その理由は浄水器を使いたかったから、そして分岐水栓が付属しているから。
今回は何故INAXの浄水器内蔵タイプにしたのか、そしてその使い勝手についてレビューします。
浄水器内蔵の水栓が必要となった理由
数年前に交換した水栓はKVK製で水の排出口はシャワーヘッドとなっているので、その部分に浄水器は取り付けできません。
浄水器の検討
1)ブリタのようにポットに入れて水をろ過して使用するタイプ
手頃な価格だが毎日水を交換したりポットを洗う必要があるし、短期間でのカートリッジの交換の必要がある。
そして浄水をのむのに冷蔵庫から取り出さないといけない。
2)電気ポットのように水を貯めておくタイプ
製品の価格もそれなりの価格で結構高い。
カートリッジも定期的に交換しないといけないし、製品自体のメンテナンスも必要となる。
さらに夏場であれば浄水した水はぬるいので氷を入れないと飲めない。
3)外付けの浄水器の設置
キッチンのシンクの下などに細工をして水を取り出す必要があるので工事が必要。
浄水器がキッチンの上に設置するタイプなら置き場所を取る。
4)浄水サーバーをレンタル
毎月定額の費用が必要で年間それなりの費用が発生する。
設置場所が必要
定期的なメンテナンスが必要でサーバー内部の汚れが気になる。
5)浄水機能が付属している水栓に交換
折角2年ほど前に交換した水栓が無駄になる。
水栓自体の価格はそれほど高くない。
カートリッジの交換はメーカーや使い方により長期間使用できる。
清掃についてはカートリッジを交換するとほぼ綺麗にできる。
ただし、キッチン内に設置する大きめの浄水器の場合はパイプが汚れる可能性もある。
これらを検討した結果
5)の浄水機能が付属している水栓に交換する事になりました。
ただ、水栓についても浄水機能がついていれば良いと言うのでは無く以下の点も考慮しました。
- 浄水機能がしっかりしていること
- 浄水カートリッジはできるだけ長く使えること
- ある程度しっかりしたメーカーであること
- 浄水した水の経路が掃除できること
1.についてはINAXの場合は3タイプのカートリッジが揃えられているので目的にあった商品を選択することができます
2.については他のメーカーより長く使用できるタイプカートリッジとなっています
3.についてはINAXと言う設備メーカーですから問題はありませんね。
4.については、シンク内にタンクを設置してそこからホースで蛇口に浄水を流す方法のものもあります。
この場合、浄水した水がホースの中を流れて蛇口まで届くようになるので、そのホース部分が汚れるとホース自体を交換する必要があるので私は却下しました。
今回購入したタイプは蛇口の直前に浄水カートリッジがあるので、カートリッジを交換してその内部と蛇口を清掃すれば汚れは完全に取り除く事が可能となるのでこのタイプにしました。
取り付け工事について
基本的に過去に1度行っているので取り付けに自信があるので心配はありません。
今ある水栓を取り外して新しい水栓と交換するだけですからね。
初めて水栓を交換する場合は、今ついている水栓をどうして外したら良いのかが最大の課題となりますが今回は過去に1度行っているので大丈夫です。
キッチンの裏に潜ってネジを外して取り外す方法や、キッチンの上から外せるタイプもあるので商品によって異なるのでそれが一番の問題です。
一旦取り外せれば、あとは説明書に沿って取り付けるだけですね。
今回取り付けにあたっての最大の問題点は
折角取り付けたのに水が出ない現象が発生したことでした。
お湯は出るのに水は出ないと言う状況です。
この
商品概要
分岐水栓付き
この分岐は左右に付属しており、右側が水で左側が温水となっています。
このタイプの水栓には分岐水栓が1個付属しており、今回は右側の水側に分岐水栓を取り付けました。
この分岐水栓には蛇口が付いているので水を出したり止めたりする操作ができますし、何某かの理由で突然に接続部分が外れても水が止まる機能が付属しています。
今回この水栓にしたのは、後付けで浄水器などを取り付けたい場合はこの部分から水を引き出せるようにしたいので選択しました。
蛇口の操作部分
先端のボタンを押して離すと浄水に切り替える事ができます。(この写真は原水です)
その下にギザギザになっているダイヤルがありますが、その部分を回転させることでシャワーとストレートに切り替える事ができます。(右に回すとストレートで左に回すとシャワーになります。)
浄水の状態
▲この青色が表示されている時が浄水の状態となります。
そしてこの浄水の状態でもストレートとシャワーの切替ができるようになっています。
これが一つの特徴でもありますね。
シャワー
浄水のカートリッジが入っているので先端が長くなるので手持ちでのシャワーは使いにくいですね。
シャワーの根元
▲シャワーノズルの根元部分にはこのようなマークがついています。
通常は●印と●印が合う状態となっておりこの状態で使用します。