ダイソンコードレス掃除機DC62のモーターヘッドのブラシが回転しなくなったそして分解 - よっちことサン太

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2018年3月24日土曜日

ダイソンコードレス掃除機DC62のモーターヘッドのブラシが回転しなくなったそして分解

我が家のダイソンコードレス掃除機DC62のモーターヘッドのブラシが回転しなくなってしまいました。

原因を調べるために色々と試してみましたのでご紹介します。
ただし分解は自己責任でお願いしますね。



このダイソンのコードレス掃除機DC62については結構活躍してくれているので、「バッテリー交換」や「シャフトが壊れたので交換」をしたりと色々と修理をしながら使っておりましたが、今回はモーターヘッドの中に入っているブラシが回転しなくなってしまいました。

このモーターヘッドの中にあるブラシが回転しないと言う事は、手元の本体の電源部分からヘッドまでの配線かモーターヘッドに何ら問題が発生している可能性があります。


問題の確認
ダイソンコードレス掃除機DC62本体に通常使うモーターヘッドを取り付けて電源を入れてみると、モーターヘッドの中にあるブラシが回転していません。

そこで、ブラシが中に入っているアタッチメント(ミニモーターヘッド)があったのでそのブラシが動くかどうかを試してみました。

すると、アタッチメントを本体側に押さえつけるとブラシが回転し、押さえている手を離すと回転が止まる状態となっていました。

そこでモーターヘッドでも同じように試してみても何ら回転はしませんでした。

と言う事でこの原因を調べるべく以下の様に問題の切り分けをやってみました。



問題の切り分け

今回のモーターヘッドが回転しない理由を少し考えてみます。

まず考えられる理由としては

1.本体からモーターヘッドまでの電気の通り道が断線している。
2.モーターヘッドが壊れている

この2点です。


そしてその原因の箇所と考えられる部分とは
  1. 本体とシャフトの継ぎ目
  2. シャフトとモーターヘッドの継ぎ目
  3. ゴミが溜まる容器(ビン)の側にある接点
  4. 本体側の接点
  5. モーターヘッドの故障
と言う事になります。


故障の原因の箇所を一つずつ確認して行きます

1.本体とシャフトの継ぎ目
本体側の端子
このシャフトの継ぎ目の部分の下に2つの穴があります。
この中に電気が流れる電気の接点があります。
この中の部分の接点が、汚れているか劣化していて電気が流れなくなっている可能性があります。
▲接点部分のクリーニングとしては、細い綿棒くるくると回して掃除するぐらいですね。

反対のシャフト部分の端子
シャフト部分は端子が出ていますので、それを綿棒などで拭いてあげると良いですね。
▲一応我が家の掃除機でも一応綿棒で拭いてあげました。

2.シャフトとモーターヘッドの継ぎ目
これも上記の本体とシャフトの継ぎ目と同じように綿棒で掃除してあげます。

3.ゴミが溜まる容器(ビン)の側にある接点

掃除機本体の中央にある赤いレバーを一番下まで押し下げて、ゴミ容器を引っ張ると簡単に外す事が事ができます。

ゴミ容器を取り外すと、容器の中央上に2つの接点があります。
この部分が汚れているか劣化している可能性があります。
▲この接点の部分を布ヤスリなどで光るように磨いてください。
我が家の場合は、この事例では解りにくいのですが、少し茶色く変色していましたので、布ヤスリで磨いて光らせてあげました。

4.本体側の接点
これが本体側の設定ですが、見にくいですが2つの接点があります。
▲この接点の部分に埃が溜まっている場合や、接点が汚れている場合もありますので、この部分を綿棒などで綺麗に掃除してください。

モーターヘッドのブラシの回転の再確認
この時点で再度モーターヘッドのブラシが回転するか試してみると、モーターヘッドはやはり動く気配は感じられませんでした。

次に、上記で試したアタッチメントで試してみると。
装着するだけでブラシが回転し始めました。
今まではアタッチメント装着時に本体側に力を加えていないと回転しなかったのですが、メンテナンス後はアタッチメントを装着するだけで回転するようになりました。

と言う事でブラシが回転しない原因の一つはゴミが溜まる部分の容器の側にある接点」などが原因であったことが判明しました。

しかし、クリーナーヘッドのブラシは回転しません。
これは接点の問題では無く、モーターヘッド自体に問題がある可能性が出てきました。

ここまでくると、壊れているモーターヘッドだけを購入すれば問題は解決となります
そしてアマゾンにはモーターヘッドだけが販売されています。

結局はどうしたのか?

実は、「モーターヘッドのブラシが回転しないので掃除してもゴミが取れない!」との妻よりの抗議の際、急いで新しいダイソンのV8を注文してしまったのです。

実は、この原因の分析も新しい掃除機を注文してからの経過なのです。
ですから、今更モーターヘッドを購入しても意味が無いので今回は諦めました

V8の掃除機を注文する前なら、もう少し悩んでモーターヘッドを購入したかも知れませんが、急ぐあまり、ゆっくりと修理の事を考えられなかったのでこのような結果となってしまいました。(^^;

そして暇つぶしに分解
でも、やはりモーターヘッドのブラシが回転しない明確な理由を解明したくて分解にチャレンジしてみました。
分解は、ちょっと大変でした。
理由は、特殊なネジが3種類も混在して使用されていたからです。
2種類の特殊なネジは探してみると工具があったので、それを使用出来たのですが。
後1種類はどの工具も合わなかったので、最終手段としてマイナスの小さいドライバーの端をネジ穴に少し引っかけてネジて外してみました。

そして分解したのが以下の写真です。


そして原因はこれ!
モーターヘッドの真ん中はヘッドがぐるぐると回転するような構造になっているのですが、その回転する部分に配線があります
その回転部分は、一応回転しても引っ張って切れないように余裕はあるのですが、何らかの原因で白い配線が切れていたのです。

原因は、下記の中央の白い配線が切れていたのですが、以下の写真は私が結線するために被膜をめくている状態です。
▲上の白い配線の部分の被膜を破いて線を結線して、その上に魚釣り道具の鉛(しず)をペンチで挟んで固定しました。
本来はこの配線を交換するか、キッチリとした結線の方法を使うべきなのですが、我が家にはありませんでしたので応急処置として結線してみました。

そしてテストしてみると
▲これがモーターヘッドの停止している状態

回転しました
▲これがモーターヘッドが回転している状態


上にも書きましたが、一応新しいV8の掃除機を手配済なのでそれが届くまでの応急処置として暇つぶしにやってみただけです。(^^;

多分、1か月も持たずに壊れると思います。

と言う事で、モーターヘッドのブラシが回転しない原因は明らかにモーターヘッドの継ぎ目の配線の切断が原因であったことが判明しました。

この分解を、もう少し早くやっておればモーターヘッドを購入して対応したかも知れませんね。

一応ご参考に。


まとめ

モーターヘッドのブラシが回転しない場合は、電気の各接点が劣化により接触が不安定になっているケースがあるので、まずは確認されることをお勧めします。

そして、最悪モーターヘッドの交換の必要がある場合は、予算とあとどれぐらい今使っている掃除機が使えるかを考えて検討されることをお勧めします。

我が家の場合は、結構DC62は結構気に入っていたのですが、新しいのも使いたいとの事で注文となりましたが、部品さえ交換すればまだまだ使えたみたいですね。
DC62は本体がまだ十分使えますから、車用のクリーナーにする予定です。


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