今までなんで気づかなかったのか不思議ぐらいあれば便利な設備なので紹介をさせて頂きます。
設置方法は特に難しい訳では無く届いた商品を組み立てて水道の蛇口に接続するだけで使えます。
今回購入した屋外流し台を選んだ条件も含めてご紹介します。
我が家では家の前の駐車場に屋外水栓を設置しています。
これは家を購入した際に何も考えずに設置して頂いた設備です。
しかしこの屋外水栓は使い勝手が非常に悪いのです。
車を洗車するのにホースを接続して使うだけなら何ら問題は無いのですが、その水栓で洗い物をするときに不便なのです。
靴を洗ったり、庭の手入れをした時の洗い物だったり、外で使った雑巾を洗ったりするときに屈んで使わないといけないんです。
しかもその水栓の流しの(パン)部分が良く汚れるので、それを洗おうとしたら体を前かがみにしないと綺麗に洗えないんです。
若い頃ならそれでも良かったのですが年齢を重ねると辛いです。
そこで考えたのが洗面台と同じような高さの屋外流し台が設置出来ないかとと言う点です。
そして調べた結果が今回ご紹介する屋外流し台です。
今回購入した商品はこれ
RARE count 流し台 シンク 厚みあり 堅めのシンク ステンレス制 キッチンシンク ステンレスシンク 台所用流し台 ステンレス流し台 シンクセット (304厚みプラス51型)
この商品を選んだポイントは
- 流し台の高さ
- 流し台の幅
- 接続方法
- 流し台のシンクの厚み
- S字ストラップは不要
内容を整理すると次のとおりです。
1.立った状態で楽に使える高さであること。
高さは80cmとなっていたので普通の洗面台と同じ位の高さなので問題ありません。
2.今の場所に設置出来る幅であるのか。
この商品の場合は、43cm.51cm.61cm.80cm.120cmと選べる事ができ我が家の水栓パンの邪魔にならない様に設置出来るサイズ51cmを選択する事が出来ました。
これが非常に重要で狭い物を購入してしまうと水栓パンが邪魔をして設置出来ないので注意が必要です。
3.今の屋外水栓に簡単に接続出来ること。
今回購入した屋外流し台に簡単に接続出来ないと困るので良く調べてみました。
作業的には今ある屋外水栓の蛇口にホース用のコネクタを取り付けて接続するだけで使えるようになるので簡単でした。
4.流し台のシンクの厚み
色々と商品を調べていると流し台のシンクの厚みが薄くて「ペコペコ」していると言った情報も沢山ありました。
そこでその部分がシッカリしている物を探したところこの商品となったのです。
物を洗う時に流しにおいて作業している時に力を加えると「ペコペコ」していたら嫌ですからね。
この商品の場合はステンレス鋼で厚みプラスとなっていたので決めました。
5.S字ストラップは要らない
S字ストラップとは排水溝から匂いが出てこない様にS字になった配管に水を溜める機能を持ったホースです。
このストラップは屋内であれば必要なのですが、今回は屋外で既設の屋外水栓に直接排水する方法ですから余分なストラップは不要なのです。
S字ストラップがあればゴミや汚れが付着するので掃除の必要もあるので要りません。
今回購入した商品は排水が直管となっているのでストレートに排水されるのでゴミを残しません。
という事で今回この商品を選択した理由をまとめてみました。
では実際に設置してどうだったのかをこれからご紹介します。
設置場所について(ちゃんと置けたのか)
一応計算してこの51cmのタイプにしたのですが、設置してピッタリでした。
もう少し小さいタイプだと下の排水パンに当たって設置出来なかったのですがこのサイズで問題ありませんでした。
そしてその上にある物置台も排水パンに当たらず邪魔にならずに設置出来ています。
質感
商品自体は滅茶苦茶軽いです。
片手で流しを持ち上げられるぐらいの感覚です。
もうちょっと重ければ流し台が安定するだろうとは思うのですが価格を考慮すると仕方ないレベルです。
但し、流しの部分のステンレスは広告のとおりシッカリしていたので安心です。
キッチリ設置さえすれば気にならないかも知れません。
流し台
▲これが流し台の写真です。蛇口の取付けは左右選べるようになっており左右の隅に予め穴が空けてありその蓋を外して蛇口を取付ます。
蛇口は付属されています。
排水溝には蓋が付いており、さらにゴミ受けも装備されています。
見た目ステンレスでそこそこ厚みがあるので通常の使用において安っぽさはありません。
蛇口
▲蛇口はこんな感じです。レバー式でレバーを上げると水が出るようになっています。
取付について
付属品に必要な物全て揃っていたので取り付けに苦労する事はありませんでした。
作業中に手を怪我してはいけないと言う配慮もあり軍手まで付属していたのは嬉しかったですね。
組立手順は
- 土台の棚のある部分にステンレスの棒を4ヶ所差込
- その差し込んだ土台と棒の部分にシンクの部分を差込
- シンクにある蛇口の穴の蓋を外してから蛇口を取付
-
蛇口の底の給水部分と既存の水栓をホースで接続
- 排水溝にパイプを接続して既存の排水溝に差す
これで完了ですね。
注意点
上記4の蛇口の底から既存の水栓にホースを接続する方法ですが、付属しているのは金属の網の様なネジの付いたホースとホースコネクタです。
付属のホースは両端がオスのネジになっているので購入した流し台の蛇口にはそのまま接続できますが、既存の蛇口にはそのままでは接続できません。
ですからその部分の接続は家にある散水用のホースを流用して接続する必要があります。
家にあるホースを1m程度の長さに切断してからホースのアダプタを流し台の蛇口から既存の屋外水栓に接続する事になるので注意が必要となります。
これで一応完成です。
チョット一工夫
屋外水栓を利用する場面は洗車の為にホースを使ったり、流し台で何かを洗ったりする場面があります。
それに対応出来ないかを考えてみました。
普通屋外水栓を利用して洗車をする場合は屋外水栓の蛇口にホースを設足してから蛇口を開けてから洗車します。
これは何故かと言うとホースのコネクタから水が漏れる可能性があるので使う時に蛇口を開けるようにしているのです。
そこで毎回流し台を使う時に流し台の下に隠れている蛇口を開閉するのも面倒だという事で水漏れの心配のない配管を考えてみました。
上にも書きましたが流し台の水栓に接続する金属製の用なホースを使ってねじ止めすれば水漏れの心配は不要だと思い早速試してみる事にしました。
▲これが従来の蛇口の先端を取り外した後アダプタを取り付けてからホースを接続した写真です。流し台の水栓のホースの取付け部分のネジにシールテープを巻きホースをねじ止め。
既存の蛇口にはそのホースが接続出来るタイプのアダプタを購入して接続しそこにシールテープを巻き接続。
アダプターの取付けは既存の蛇口の先端部分を取り外してその部分にアダプターを取り付けてホースを接続する方法です。
そのアダプタはこれです
そして流し台側の接続はこれ
このホースは付属品でしっかりシールテープ(これも付属品)を巻いて取り付けます。
このように接続すると水漏れの心配も無く安心して元栓を開放して流し台が使えます。
そして洗車用のホースの接続は新しく設置した流し台の蛇口にアダプターを取り付けて置きそれにホースを接続して使えば問題無く利用出来ます。
毎回新しい流し台の下にもぐって旧の蛇口の開閉をするのがこれで開放されました。
設置してからの感想は
今まで庭で作業していた汚れものは家まで持って入って洗っていた事もありましたが、この屋外流し台を設置したことで洗い物は全てこの流し台で出来るようになったので便利です。
屋外で使った雑巾もこの流し台で洗ってその場所で干せます。
屋外で汚れた手もここで綺麗に洗う事が出来ます。
本当に便利になりました。
今まで思いつかなかった事が悔やまれますね。