く、ALLUREとsRemo-Rとの通信の問題と言う事が確定できました。
・ポート開放を疑う
このアレクサが「はい」と言って機器が全く反応しないケースは、ルーターのポートが開放されていない時の反応と全く同じです。
でも、アレクサが反応してくれる時もあるのでポート開放の手順が間違っている事はありません。
しかし、やはり気になるのでポートが正しく開放されているのか確認するために、パソコンのブラウザでポート開放が確認できるサイトがあるので試してみる事に。
すると問題無くポート開放が行えています。
ポート開放の問題では無さそうだと言う結論となりました。
・メーカーに問い合わせ
そこでsRemo-Rのメーカーに「アレクサよりの命令が突然反応しない時があるのですが何か考えられる原因は無いか問い合わせを実施」
すると、sRemo-Rの内部の基盤を交換してみるので送付してくださいとの事となりましたので早速送付。
そして戻ってきたsRemo-Rを再度セットアップと設定を実施。
すると、暫くして再度同じ現象が発生。
再度メーカーに相談
今度は新しいsRemo-Rと交換するので送付してくださいとの事になったので、これも早速送付。
そして戻ってきたsRemo-Rを再びセットアップと設定を実施。
すると、暫くして再度同じ現象が発生。
再びメーカーに相談
「3台のsRemo-Rを使ったが同じ現象が発生することから、問題はsRemo-R本体では無く、ルーターの設定に問題があるような気がするので、どこか設定に関して変更などをする必要があるのか教えて欲しい」と問い合わせを実施。
すると最初に以下のアドバイスがありました。
そしてもう一点は、メーカーが管理しているsCloudサーバーでのログの確認の提案でした。
AlexaやIFTTTそして外出先からsRemo-Rを操作するとその信号はsCloudサーバーに届いてから宅内のsRemo-Rに届くのでその信号のやりとりに問題があればログに残っているはずなので、確認したいからsRemo識別子を教えて欲しいとの事でありました。
早速sRemo識別子を連絡。
すると、一日に3回ほどログにエラーが記録されていました。
このエラーはsCloudが宅内のsRemo-Rに信号を送れなかったと言うエラーだったそうです。
そこで今度は、そのエラー状況をもう少し確認するために、スマホのWifi機能をオフにして宅外で操作している環境を作り、機器を操作してみる事にしたところ。
「本体アクセスエラー 本体にアクセス失敗。本体の確認をして下さい。」と表示されました。
つまり、信号を送信するがsRemo-Rが受け取れない状況にあることが判明しました。
とするとルーターの何かが作用して信号が届かない状態になっている気がしてきました。
勿論ポート開放は出来ているのでそれ以外の設定の部分が作用しているようです。
・ルーターの設定を疑う
そこで気になったのがASUSルーター特有のAiProtection機能です。
このASUSのルーターにはネットワーク保護があり、「悪質サイトブロック」「脆弱性保護」「感染デバイス検出/ブロック」の機能が備わっているのです。
ですから、外部から何らかの信号を受信した際に、その信号が悪質な物と判断された場合にはブロックする機能が備わっているようです。
と言う事はsRemo-Rに届くべき信号がこのAiProtection機能によりブロックされる事で反応しなくなる疑いを持ちました。
そこで気になるのが、「脆弱性保護」の機能です。
この脆弱性保護という機能は「インターネットからのスパムやDDos攻撃などをブロックする機能を持っているので、これが怪しいと推定・・・・。
そして早速「脆弱性保護」機能をオフに
しかし、全く変化はありませんでした。
折角犯人らしき原因を見つけたと思ったのですが空振りでした。
ここまでくると他の機能も一つずつオフにして確かめるべきなんですが、面倒臭いので、今度はAiProtection機能全体をオフにする事にしてみました。
するとなんと・・・問題が解決したのです。
そこで今度は
AiProtection機能のどの機能が影響を与えているのかをテストすることにしてみました。
この結果を得るまでに約2週間程掛かりましたので結構苦労しました。
sRemo-Rを含め、それらルーターを使って使用する製品については、メーカー側からすればそれら全てのルーターでの稼働テストを実施して開発するのは到底無理な話しであることは明白です。
今回は何とか原因が分かったので良かったのですが、このように原因が解らずにsRemo-Rが使用出来ないとされているケースも多々あるように思われます。
宅内にあるルーターには色々な機器が接続されていて問題無く稼働しているのに、何故sRemo-Rだけに問題が出るのか?と言う疑問が生じるかも知れません。
でも、それはその信号の受け渡しの方法が他の機器と異なるからと言う答えです。
私もそうですが、購入した物を正しくセットアップしたが使えない状態になった場合にはその購入した物が故障だと決めつけがちですが、我が家のルーターの設定を見直す事も大切だと感じる経験となりました。
かなりsRemo-Rの製品の性能を疑いましたが製品自体は全く問題ありませんでした。
これで問題解決となり色々といじって楽しめるようになりました。
関連情報
暫く使用していると突然Alexaへの指示に反応が無い。
そして放置しているとまた復活。
この訳の分からない状況が発生。
原因を追究すると・・・・ルーターの設定が影響していた。
sRemo-Rはポート開放が条件
sRemo-RをAlexaやIFTTTそして外出先からコントロールする場合には、宅内にあるルーターのポート開放が条件となっています。
理由は、AlexaやIFTTTそして外出先からコントロールする場合には、メーカーのsCloudを利用してそこから宅内にあるsRemo-Rに信号を送らないといけない仕組みになっているからです。
ポートをセットアップで控えたIPアドレスとポート番号を指定して開放するのですが、それがうまく開放出来れば基本的にsRemo-Rは問題無く使用出来るはずなのです。
※2018/5/12よりポート開放が不要なスマートモードの運用が開始されました。
突然無反応に
何時ものように
「アレクサ、テレビをつけて」
アレクサ「はい」・・・・・・・無反応?
再び
今度は、「アレクサ、電気つけて」
アレクサ「はい」・・・・・・・無反応?
なんじゃこりゃ!
仕方ないので「sRemo-Rの電源抜き差し」を実施。
すると復活
まあ良いか!
そして数時間経過後
「アレクサ、テレビをつけて」
アレクサ「はい」・・・・・・・・無反応?
げげげ・・・・
こんな気分屋じゃ使えないじゃないか!
そこで原因を考えてみる事に(問題の切り分け)
Harman Kardon ALLURE(Alexa)を疑う
まず最初に疑ったのがHarman Kardon ALLURE(Alexa内蔵)が故障しているかも知れないというものでした。
そこでアレクサが反応しなくなった時に、ALLUREの電源を抜き差ししてテスト。
すると、最初の時は復活したのでALLURの気まぐれか故障かと思ったのですが、再度同じ現象が発生した際に電源の抜き差しを行っても復活しなかったので、ALLUREが原因とは特定出来ませんでした。
そこで今度はALLUREを初期化して再セットアップを実施。
今度は、再セットアップをしても復活せず。
という事はALLUREの問題では無い気がしてきたので別の方法で問題の切り分けを実施することにしてみました。
そこで気づいた方法は
アレクサが反応しない時に、Alexaに接続されている別の機器ではどうなのかと言う事です。
そこでアレクサを使って「Philips Hueのランプ」と「セサミスマートロック(玄関の鍵)」の操作をすればどうなるのかと言う事でした。
すると、全く両方の機器が問題無く操作出来たのです。
つまりアレクサからsRemo-Rへの命令だけが言う事を聞いてくれない状況であることが確認されました。
この事で問題はALLUREでは無く、ALLUREとsRemo-Rとの通信の問題と言う事が確定できました。
では何が悪いのかを検討
・ポート開放を疑う
このアレクサが「はい」と言って機器が全く反応しないケースは、ルーターのポートが開放されていない時の反応と全く同じです。
でも、アレクサが反応してくれる時もあるのでポート開放の手順が間違っている事はありません。
しかし、やはり気になるのでポートが正しく開放されているのか確認するために、パソコンのブラウザでポート開放が確認できるサイトがあるので試してみる事に。
すると問題無くポート開放が行えています。
ポート開放の問題では無さそうだと言う結論となりました。
・メーカーに問い合わせ
そこでsRemo-Rのメーカーに「アレクサよりの命令が突然反応しない時があるのですが何か考えられる原因は無いか問い合わせを実施」
すると、sRemo-Rの内部の基盤を交換してみるので送付してくださいとの事となりましたので早速送付。
そして戻ってきたsRemo-Rを再度セットアップと設定を実施。
すると、暫くして再度同じ現象が発生。
再度メーカーに相談
今度は新しいsRemo-Rと交換するので送付してくださいとの事になったので、これも早速送付。
そして戻ってきたsRemo-Rを再びセットアップと設定を実施。
すると、暫くして再度同じ現象が発生。
再びメーカーに相談
「3台のsRemo-Rを使ったが同じ現象が発生することから、問題はsRemo-R本体では無く、ルーターの設定に問題があるような気がするので、どこか設定に関して変更などをする必要があるのか教えて欲しい」と問い合わせを実施。
すると最初に以下のアドバイスがありました。
- TP-link社のArcherというルーターの2.4Ghz設定の「AP切り離し」の有効にチェックで設定出来ない症状が発生。
- バッファローのルーターのセキュリティやQOSなど余分なデフォルト設定を全て無効にして接続が安定した事例。
- Snooping機能の 無効化
- アドバンスドQos機能 無効化
- プリントサーバー設定 全無効化
そしてもう一点は、メーカーが管理しているsCloudサーバーでのログの確認の提案でした。
AlexaやIFTTTそして外出先からsRemo-Rを操作するとその信号はsCloudサーバーに届いてから宅内のsRemo-Rに届くのでその信号のやりとりに問題があればログに残っているはずなので、確認したいからsRemo識別子を教えて欲しいとの事でありました。
早速sRemo識別子を連絡。
すると、一日に3回ほどログにエラーが記録されていました。
このエラーはsCloudが宅内のsRemo-Rに信号を送れなかったと言うエラーだったそうです。
そこで今度は、そのエラー状況をもう少し確認するために、スマホのWifi機能をオフにして宅外で操作している環境を作り、機器を操作してみる事にしたところ。
「本体アクセスエラー 本体にアクセス失敗。本体の確認をして下さい。」と表示されました。
つまり、信号を送信するがsRemo-Rが受け取れない状況にあることが判明しました。
とするとルーターの何かが作用して信号が届かない状態になっている気がしてきました。
勿論ポート開放は出来ているのでそれ以外の設定の部分が作用しているようです。
・ルーターの設定を疑う
そこで気になったのがASUSルーター特有のAiProtection機能です。
このASUSのルーターにはネットワーク保護があり、「悪質サイトブロック」「脆弱性保護」「感染デバイス検出/ブロック」の機能が備わっているのです。
ですから、外部から何らかの信号を受信した際に、その信号が悪質な物と判断された場合にはブロックする機能が備わっているようです。
と言う事はsRemo-Rに届くべき信号がこのAiProtection機能によりブロックされる事で反応しなくなる疑いを持ちました。
そこで気になるのが、「脆弱性保護」の機能です。
この脆弱性保護という機能は「インターネットからのスパムやDDos攻撃などをブロックする機能を持っているので、これが怪しいと推定・・・・。
そして早速「脆弱性保護」機能をオフに
しかし、全く変化はありませんでした。
折角犯人らしき原因を見つけたと思ったのですが空振りでした。
ここまでくると他の機能も一つずつオフにして確かめるべきなんですが、面倒臭いので、今度はAiProtection機能全体をオフにする事にしてみました。
するとなんと・・・問題が解決したのです。
そこで今度は
AiProtection機能のどの機能が影響を与えているのかをテストすることにしてみました。
- 悪質サイトブロック機能を単独オン・・・・・エラー
- 脆弱性保護単独オン・・・・・問題無し
- 感染デバイス検出/ブロックを単独オン・・・・エラー
この結果を得るまでに約2週間程掛かりましたので結構苦労しました。
まとめ
ルーターについて言えば多くのメーカーが色んな種類の機種を出し、そして独自の機能を付加して販売されています。sRemo-Rを含め、それらルーターを使って使用する製品については、メーカー側からすればそれら全てのルーターでの稼働テストを実施して開発するのは到底無理な話しであることは明白です。
今回は何とか原因が分かったので良かったのですが、このように原因が解らずにsRemo-Rが使用出来ないとされているケースも多々あるように思われます。
宅内にあるルーターには色々な機器が接続されていて問題無く稼働しているのに、何故sRemo-Rだけに問題が出るのか?と言う疑問が生じるかも知れません。
でも、それはその信号の受け渡しの方法が他の機器と異なるからと言う答えです。
私もそうですが、購入した物を正しくセットアップしたが使えない状態になった場合にはその購入した物が故障だと決めつけがちですが、我が家のルーターの設定を見直す事も大切だと感じる経験となりました。
かなりsRemo-Rの製品の性能を疑いましたが製品自体は全く問題ありませんでした。
これで問題解決となり色々といじって楽しめるようになりました。
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