玄関ドアをYKKAPのドアリモにリフォーム当日の作業手順や満足度そしてポケットキーの操作など - よっちことサン太

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2022年12月18日日曜日

玄関ドアをYKKAPのドアリモにリフォーム当日の作業手順や満足度そしてポケットキーの操作など

今回は工事の概要と出来上がりをご紹介します。

入替え工事の手順と納得出来る仕上がりとなったのか、スマートコントロールキーの使い勝手はどうなのか?

そして玄関をリフォームした値打ちがあったのかを纏めてみます。


2つ目の業者さんより見積もりを頂いて直ぐに口頭で注文を依頼したのですが、最終的にはドアの交換まで結構日数が掛かってしまいましたが無事玄関ドアの工事は完了致しました。

特に緊急性のある工事では無かったので工事日はお任せという事で、見積から工事までの日数的な経緯は以下のとおりとなりました。

  1. 最初に見積依頼:10/16
  2. 現場確認:10/17
  3. 見積完成(メールにて):10:22
  4. 見積金額電話で再交渉:10/22
  5. 別の業者に見積依頼:10/22
  6. 現場確認:10/22
  7. 見積完成で持参、口頭による注文:10/26
  8. 最初の業者さんにお断りのメールを入れる:10/26
  9. 玄関ドアの詳細な寸法取りと契約書締結:11/7
  10. 工事実施日:11/30

結局我が家の場合は見積もりを依頼してから完成するまで1ヶ月以上掛かる結果でした。
注文してから詳細な寸法取りまで時間が掛かった事や作業員さんのスケジュールにも影響を受けたみたいです。

一般的には注文してから1ヶ月以内には出来るらしいですね。


工事とそれに関する作業は次の流れとなります

工事前日の私の作業は

  • 玄関周りの片づけ
    作業の邪魔にならないように傘立てとか飾り物などを撤去
  • 補助キーの取り外し
    リモコンでしか操作出来ない補助キー(防犯対策)を取り外し
  • AtomCamの取り外し
    玄関付近を監視するためのカメラを一旦取り外し
  • ドアの清掃
    20年間お疲れ様の意味を含めて雑巾がけ


工事の流れ

当日お約束のAM9:30より少し早い9:00に来ていただきました。
作業は一人で夕方までかかりますとの事で直ぐに作業に入って頂きました。

9:00訪問で作業開始
玄関の養生
既存のTOSTEMのドアの取り外し親子ドアとドア枠の撤去
新しいドアの枠取付けと角度の調整など

(これが結構時間が掛かっておられました、水平取ったりで)

●12:00(3時間経過)
新しいドアの取付け
以前の額縁を隠す為に大き目の新しい額縁などを取り付け
(現場合わせの為に加工が大変そうでした。
ドアの外側とドアの内側両方を隠す必要があるので採寸して加工してという流れなので大変です。)
このあたりで段々薄暗くなってきたので懐中電灯を持参して応援に
額縁の取付け部分にシーリングテープを貼ってコーキング(外は薄暗い)

手元に明かりが届くように協力
スマートコントロールキーの設定(外は真っ黒)
後片付けで終了(外は真っ黒)

作業時間は朝9時00分~17:30位でほぼ8時間で終了

作業の方は一人で作業されていましたが、昼や3時の休憩も短時間(ほんのお茶を飲むだけの時間)で作業されていました。
一応3時にお菓子とコーヒーをお持ちして召し上がって頂きました。
一日で仕上げないといけないし日暮れが早いので休憩もあまり取れないそうです。
大変な仕事ですね。


出来上がりはこんな感じ

室内側から

▲室内からはこんな感じですね。
ガラス部分が縦長になっているのと模様入りで雰囲気が変わりました。

▲これが今までのドアです。

室外側から

▲これが表側から見た状態です。
まわりの額縁部分が太いので玄関が少し大きく見えますが気にしていたほどの違和感はありません。
色合いについても他のサッシなどの色合いと合わせたので丁度良かったですね。

室内側のドアの取っ手
▲上下2つサムターンがあります。
夜になるとサムターンの向き(ロック・アンロック)が解りにくいのでテープを貼っています。
このサムターンはボタンを押しながら引き抜くと取れるようになっており、もしガラス面を破って手を突っ込んでもサムターンを操作する事は出来ません。(防犯対策)
ドアノブの操作は押すと言うよりも左側に押し込む感じですね。

ドアガードと電池ボックス
▲上がドアガードです。
このドアガードは左から右に押し込むとロックされるようになっており、もしピッキングで鍵を解除されてもドアを開ける事が出来ない様になっています。(防犯対策)
また、フックを出してアームを引き起こせばドアを少し開ける事も出来ます。

電池ボックス
▲ケースを開けるとこのようになっており単三電池4本で機能します。
1日10回の操作で1年程度使用出来るらしいのですが使ってみないと解らないですね。
ケースの一番下のランプは電池交換のランプです。

通風ドア
▲中央に取っ手がありその横にレバーがあるのでそれを操作して通風の窓の鍵のロック・アンロックが出来ます。
開閉についてはこのぐらいが最大です。
これはプライバシー保護の為らしいです。
勿論開閉部には網戸があり虫などが入ってこないようになっています。


自分でした作業

スマートコントロールキーをスマホで使えるようにする

取付してもらったスマートコントリールキーをスマホでも操作出来るようにiPhoneやAndroidスマホにアプリをダウンロードしてセットアップ。

設定方法は、アプリをダウンロードしてからアプリの指示のとおりにすればOKです。
但し、事前に管理者用のパスワード(数字6桁)と鍵の名称を決めておく必要があります。
設定する際はドアの登録ボタンを押してからスマホで登録するんですが登録時間に制限があるので登録中に考えていたらタイムアウトするからです。

もし、タイムアウトするとスマホのBluetoothを一旦削除してからやり直す必要があるので注意が必要となります。


ドアクローザーの調整

業者さんにある程度調整して頂いたのですが自分なりに微調整をしてみました。

  • ドアの開いた状態で固定する時の固さの調整
  • ドアの閉まる時のスピードの調整
これらを自分の好みに設定することで満足感がアップします。
調整方法はドアクローザーの両サイドにあるネジを締めたり緩めたりして調整します。


玄関まわりの掃除

アルミ製の額縁などを加工するので沢山切断されていましたから一杯金属の粉が落ちてたのでそれを小型掃除機で吸い込んで掃除。

完成したドアにも若干作業汚れもついていたのでそれを拭き掃除。


AtomCam(カメラ)の取付け

交換前に一旦外したので改めて取付け
額縁が大きくなったので今まで設置していた場所に設置出来なかったのでチョット悩んだのですがAtomCamをひっくり返して設置完了。


セサミ4を取り付け

うーん。

これで悩みました。

一旦下側のサムターンに取り付けたのですが、これが微妙な状態だったので撤去する事にしました。

撤去した理由は

セサミ4でのロック・アンロックは問題無く操作出来ます。
しかし、YKKAPのスマートコントロールで鍵を解錠させるとドアのロックボルトが完全に引っ込まずに少し残ってしまいました

ドアを開ける事は出来るのですが、完全にロックボルトが引っ込まないのでもし何か引っかかれば開かなくなるし、YKKAPのスマートコントロールに負荷が掛かって壊れても嫌なので一旦取り外しました

うーん。悩んでます。

このSESAME4を取り付けられれば外出先での鍵の状態(鍵の掛け忘れ)のチェックや家の中での下側のロックだけの仮ロックで生活する事が出来るので残念です。
鍵が解除された時もスマホに通知が届くのでより一層の安心感があったのですが。

改めて検討します。


完成後の感想

期待道理の出来栄えになりました。
ドアの額縁が太くなるのでチョット気にはなっていたのですが全く違和感はありません。
ドアの色合いも家とのバランスも良くドアが目立ちすぎたりもしていません。

ドアの取付けは若干前に出て、幅は少し狭くなるのですが今の所違和感はありません。

新しい玄関ドアの質感は木目調のシールで加工されているドアですが上品に仕上がっています。

ドアの開閉時の操作感は軽くも無く重くも無くしっとりとした感じで開閉が出来るのでこれも満足感があります。

室内側の上のサムターンをロックすると下側のサムターンもロックされるので便利です。

通風機能のドアは夏になると便利に利用出来そうです。

という事で納得できる工事となりました。


スマートコントロールキーの使い勝手は

初めてのスマートコントロールキーですが電池式のBluetooth仕様の為制限があるので100%の満足度ではありません。

ポケットキーでの操作について

ポケットキーをカバンに入れてドアのボタンにタッチするとロック操作が出来るのですが、カバンを背中に背負っていた場合には人が電波を遮断するとの事で操作が出来ません
ですから、カバンをドアの前に向けてから操作しないといけないので少し残念です。
電波の遮らない範囲で装備していた場合は開閉時間も早くて便利です。

家の中からポケットキーでロック操作しようとすると1m以内まで近づかないと鍵が反応してくれません
家の外側の場合は3mぐらい離れても操作は可能です。
多分これはドアの外側に受信機があるため家の中では1m以内の範囲でしか反応しなのでは無いかと思っています?。
玄関の隣のリビングからリモコンで鍵を操作しようとしても出来ないと言う結果です。

このことからポケットキーはあくまでも家の中に入るまでの為の鍵で家中では使い道が無いという事になります。


スマートフォンでの操作について

スマホでの操作はiPhone及びAndroidスマホの両方で利用可能です。

いつもメインで使っているiPhone13とXperia5Ⅲで試してみると以下のとおりでした。

スマホでの操作の場合は
1)スマホのアプリを起動してアプリで鍵の操作をする方法
2)スマホのアプリを起動している状態(画面はロック状態)でポケットやカバンに入れた状態やスマホを手で持っている状態でハンドルのボタンを押して操作する方法

この2つが操作方法となります。

これは付属しているポケットキーと同じ機能が備わっている事になります。


操作方法での注意点は

ポケットキーと同じように玄関のタッチボタンとスマホの間に人が影となるような状態にならない様に使用する必要があります

さらに、ポケットキーと比較してスマホで鍵の開閉をする場合はポケットキーよりも反応が遅いと言う点です。
その時のスマホや玄関の鍵の電波の状態にもよるのですがタッチキーを押して7秒以上待たないと鍵が開閉しないし場合によっては鍵が反応せず再度操作する必要が出る時もあります

これは防犯対策の為に備わっているスリープモード機能が関係している場合もあります。
スマホを鍵の操作が出来る範囲に一定時間留まっていると鍵の操作が出来ないような仕組みです。
これはもしスマホが玄関の近くに放置されていた時に誰かが表のドアのボタンに触れた場合鍵が解錠されてしまうのを防ぐ機能です。

ですから、スマホでスマートコントロールキーのアプリを起動した状態で玄関の鍵をロックして暫く玄関の近くにいた場合には玄関の鍵が反応しない場合があるという事です。

この場合は、スマホのアプリでスリープモード解除をすれば問題無く使えるのですがスマホを取り出さないといけないので少し面倒ですね。


気になる点は

スマホでの操作範囲についてスマホによって異なる点
我が家の環境ではAndroid(Xperia5Ⅲ)スマホの方がスマホでの操作範囲が広いと言う状態でした。

※Xperia5Ⅲの方が操作範囲が広かった、因みに別のAndroidスマホHUAWEI P20で試してみるとやはり反応範囲が狭いと言う結果となりました。
という事でiPhoneだから範囲が狭いという事では無くXperia5Ⅲの反応が良かったという事になるかも知れませんね。


具体的には
玄関の隣のリビングでスマホアプリでドアの鍵の開閉を試してみると、iPhoneでは認鍵の状態は把握出来るが鍵の開閉で失敗する場合があります
因みにポケットキーで開閉しても反応はしません。
※玄関とリビングの間にはガラスの扉がありそれが閉まっている状態で試しています。
※玄関から各部屋の扉を開けた状態では操作範囲は広がりました。
※遮蔽物があると極端に操作範囲が狭まるようですね。

でもXperia5Ⅲの場合は鍵の認識と開閉が出来たので操作範囲が広い結果となりました。
(スマホカバーが影響している可能性もあるかとも思ったのですが裸の状態で試しても同じような状態だったのでそうではなさそうです)

いつもくつろいでいるリビングから玄関の鍵の開閉が出来れば便利です。
鍵の状態を玄関まで行かなくても確認出来るし、もし鍵の掛け忘れがあった場合は玄関まで行かなくてもそのリビングから鍵をロックする事が出来るからです。
※ただし、ロックの解錠は防犯上出来ないようになっています。(下記参照)

スマホの操作方法は次のとおりです

1)スマホのアプリで鍵を操作する方法(確実)
2)スマホを手に持ってスマホのアプリを起動してスマホのロック解除している状態でドアのボタンをタッチする方法(確実)

3)スマホでスマートコントロールキーアプリを起動している状態(ポケットの中でも可能)でドアのボタンをタッチして操作する方法

※この方法はポケットキーを利用している状態と同じなのですがドアの近くにスマホが無いと反応が悪いので注意が必要です。
さらにポケットキーで操作するより開閉に時間が掛かります。
そしてもしスマートコントロールキーのアプリがスリープ状態になっておれば、ドアのボタンを押しても開閉できないので注意も必要となります。
ですから確実性が落ちます。

これらの事からストレスなく確実に鍵を操作するには

  • ポケットキーをポケットやカバンに入れてドアに近づけるか
  • タッチキーを使って操作するか
の方法となります。

しかしながらスマホで鍵の操作が出来る点において便利な点もあります。

  • スマホは持っているが鍵を持ち出すのを忘れた場合
  • 電波の届く範囲でスマホから鍵の状態の確認と操作が出来る点(確認と操作)
  • 物理キーは標準で5つセットとなっているがそれよりも多く持ちたい場合にスマホで対応出来る点
  • スマホで鍵の開閉をした場合は開閉の履歴が残るので鍵の掛け忘れの確認が出来る点

となるので使い方次第ですね。


その他の機能

その他、自動ロック機能やピッキング防止機能(指定時間内に両方の鍵を解錠しないと再びロックされる機能)さらに鍵をロック解錠してもドアを開けないと再びロックされてしまう機能もあるので使い方によれば防犯上便利な機能となっています。
※ただしこれには注意点もあります。
誰かが遊びに来るからスマホやリモコンキーで鍵を開閉してもドアを開けないと再びロックされてしまう点です。
離れている場所で鍵を開けれないと言う事ですね。

そしてもしスマートコントロールキーのドアやポケットキーが電池切れにより鍵の操作が出来なくなった場合には、ポケットキーやタグキーに内蔵されている物理キーを使えば簡単に鍵を操作出来るのでその点も安心です。
※電池の残量が減少してきた場合は事前に警告してくれます。

但し、自動ロック機能を使ったりいつもスマホで操作される場合はタグキー(物理キー内蔵)などを常に身に付けておかないと家に入れなくなるという状況にもなりますのでその点には注意をして下さいね。

もしポケットキーやタグキーを紛失した場合には再登録をする事で鍵の認証をリセットする事が出来ます。
これは自分で出来るので簡単です。
但し、ポケットキーやタグキーには緊急時に使う物理キーもついているので物理キー付きで紛失した場合はシリンダーを交換する事を推奨されているので注意下さい。

という事でスマートコントロールキーについては少し残念な点があります。

しかしながら、ポケットキーを身に着けておればドアのロック・アンロックが出来るし、タグキーでボタンを押してからタッチすればロック・アンロックが出来るので便利です。

ドアのロックのリアルタイムでの通知や現在の鍵の状態がスマホで確認出来るようになれば満足度はかなりアップするのですがチョット今の時点では無理のようですね。


さらにアップルウォッチやiPhoneでのショートカット機能も使えるようになれば最高です。

あとは使い方に慣れるだけですね。



まとめ

今回は玄関のドアの防犯機能アップという事でガラス面を防犯ガラスに入れ替えを計画していたのが防犯ガラスに入れ替えが出来ないと言う結果となった為玄関ドア自体を交換する流れとなってしまいました。

まあ、20年少し経過している玄関ドアなのでパッキンなどゴムの部分などに亀裂や千切れている所もあったので丁度良いタイミングだったかも知れません。

玄関の鍵の操作については、物理キーで開けたり閉めたりするのが結構面倒だし鍵の掛け忘れの懸念もあったのでセサミ4などのスマートロックを利用して開閉を行っていたのですが、今回オプションのコントロールキーを使えばドアの取っ手にタッチすれば開閉が出来るのでこれはこれで便利になり満足しています。
(ただしリアルタイムな開閉通知が無いのが非常に残念)

さらに防犯機能もアップしたのでガラス面の破壊による侵入の心配も無くなり、ピッキング対策も出来ているのでより安心感もあります。

以前から欲しかった通気機能もあるので嬉しいですね。

家自体の雰囲気も玄関ドアを交換することで一変したので良かったです。

少しお高い買い物ですが満足出来るリフォームの一つでした。

関連情報

防犯上の観点から玄関ドアをリフォームその検討と経緯をご紹介(事前検討編)

防犯上の観点から玄関ドアをリフォームその検討と経緯をご紹介(交渉編)

YKKAPのドアリモに交換してどうだったのかその後の感想


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