そしてさらに玄関ドアをリフォームするメリットとは何だったのかも纏めてました。
玄関ドアのリフォーム決定までの流れ
1)近所のリフォーム業者さんに連絡をしてカタログを頂く
2)取扱いのメーカーの確認をしておく
3)商品の仕入れの安いメーカーはどこか一応確認しておく
4)今回はLIXILとYKKAPの2つのメーカーで比較検討を実施
5)比較は扉のデザインよりロック機能を優先にチェック
今回は上記の流れで実施しました。
業者の選択
業者の選定については過去に取引のあるリフォーム業者さんに電話をして状況を説明する事で訪問して頂きました。
最初は玄関ドアのガラス部分を防犯ガラスに交換したいと依頼していたのでその流れになりました。
結果的には防犯ガラスへの交換が難しいという事になった流れで、玄関ドアの交換の話しが出たのでカタログを持ってきてもらい、どこのメーカーの商品をメインで取扱いしているのか仕入れが安いメーカーはどこかを質問しておきました。
答えはLIXILとYKKAPで三共アルミはメインとして扱っていないとの回答を得たのでLIXILとYKKAPで検討を開始。
最終的な業者の決定は
●カタログを手に入れた事でメーカーはどこにするのか、どんな形にするのか、どんな色にするのか、どんなオプションをつけるのか、どんな便利な機能があるのかを決めるのに二日ほどあれやこれやで悩んでしまいました。
大体仕様が決まった時点で最初にお願いした業者さんに見積もりを依頼しましたが、見積もりが出来るまで約5日(担当者がお休みの日程もあり)程度掛かる事に。
その間、じっと待っていられないので自分でネットで取付込みの価格を検索し大体の相場を学習。
●その後依頼していた業者さんより価格提示がありました。
すると自分が想定していた価格より大幅に高かったので値引き交渉を実施。
チョット上司と相談するとの事で数時間待つことに。
●その間、過去に取引のある別の業者さんに電話をして仕様を説明し見積もり依頼を実施。
数日時間が欲しいとの事でしたが依頼する。
●そして値引交渉を実施していた業者さんより連絡があったのでその金額をメモして1週間程度検討する時間を頂く事に。
●その後、後で依頼した業者さんより見積もりが届き前に頂いた業者さんより5万円弱安く出来る事となったので早速注文をしました。
この金額が自分がネットで色々と調べて想定していた金額に近かったので納得して注文する事が出来ました。
過去に取引があるからと思っても複数のメーカーから見積もりを取らないと損する事になるので注意が必要ですね。
YKKAPにした理由
最も重視したポイント
とびらの内側のサムターンの形状が従来形式のつまめる形式であったこと。
この形状はもし後から他社市販のスマートロックを取り付ける時に簡単に取り付ける事が出来ると言う点です。
TOSTEMの場合は、この形状は丸い形状で特殊な形であったのでやめました。
▲これがエントリーシステムを選択した場合のLIXILのサムターンの形状です。▲これがYKKAPのサムターンの形状です。一般的な形状ですね。
スマートコントロールキーについてはLIXILの場合、開閉通知がGmailで送れると書いてあったので便利だと思ったのですが、よくよく調べてみるとスマホで開閉をしないとGmailでの送信が出来ないとの事が解ったので残念でした。
この通知機能があれば完璧だったのですがチョット残念です。
まあ通知機能が欲しければ今使っているセサミ4を取り付けて通知機能を実現させる事も可能なので別途検討する事にしました。
※このセサミ4での通知機能は満足出来ない形となりました。
その理由は次の記事にて
という事でYKKAPにしたのはスマートコントロールキーを選択した時にサムターンが特殊な形状とならない事が決めてとなりました。
交換する扉にはメリットが必要
玄関ドアを交換するには交換してメリットが無ければ意味が無いという思いがあるので交換するドアのメリットを探してみました。
メリット
- 防犯性に優れていること
- ドアのロック・アンロックが便利であること
- その他便利な機能があること
防犯性に優れていること
-
ドアの外からガラスを割って侵入出来ないこと
ドアのガラス面が少ない事でガラスを破って侵入出来ないようになっている。
今使っているドアはガラス面が大きいのでこれが一番心配でした。 -
ドアの外からガラスを割って手を入れてサムターンなどを操作して侵入出来ないこと
ガラスを一部割ってもサムターンが操作出来ないようになっており、サムターンを外したり、補助キーでロックすることも可能となっている。 -
ドアをこじ開け出来ないこと
ドアの鍵受け部分はデッドボルトなっているのでこじ開けに強くなっている。
ドアのロック・アンロックが便利であること
-
電気的なロック機能が利用出来ること
スマートコントロールキーがオプションで選べる。
-
ドアの開閉が簡単便利であること
ポケットキーをカバンなどに入れて置くとドアにタッチするだけで開閉する事が出来る。
そしてBluetoothの届く範囲であればポケットキーでドアの開閉が出来る。
さらにタッチキーやスマホで開閉の操作が出来る。
その他便利な機能があること
-
泥棒が鍵をピッキングした時の対策があるか
1つの鍵がピッキングされて解錠されても、もう一つの鍵が50秒以内に解錠されないとピッキングされた鍵も再びロックされるようになっている。 -
玄関が暗くならないか
細いガラスが縦長に入っているのを選んだので玄関の明り取りが出来る。 -
通風機能があるか
親とびらに通風機能がある扉を選んだ、季節の良い時期や家の換気をしたい時は便利な機能である。
玄関で傘を干したり、食事の匂いが玄関までこもっていた場合や季節の良い時期には換気したいのでお勧めですね。
注意点としては
親子ドアの場合、親ドアに換気機能が無く、子ドアに換気機能が付いている選択をすると金額が高くなるので注意が必要です。
換気機能が必要な場合は親ドアに換気機能があるのを選ぶ方が安く済みます。
残念な点
上記記載のとおりメリットも沢山あるのですがもうちょっとと言う点もあるので以下で説明します。
カバー工法ですから以下のデメリットが発生します
●現在のドアを取り外してその内側にドアを取り付けるので若干扉のサイズが小さくなる。
●現在のドアの額縁を隠す必要があるので額縁のサイズが大きくなる。
●現在のドアより少し前に扉が付く形になる。
個々の家の状況により検討する必要がありますね。
スマートコントロールキーについて以下の点が少し残念
●AC100V使用にしてmimottに加入しないと通知機能が使えない点。
これを選択すると電気工事や月額の費用が発生するので必要経費も掛かってくる。
●スマホとのBluetoothの届く範囲であればロック・アンロックの操作は出来るが、外出した後のBluetoothの届く範囲外では何も操作が届かないと言う点が残念。
誰かが帰って来たら通知が届いたり
家族が鍵を忘れたと連絡をもらったらすぐに外からでも鍵を開けると言う機能が電池式のスマートコントロールキーでは利用出来ない。
この通知機能や解錠をその他のスマート家電を使って実現させる方法は次のとおり考えられるがチョット気になる点も出てきた。
スマートロックを後付けする
・取り付けたYKKAPのスマートコントロールキーにセサミ4などのスマートロックを上下2つ設置する方法。
これを後付けするとスマートロックで外出先での開閉通知やドアの開閉が可能となり、さらにAlexaやSiriなどによる操作が可能となりより細かな運用が可能となります。
但し注意する必要があるのは、2つのスマートキー(YKKAPとセサミ4など)の電池の管理とトラブル管理が必要になってくると言う点です。
このあたりは使用される状況に応じて判断されると良いと思います。
注意:一番注意が必要なのはスマートコントロールで鍵を開閉した時に後付けしたスマートロックを回転させる時の負荷がどのような物かという点が気になります。
これにより高負荷が重なって故障の原因とならないかという点ですね。
そして単なる開閉通知であればスイッチボット(SwitchBoot)などのドアの開閉センサーを取り付ければ問題解決となりますね。
メーカーと型番の決定
上記の流れのとおり
メーカーはYKKAPで型番はドアリモのET09T
仕様は
D4の断熱仕様
ポケットキー
ドアの取っ手は洋風カーブハンドル(黒)
これは親ドアに通風が付いているタイプでD4の断熱仕様でD2仕様より断熱効果は落ちます。
ポケットキーは、カバンなどに入れて置くとハンドルにタッチするだけで解錠出来ます。
ドアはオプションで少し高いタイプにしてみました。
悩んだ部分
YKKAPのドアの現物を確認したいので業者さんに確認したところ、ショールームに行かないと見れないとの事で、この近所であれば大阪まで行かないといけないので面倒なのでなかなか決めれなかったと言う点です。
ドアの質感や色合いがカタログでしか解らない点がかなり悩みましたね。
そして自分の家の壁の色合いとの調和部分も悩みました。
あとがき
今回の記事は、業者の選択・メーカーの決定、そしてYKKAPのドアリモにした経緯とドアリモの機能について自分なりのメリットがあるかという点を纏めてみました。
次回は工事当日の流れと使用感について纏めてみます。
関連情報
防犯上の観点から玄関ドアをリフォームその検討と経緯をご紹介(事前検討編)