我が家では屋外での設置出来るATOM
CAM2(防水機能)を利用してその映像をAmazon Echo Show5やEcho
Spotに映像を映しています。
ただ普通にアレクサに依頼すれば一定時間が過ぎると画面が元に戻ってしまうので、自分が見たいタイミングで映像を呼び出す方法をご紹介します。
我が家では玄関まわりは2台のカメラを設置しています。
ひとつは駐車場を含め玄関全体を見渡せる位置に設置、もう一台は玄関付近が見れる位置にカメラを設置しています。
1)GENBOLTのカメラは設置した当時は、モーションセンサーに反応した映像をアプリで確認していたのですが段々面倒臭くなって最近は放置の状態となっています。
そしてさらに感知範囲やセンサー感度を調整したり色々と試行錯誤しても、庭木がなびいて反応したり、太陽の日陰で反応したり、夜になると表を通る車のライトで反応したりと反応が多くて時間帯と感知反応を縮小せざるを得なくなってしまいました。
結局はカメラが設置してる範囲で何か気配が感じた時にアプリを立ち上げて確認する状況となっています。
後日アプリで遡って確認する事は殆ど無くなってきました。
2)ATOM CAM2は防水機能が備わったという事で低価格なので試しに購入したカメラです。
このカメラについても範囲内で人を感知すれば通知するように設定をしたのですが、車や夜間のライトでも反応するので時間帯設定などを使って設定に注意する必要があります。
ただこのATOM CAM2については便利な使い道があり今回はそれをご紹介します。
ATOM CAM2の便利な使い方
その使い方とはAlexaを使ってATOM CAM2の映像を呼び出す方法です。
方法その1(口頭で指示)
このATOM CAM2はAlexaに対応しているので、Echo Showなどの端末から「玄関のカメラを見せて」などと呼びかけるとEcho
Showなどに映像を映してくれます。
これなら自分がカメラの映像を確認したい時にスマホを出さなくても見れるので非常に便利ですよね。
でも、この方法だといちいち口で「玄関のカメラをみせて」と呼ばなくてはならないし家族が側にいると、「どんだけカメラが気になるんだよ!」と突っ込まれる場合もあるかも知れません。
そして折角カメラの映像を呼び出しても数分で映像が終了してしまいます。
本当は指示するまでずーと映像を映して欲しいんだけどそれが出来ない設定となっています。
方法その2(タッチで指示)
そこで対策として口でいちいち「玄関のカメラをみせて」と言わなくても映像が見れないかと試してみました。
その方法はEcho
Showなどをタッチして「玄関のカメラを表示させる」と言う方法です。
Alexaのホーム画面
▲左下にある指をさしているボタンをタッチします。
タップでAlexa画面が表示されます。
これはEcho Showなどで以下のように設定します。
1)設定⇒ユーザー補助⇒タップでAlexa(タップしてAlexaと対話)
すると画面に指のマークが表示されるのでそれをタッチします。
タッチすると「タップでAlexaの画面」が表示されるようになります。
そして+新規追加のボタンがあるのでそれをタッチします。
すると「Alexa,●●●・・・・・・・」と言う表示となるので、この部分に「玄関のカメラを見せて」などのフレーズを登録します。
すると先ほどのタップでAlexaの画面が表示され「玄関のカメラ」と言うボタンが表示されるようになるのでそれをタッチすると玄関のカメラが見れるようになります。
方法その3(センサーで反応)
これが本題です。
その方法は
Alexaの定型アクションでカメラのモーションセンサーが反応した時にEcho
Showなどに映像を映す方法です。
この方法であれば、カメラを設置している範囲に何か反応があるとその映像を自動的にEcho
Showなどに映してくれるのです。
これって便利でしょう。
これがAlexa対応カメラの便利な点です。
流れ
①カメラがモーションセンサーに反応する。
②スマホに通知が届く
③Echo Showなどに映像が自動的に表示される
④暫くして映像が消えホーム画面に戻る
①そして再びセンサーが反応する
この繰り返しとなります。
就寝時間(出勤中)など自分が映像を見たくない時間帯はモーションセンサーの時間設定を行う事で映像を映さないように設定しておきます。
この機能を使えば
宅配便が来たとか、ポストに郵便物が入ったなどと言った事も確認できます。
また水道や電気の計測などで人が敷地内に入った時も即確認出来るので便利です。
注意点
注意点は映像に遅延が発生する点です。
スマホなどのアプリで映像を確認する場合は、遅延は1秒も無いと思いますが、Echo
Showなどに表示される映像には遅延が発生すると言う点です。
これは、映像が一旦Amazonのサーバーに届いてから戻ってきて表示される事となるのでその通信手順により遅延が発生します。
ただその遅延も呼び出すタイミングで遅延の大きさも変化し設置している通信環境にも影響すると考えられます。
私の環境での遅延は3秒程度です。
この程度の遅延の場合は、玄関に車が停車するとモーションセンサーが反応してEcho
Showなどに映像が表示されるのに約10秒かかります。
その後表示される映像は3秒程度遅延がある言う事になります。
玄関に車が止まったかな?
と思ったらモーションセンサーが反応してスマホに通知が届いて
そのEcho Showなどが映像を映す準備をしている様子が表され
そして映像が表示されます。
その時の映像はその車から降りて来る人がインターフォンを押す直前のタイミングです。
私としてはこれぐらいの遅延は問題ありません。
如何でしたか?
私は非常に気に入っているので今回ご紹介をさせて頂きました。
Alexaの定型アクションの登録方法
では簡単に定型アクションの登録方法をご紹介します。
1)Alexaアプリを起動
2)定型アクションを選択
3)+ボタンを押して新しい定型アクションを作成
4)定型アクション名:玄関のカメラ表示など
5)実行条件:スマートホームを選択し「玄関のカメラ(私の環境では)」を選択
6)モーション:検出を選択
7)表示させたいデバイスを指定しておきます(Echo
Show5など)
8)保存
こんな感じです。
スマートホームを選択の部分はAlexa対応カメラの登録時に付けた名前が表示されますのでそれを選択します。
まとめ
普通の監視カメラを設置していると自分の見たい場面では、アプリを立ち上げる必要があるので使うのがおっくうになるのですが、このAlexa対応のカメラであれば自動的に映像をEcho
Showなどに映してくれるので非常に便利です。
ただ、欲しい機能がそのAlexa対応のカメラに備わっているかどうかは良く検討する必要があります。
表が何か騒がしいと感じた時に手軽に映像を見るという点においては十分私を満足させてくれています。