先日、千葉で駐車場から車が急発進して向かいの公園に突っ込んで公園で遊んでいた人達に怪我をさせた事故がありましたよね。
これこそ最もブレーキペダルとアクセルペダルを間違って踏む可能性がある事例なんです。
この事故が物語っているのは
運転手はブレーキペダルを踏んでいるのに車が急発進した。
と言う物です。
では運転手は本当にブレーキペダルを踏んでいたのでしょうか?
実際はアクセルペダルを踏んでいたのです。
それが本人はブレーキペダルと錯覚しているのです。
その危険とは
ヒントになるのは
この運転手が車を急発進させた直前に行っていた行為が物語っています。
その行為とは
精算機で駐車料金を支払う手続きをしていたと言う点です。
では何故駐車料金を支払う手続きが危険なのでしょうか?
それは、駐車料金を支払う精算機と車を横付けする間隔に危険が潜んでいるのです。
何故か
精算機にピッタリと横付け出来ておれば、精算を右手を伸ばすだけで簡単に操作出来るのだが、少し離れて車を止めてしまった場合は手を伸ばすだけで精算が出来ない状態になると言う点です。
そのために
腕を精算機までに伸ばしたが届かず、腰を浮かせて手を伸ばして精算しようとします。
▲このように窓から体を乗り出して精算しようとします。
この時
腰が浮くと同時に右足がブレーキペダルから離れる事になるのです。
その時、車がクリープ現象で前に少し前に動いた事に反応して再びブレーキを踏もうとするのですが、
ここ一番重要
再度ブレーキペダルを踏もうとした時に、腰や腕が右の精算機に伸ばしているので、そのまま右足をブレーキペダルに置いたつもりでも、体の状態が右に移動しているのでアクセルペダルを踏む事になってしまうのです。
1)通常はこのようにブレーキペダルを踏んでいます。
2)腕や体を外に出すことで足の位置も外側に引っ張られます。
▲ブレーキを踏む位置が中央から右端にずれて行っています。
3)腕や体を外にだすことで足がブレーキから外れてしまいます。
4)ブレーキペダルから足が離れて車が少し動いたので慌ててブレーキを踏むと
▲慌ててブレーキを踏むと体と足が外に引っ張られているのでアクセルを踏むことになってしまうのです。
これが一番危険なのです
自分で右足を同じブレーキペダルの位置に戻して踏んでいるつもりなんだけど
体が右に移動しているので、そのままブレーキペダルを踏んだらアクセルペダルを踏む事になってしまうのです。
これがブレーキを踏んだのに車が発進してしまったと言う主な原因です。
この経験は私もあります。
この時は無事乗り切りましたが
一度離れたブレーキペダルには簡単に同じブレーキペダルに戻せない事を十分理解すべきです。
自分の意識でブレーキペダルから足を離した場合には、簡単にブレーキペダルに戻す事が出来ますが、何らかの作用で足が離れてしまった場合は簡単に元に戻せないと言う点です。
ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違う決定的な原因は、その運転姿勢にあると言えるでしょう。
ここで一番の問題は、駐車料金を精算するときにブレーキペダルだけで操作をし、車を機能的に完全に停止させていなかった事が最大の問題です。
車を停止させた時、必ずドライブをパーキングに入れるかニュートラルにしてサイドブレーキを確実に掛けてから精算する方法です。
精算所にベタ付け出来れば簡単に精算できそうだが、やはり危険を考慮し車を確実に停止状態にするのが一番無難でしょう。
車を精算機にベタ付けする時に、車を精算機に当ててしまったり、タイヤを擦ってしまったりする可能性もあります。
それに初めて利用する精算機の場合は、どこにお金を入れて、どこからお釣りやレシートが出てくるかも判りません。
事故はこのような時に、足の力が緩んだり無意識な状態で自分の思いと反する行動を取る事があるからです。
ですから、そのような無意識の行動を回避する為に車を完全に止めると行為が必要となって来るのです。
車を運転中に車のダッシュボード付近にジュースの缶が置いてありました。
それが何らかのはずみでダッシュボードから落ちたのです。
運転手は落ちたジュース缶を拾おうとして、そのまま運転しながら右手でハンドルを持ち、左手でジュース缶を拾おうとして左手を伸ばしたのです。
自分では右手は真っ直ぐに固定し、視線は前方と落ちたジュースを交互に見ながらタイミングをはかってジュースを掴んだ瞬間、車をぶつけてしまったのです。
原因はジュースを取ろうと左手を足元に伸ばして取った瞬間に右手のハンドルも左に切っていたのです。
本人は左にハンドルを切っているつもりは無いんだけど、左手を伸ばす事でハンドルも左に切る行為に繋がったのです。
これも無意識の行為の一つです。
この時も、車を路肩に止めてさえいれば事故は防げたはずです。
このように運転中の運転以外の行為には危険がつきまといます。
運転中は無理なことはせず車を確実に停止させてから行いましょう。
この精算機による精算の事例では、必ずサイドブレーキで車を確実に停車させた状態で行うようにして下さい。
キッチリとしたドライビングポジションの場合は普通ブレーキとアクセルは間違いませんが、ドライビングポジションが崩れた状態で運転するような状態となった場合は簡単にアクセルとブレーキを間違う可能性があるので注意が必要です。
ブレーキとアクセルペダルは形状も位置も異なるので間違わないと思っている貴方、間違う可能性があります。
確実に車を停車させてから操作して下さいね。
関連情報
これこそ最もブレーキペダルとアクセルペダルを間違って踏む可能性がある事例なんです。
この事故が物語っているのは
運転手はブレーキペダルを踏んでいるのに車が急発進した。
と言う物です。
では運転手は本当にブレーキペダルを踏んでいたのでしょうか?
実際はアクセルペダルを踏んでいたのです。
それが本人はブレーキペダルと錯覚しているのです。
この場面には大きな危険が存在している
その危険とは
ヒントになるのは
この運転手が車を急発進させた直前に行っていた行為が物語っています。
その行為とは
精算機で駐車料金を支払う手続きをしていたと言う点です。
では何故駐車料金を支払う手続きが危険なのでしょうか?
それは、駐車料金を支払う精算機と車を横付けする間隔に危険が潜んでいるのです。
何故か
精算機にピッタリと横付け出来ておれば、精算を右手を伸ばすだけで簡単に操作出来るのだが、少し離れて車を止めてしまった場合は手を伸ばすだけで精算が出来ない状態になると言う点です。
そのために
腕を精算機までに伸ばしたが届かず、腰を浮かせて手を伸ばして精算しようとします。
▲このように窓から体を乗り出して精算しようとします。
この時
腰が浮くと同時に右足がブレーキペダルから離れる事になるのです。
その時、車がクリープ現象で前に少し前に動いた事に反応して再びブレーキを踏もうとするのですが、
ここ一番重要
再度ブレーキペダルを踏もうとした時に、腰や腕が右の精算機に伸ばしているので、そのまま右足をブレーキペダルに置いたつもりでも、体の状態が右に移動しているのでアクセルペダルを踏む事になってしまうのです。
1)通常はこのようにブレーキペダルを踏んでいます。
2)腕や体を外に出すことで足の位置も外側に引っ張られます。
▲ブレーキを踏む位置が中央から右端にずれて行っています。
4)ブレーキペダルから足が離れて車が少し動いたので慌ててブレーキを踏むと
▲慌ててブレーキを踏むと体と足が外に引っ張られているのでアクセルを踏むことになってしまうのです。
これが一番危険なのです
自分で右足を同じブレーキペダルの位置に戻して踏んでいるつもりなんだけど
体が右に移動しているので、そのままブレーキペダルを踏んだらアクセルペダルを踏む事になってしまうのです。
これがブレーキを踏んだのに車が発進してしまったと言う主な原因です。
この経験は私もあります。
この時は無事乗り切りましたが
一度離れたブレーキペダルには簡単に同じブレーキペダルに戻せない事を十分理解すべきです。
自分の意識でブレーキペダルから足を離した場合には、簡単にブレーキペダルに戻す事が出来ますが、何らかの作用で足が離れてしまった場合は簡単に元に戻せないと言う点です。
ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違う決定的な原因は、その運転姿勢にあると言えるでしょう。
事故を防ぐには
ここで一番の問題は、駐車料金を精算するときにブレーキペダルだけで操作をし、車を機能的に完全に停止させていなかった事が最大の問題です。
車を停止させた時、必ずドライブをパーキングに入れるかニュートラルにしてサイドブレーキを確実に掛けてから精算する方法です。
精算所にベタ付け出来れば簡単に精算できそうだが、やはり危険を考慮し車を確実に停止状態にするのが一番無難でしょう。
車を精算機にベタ付けする時に、車を精算機に当ててしまったり、タイヤを擦ってしまったりする可能性もあります。
それに初めて利用する精算機の場合は、どこにお金を入れて、どこからお釣りやレシートが出てくるかも判りません。
事故はこのような時に、足の力が緩んだり無意識な状態で自分の思いと反する行動を取る事があるからです。
ですから、そのような無意識の行動を回避する為に車を完全に止めると行為が必要となって来るのです。
以前こんな事例もありました
車を運転中に車のダッシュボード付近にジュースの缶が置いてありました。
それが何らかのはずみでダッシュボードから落ちたのです。
運転手は落ちたジュース缶を拾おうとして、そのまま運転しながら右手でハンドルを持ち、左手でジュース缶を拾おうとして左手を伸ばしたのです。
自分では右手は真っ直ぐに固定し、視線は前方と落ちたジュースを交互に見ながらタイミングをはかってジュースを掴んだ瞬間、車をぶつけてしまったのです。
原因はジュースを取ろうと左手を足元に伸ばして取った瞬間に右手のハンドルも左に切っていたのです。
本人は左にハンドルを切っているつもりは無いんだけど、左手を伸ばす事でハンドルも左に切る行為に繋がったのです。
これも無意識の行為の一つです。
この時も、車を路肩に止めてさえいれば事故は防げたはずです。
このように運転中の運転以外の行為には危険がつきまといます。
運転中は無理なことはせず車を確実に停止させてから行いましょう。
まとめ
今回は、自分ではブレーキを踏んでいるつもりだがアクセルを踏んでしまっていたと言う点について考えてみました。この精算機による精算の事例では、必ずサイドブレーキで車を確実に停車させた状態で行うようにして下さい。
キッチリとしたドライビングポジションの場合は普通ブレーキとアクセルは間違いませんが、ドライビングポジションが崩れた状態で運転するような状態となった場合は簡単にアクセルとブレーキを間違う可能性があるので注意が必要です。
ブレーキとアクセルペダルは形状も位置も異なるので間違わないと思っている貴方、間違う可能性があります。
確実に車を停車させてから操作して下さいね。
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