洗濯機に防振ゴムを設置すると振動は改善?防振ゴムは簡単に設置出来るのか? - よっちことサン太

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2018年8月31日金曜日

洗濯機に防振ゴムを設置すると振動は改善?防振ゴムは簡単に設置出来るのか?

先日購入した洗濯機(PnasonicのNA-VX8800R)の床への振動が気になるので防振ゴム(hmd-5510)を設置する事にしました。

洗濯機自体は以前から使っていた東芝のTW-G500Rよりはるかに静かになっているのですが、何故か床への振動が大きい事に気づいたので対策をとってみました。




このPnasonicのNA-VX8800Rの洗濯機は洗濯時や乾燥時には気にならない程静かになっています。

音や振動で気になる部分と言えば、「槽自動洗浄時」の水が洗濯機の内壁に強い勢いで水を掛けて洗う際の水の当たる音。(まあ機能的な物ですから良しとしましょうね)

そして、すすぎの立ち上がり時の振動(なんか揺れが大きいような)
そして、脱水時の床の振動が気になる部分です。

音自体は結構抑えられているようなのですが、洗濯機の足から床に振動が伝わる部分の処理が甘いようで、洗濯機の振動が床に伝わり、近くの洗面所で顔を洗っていると足裏と洗面台から振動が伝わってきます

我が家の場合は一軒家なので階下には誰もいないので迷惑を掛ける心配は無いのですが、あんまり振動が伝わると洗面台などに影響があってはいけないのと、何時までも気にし続けないといけないと言う事で対策を検討した結果。

洗濯機の足に防振ゴムを取付ようと言う事になりました。



男一人と妻で防振ゴムを設置することが出来るのか

しかし

既に設置されている洗濯機の足に防振ゴムが取り付けられるか?
と言う点です。

洗濯機の重量をカタログで調べてみると何と79Kg!
この重さでは一人で持ち上げるのは無理!

この作業に協力してくれる人間は、妻だけです。

と言う事で、作業のシュミレーションをしてみました

まず
私が洗濯機の奥側の上に付いている取っ手に手を入れて手前に傾けられるかをテスト
チョット気合を入れて手前に引っ張ると
「ブチッ」と洗濯機の足が床から離れる音がして手前に引っ張る事が可能でした。

次に
私と妻との作業ですから、妻に防振ゴムを入れてもらえるかを実験。
すると、何か要領を得ずで無理な感じ。
仕方が無いので
洗濯機を妻に保持してもらえないかどうかとテスト
私がある程度手前に傾けると洗濯機のバランスが取れて力が無くても保持出来る状態となり、その状態で妻に洗濯機を支えてもらう事が出来そうだとの結論となる。

そして
どのように洗濯機の一番遠い奥の足に防振ゴムが入れられるかを検討。
洗濯機の奥には2面の壁があるので、その壁が邪魔して直接防振ゴムを設置するのは無理そう
そこで
防振ゴムを少し長めの棒を使って奥の足の下に移動させて設置してみようと言う事にした。
ある程度洗濯機を手前に傾けると上から防振ゴムを設置する位置が確認出来るので大丈夫だと言う結論です。

後は
手前の足の部分の防振ゴムの設置方法だが、これは奥側の防振ゴムが設置出来れば奥側に洗濯機を押せば手前の足が持ち上がるはずなので問題は無いと思う。
ただ、バランスが取れるまで持ち上げる事が出来ないので妻一人で果たして持ち上げ続けられるかは疑問。
もしダメな場合は、足の近くに棒状の物を入れて「てこの原理」で持ち上げる事は出来ると判断する。

と言う事で
この方法で洗濯機の足に防振ゴムを後から設置するのは可能だと判断するに至る

と言う事でさっそく防振ゴムを注文。


注文した防振ゴムは
色々と調べてみるとこれが結構良いとの情報がありました。
注文したのはhmd-5510です


hmd-5510 高さ調整・防音・防振ゴムマット
タツフトファシリティサプライ
この商品には高さが25mmと45mmの2種類があります
そこで悩んだのが、どちらのサイズにすれば良いのかと言う点です。

我が家の問題は洗濯機の振動の軽減が目的で、ついでに音が少しでも小さくなればと言う事も期待します。

次に、防振効果が優れているのは25㎜と45㎜のどちらなのかと言う点です。

パンフレットを見ても何も書かれていません。
ただ45mmの使用目的を少し見てみると、洗濯機のかさ上げを目的に、そして防振効果も期待出来るとなっています。

我が家ではかさ上げの目的は無い。
あまり高さのある防振ゴムを取り付けると左右の揺れが大きくならないかが不安だったので、検討の結果25mmにする事にしました。
また、設置場所によっては上に水道の蛇口があったりするので高さの確認も重要です。

洗濯機の排水や清掃の為に洗濯機のかさ上げをする目的がある場合は、45mmの方や45㎜と25㎜の2枚重ねをする方法もあります。

注意点
この商品のレビューを見ていると、防振ゴムの匂いがキツイとの情報が沢山ありました。

そこで届いた商品の匂いを嗅いでみると、やはり臭い!
でも、非常に強烈か?と言えば・・・・・何とも言えない感じです。

ただレビューにもあったので一応洗ってみる事に
まず、キレイキレイの除菌用のハンドソープで軽く洗ってみると、すすいだ水が黒く色が付いていました。

その後、手の消毒用のアルコールがあったのでそれをスプレー。
そして再度水洗いを実施。

そんなに劇的に匂いが改善したとは思いませんが、防振ゴムの汚れが洗剤で洗う事により取れたので多少は匂いが軽減になっていると思います。
設置後、洗濯場に入っても「くっさー!」って感じていませんので私的には大丈夫ですね。
匂いに敏感な方が居られたら、一応洗って暫く放置してからお使いになられる事をお勧めします。


届いた商品は

この箱に入っています

箱の中身は防振ゴムが4つ入っています。

形状
上の部分(洗濯機の足を載せる部分)
▲洗濯機の足はこの部分の中央に置きます。

裏側
▲振動を吸収するように裏側はメッシュ状に空間あります。

側面
▲形状は台形です。



防振ゴムの設置手順
設置前の洗濯機の状態
▲我が家の環境は、洗濯機と洗面台の間隔が狭いのでランドリーワゴンの設置は非常に苦労しました。
ランドリーワゴンのフレームは鉄製で床に高低差があるので直接置けない為、木で土台を作ってその上にランドリーワゴンのフレームを置いて、そのランドリーワゴンのフレームが動かないように、穴を開けて結束バンドで固定。

さらに、ランドリーワゴンのフレームを確実に固定するために壁側にフックを取り付けて固定しています。
また、足の部分も振動で動かないように両面テープでフックを固定しています。

このようにしてランドリーワゴンと洗濯機の間隔を10mm確保。
これで洗濯機が横揺れしても接触しないようになっています。
もうギリギリです(^^;;;

1)洗濯機と洗面台の間のランドリーワゴンを取り外し

2)洗濯機を奥の取っ手を持って手前に傾ける
▲私が洗濯機を手前に傾けてから妻に保持してもらいます。
洗濯機を力を入れなくても保持出来る状態まで傾けてから妻にバトンタッチです。

3)防振ゴムを奥側の2ヶ所に設置
▲奥側は手が届かないので棒状の物でその場所に誘導して設置します。

4)洗濯機を防振ゴムの上に降ろす
▲奥側に防振ゴムを設置した後は、洗濯機の足が中央に来るのを確認します。

5)奥側の防振ゴムを設置したら、洗濯機の前の上の部分を押して手前の部分を持ち上げて前側の防振ゴムを設置します。
※この洗濯機の前の部分を押して持ち上げる作業は妻では無理だったので、私が持ち上げて妻が足の下に防振ゴムを設置する方法をとりました。
▲前側の右側の足は手前から入れる事が出来なかったので、手前の左から入れて奥まで移動して設置しました。

6)前側の防振ゴムの位置の微調整は、洗濯機の足の部分の側に鉄のパイプを入れて「てこの原理」で持ち上げて調整。

7)洗濯機の水平を確認して、微妙に狂っている場合は調整します。
    8)ランドリーワゴンを元に戻して完成です。
    ▲ランドリーワゴンを元の状態に設置したところ、洗濯機の排水ホースの位置が上に上がってしまって、ランドリーワゴンの土台が干渉してしまいました。
    そこで土台に20mm程度の足をねじ止めしてランドリーワゴンの土台もかさ上げを実施して設置完了となりました。

    防振ゴム設置について
    洗濯機を片方づつ交互に傾けるとそれ程大きな力が無くても洗濯機の足の部分を持ち上げる事は可能です。
    但し、洗濯機の置いている場所により作業がし難い場所もあるので工夫が必要な時もあります。
    大人の男性二人での作業なら何ら問題無く設置可能です。
    奥さんと二人で作業する場合は、少し工夫が必要かも知れませんね。
    防振ゴムを一旦設置しても、前を上げたり下げたりすると微妙に防振ゴムの位置が動くので注意が必要です。

    そして何より指をつめたりしないように安全第一に作業するようにして下さいね


    防振ゴムの効果はどうだったのか?

    洗濯機の振動や音については、設置している場所とその建物の構造にも大きく左右されると聞いています。
    例えば、軽量鉄骨などの様な後から増設した揺れやすいベランダに洗濯機を設置した場合は土台部分が揺れやすい為振動や音も出やすいようで、そのような場合は防振ゴムを設置してもあまり効果が無いかも知れないので注意が必要ですね。

    我が家の場合は、洗面台に設置されている洗濯用のパンの上に設置です。
    そして構造的にはシッカリしていると思うので振動については効果があると期待して設置しました。

    振動効果
    設置前は、脱水時に床への振動が大きく隣の洗面台に触れると振動が良く解る状態。
    そして洗面台で顔を洗っていると、足元と洗面台からの振動が来るのでやはり気になる状態でした。

    今回防振ゴムを設置したところ、床や洗面台に伝わる振動はある程度改善されましたが、やはり完全に振動を抑える事は出来ませんでした。
    床から来る振動は「ブブブブ・・・・」と言ったように連続で振動していましたが、防振ゴムを設置したところ、以前よりはかなり改善されましたが、やはりまだ振動が残っている状態で完璧とは言えません。

    そこでもう一つの改善策として
    洗濯機の脱水時の洗濯槽の回転数を下げる方法を試してみました。
    我が家のPanasonicのNA-VX8800Rの場合は、設定で脱水時の洗濯槽の回転数を下げる設定をする事が出来るようになっています。

    しかし、回転数を下げると洗濯時間が長くなる可能性があるとも記載されています。
    この洗濯時間が長くなるというのがどの過程で長くなるのかがチョット不明です。
    例えば、脱水時の回転数が下がった事でその分長く脱水する必要があるのか?
    それとも脱水時に脱水しきれていない水分を乾燥させるのに乾燥時間が長くなるのか?
    という点です。

    まあ、試しに実施してみようという事で設定。
    すると、振動についてはかなり改善され足元や洗面台からの振動はほとんどありません。
    勿論脱水時の回転数が下がるのですから、音も小さくなっています

    後は、回転数を下げたことによる洗濯時間が延びる事、そして洗濯時間が延びれば電気代も上がる可能性が気になります。

    でも、考えてみると振動を気して使い続けるよりも例え洗濯時間が仮に10分延びたところで影響は無いですね。
    それに仮に10分乾燥時間が掛かっても大した話しで無いかも知れません。

    それよりも、音と振動の少ない洗濯機を使う方が精神衛生的にも良いですからね。

    という事で、我が家の振動対策は「防振ゴムと脱水時の槽の回転数を下げる」対策で完了しました。


    音の効果
    設置前、すすぎの段階で若干洗濯機が共鳴していたような音がなっていましたが、設置後は気にならないレベルになっています

    と言うのは、設置前は洗濯機の足が洗濯パンに足が吸い付いている状態で完全に密着している状態であったので、振動が発生した場合には揺れの逃げ場所が無いので、変な場所から音が鳴っていました。
    それが、足に防振ゴムをつけた事で足に若干の遊びが出来たことから変な場所からの振動が軽減されたような気がします。

    「音自体が小さくなったのか?」と言えば、その部分は劇的な変化はありませんでした。
    元々洗濯機自体から発生する音の場合、防振ゴムを使用したとしても軽減されるとは思えないからです。
    もし、騒音の原因が洗濯機を設置している床部分にあるのであれば改善は若干期待できると思います。
    これも、それぞれの洗濯機の設置環境により効果は異なると思います。

    電気代について
    洗濯機の基本設定は
    • 「おまかせコース」
    • 「脱水時の洗濯槽の回転を下げる」
    • 「自動槽洗浄」
    • 「ジェット乾燥」
    洗濯量は約0.8の数値:洗濯から乾燥までの時間は約150分
    洗濯から脱水まで:0.14Kwh
    乾燥:0.69Kwh
    合計の使用電力:0.83Kwh
    電気代=0.83Kwh×27円(1Kwhを27円で計算)=22.41円
    という結果でした。
    毎日1回なら1か月で約700円程度ですね。結構安いね。


    まとめ

    今回防振ゴムを設置した目的は、床の振動軽減と振動による共鳴の改善が目的でした。

    足に防振ゴムを設置することで、洗濯機の振動を防振ゴムが受取り吸収することで、ある程度床面への振動が軽減されました。
    しかし、それだけでは不十分だったので脱水時の洗濯槽の回転数を下げる対策を実施することとなりました。
    この2つの対策で、私としては大変満足な結果となりました

    また、防振ゴムを設置することで若干洗濯機の横揺れが大きくなったような気もしますが、そのように揺れる事で振動を逃がす事が出来ているのであれば、効果が出ている証拠ですよね。

    と言う事で、今回設置した防振ゴムは25mmの高さで丁度良かった気がします。
    もし、45mmならもう少し横揺れが大きくなった気がするからです。

    単に振動の軽減なら十分25mmでも十分効果があるので、かさ上げが目的で無い場合は25mmで良いと思います。
    もし、それでも改善が少なければ脱水時の槽の回転を下げる設定を行うのも一つの方法ですね。

    日頃運動しない私は、翌日軽い筋肉中に・・・・・
    でもこれで悩みの一つが解消したので満足です。


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