今回はサッシの鍵のメンテンナンスについて書いてみます。
サッシに付いている鍵の部分をクレセントと言いますが、その部分のレバーが「グラグラ」になっていました。
ロックする時も、解除する時もクレセントのレバーがグラグラで「カチッ」「カチッ」とロック出来ない状況となってしまっていたのでそれを修理をしてみました。
原因は何か
原因はクレセントの内側にあるバネが千切れてしまっている事が原因です。
これは良く使うクレセントや年数による劣化が原因ですね。
修理方法は
修理方法は簡単でバネを交換するだけです。
今回はその交換方法とバネをご紹介します。
1)クレセントのネジのカバーを外す
▲カバーは上下に付いており、上は上、下は下にスライドさせてカバーを外します。 ▲カバーを外すとこのようにネジが出てくるのでそれを外します。
クレセントのレバーがグラグラ(ゆるゆる)になっているのはこのバネが千切れているからです。
3)クレセントの裏側にあるバネを交換する
バネは上の写真の位置にバネを引っ張りながら取り付けます。
するとクレセントのレバーはバネで引っ張られるのでシッカリと動くようになります。
4)クレセントを元通りに取り付ける
この時、クレセントの掛かり具合を確認しておかないと鍵が掛からなかったり引っかかったりするので注意ください。
クレセントを取り付ける位置はネジを緩めて鍵のかかりを確認しながら取り付けます。
交換するバネはどれ
今回我が家の場合はLIXILのクレセントで、分解してバネの寸法を測るとバネの太さは3mm長さが20mm位でした。
しかし、色々と情報を探してみると3mm×20mmのバネの場合バネの強度不足と引っ張り強度が不足しているので4mm×15mmのバネの方が良いとの情報があり、今回下記の部品で交換する事としました。
実際に交換すると、今までのクレセントのバネの感触よりよりしっかりとした感触に代わりました。バネの太さも1mm太くなったので耐久性もあがると思います。