特に我が家で沢山使っているPhilips hueのランプについても待機電力が幾らなのか気になってきたので調べてみる事にしました。
結果は思わぬ結果となったのでご紹介します。
待機電力を調べるに至った経緯とは
待機電力については、今までテレビ等について長期間使用しない場合は電源プラグをコンセントから抜くと節電出来ますといったような話が一般的に知られていました。
なので使わない家電については極力電源プラグを抜いていたのですがリモコンで操作する機器にも待機電力がある事については今まで全く気にしていませんでした。
にも拘わらずここ数年でPhilips hueのスマート電球などがどんどん増加して現在9個になってしまい、まだまだ増加する傾向にあります。
そこでふと思ったのが
果たしてこのPhilips hueのランプはどれぐらいの待機電力が必要なのか気になってきました。
早速インターネットで調べてみるとPhilips hueのランプの待機電力が記載されている情報はありません。
しかし、それ以外のスマート電球の場合は
1個あたり0.6Wとか0.8Wと書かれている記事を見つけました。
またアマゾンでリモコンで操作出来るスマート電球の待機電力は2.2Wと言う情報も出てきました。
こうなるとPhilips hueのランプの数値が気になって仕方なくなってしまったので調査する事となりました。
待機電力とは
待機電力とはその電化製品を使用しない時でも一定の電力を使用しているその電力の事を言います。
では何故待機電力が必要なのかザックリと書いてみると
- リモコンで操作出来るように家電が常に待機している状態である
- Wifi接続されている機器は定期的にWifiとのリンクを確立している
- 自動的にソフトウェアのアップデートをチェックしたりアップロードしている
- Alexaなどのスマート機器の場合はそれらの命令(スケジュール)を待機している
などの為に常に電力を消費しています。
特にTVなどは注意しないと待機電力が大きくなる家電もあります。
TVの待機電力はそのTVの設定により増減するので見直しが大切です。
例えば
TVを他の機器から電源をオンにしたりネットワークを通じていつでもTVを操作出来るような設定にしておくと待機電力が非常に大きくなる場合があります。
それらの設定については、必要最低限の設定に見直すことでTVの待機電力を限界までに減らす事も可能になっているのでTVによっては設定を見直す事をお勧めします。
※この設定の見直しについては使用電力が計測出来るスマートプラグなどにコンセントを接続して設定しながら設定を見直すと待機電力を極力下げる事が出来ます。
待機電力が気になった理由とは
今回はスマートシーリングライトをPhilips hueのスマート電球に変更する事になった時、ふと待機電力が必要だった事に気づいてしまいました。
その他リモコンで操作出来るシーリングライトの場合でもリモコンで操作出来る訳ですから幾らかの待機電力を使っているはずです。
ですから1つのシーリングライトを3つのPhilips hueのランプに変更するとなるとシーリングライトの3倍の待機電力が必要となると待機電力が増加する事になります。
えええ
ここで気になったのがPhilips hueのランプはどれぐらいの待機電力が必要なのかという事です。
照明の待機電力を減らす方法
シーリングライト等の照明は使わくなったら壁の元のスイッチをオフにする事で待機電力をゼロにする事が出来ます。
リビングの明かりの場合は日中は殆ど使用していますが、寝室に行く際には必ず壁のスイッチを切る事でゼロに出来ます。
※これをしないと夜中待機電力が発生します。
寝室の照明の場合は、壁ののスイッチを入れて照明をオンにしてから寝る際にリモコンでオフにし、朝目覚めたらリモコンでオンにしてから壁のスイッチをオフにします。
※これにより日中使用しない寝室の照明の待機電力が節約出来ます。
テレビについては設定を見直す事で消費電力が節約出来ます。
このように家にある家電で待機電力が必要な機器を探して対策する事で電気を節約する事が出来るので一度調査する事をお勧めします。
1日中電気を消費している機器について
我が家ではカメラやAlexa・Google Home、そしてスマートコンセントを沢山利用しています。
スマートスピーカーの節電方法
AlexaについてはEchoとEcho Show5 Echo spotの3台を利用しています。
Echoについては全ての指示をこれにしているので24時間電源をオンにしていますが、それ以外についてはスマートコンセントで使わない時間帯に電源をオフにして朝に電源をオンにすることで電気を節約しています。
Echo show5・Echo spot・google nestの3台はスマートコントロールでオン・オフを操作していますが今現在では故障はありません。
これらの機器の電源はコンセントを抜く事でオフになり電源を入れるとオンになる構造となっています。
ここで注意が必要なのはこれらの機器がアップデートをしていない時に電源をオフにする必要があるという点です。
ですから、これらの機器の電源をオフにする際は時間での設定では無く機器がアップデートをしていない状況を確認してからオフに出来る設定をする必要があるという点です。
私の場合は、寝室に行く前にこれらの機器の電源をオフにしています。
その方法は、メインのEchoに「おやすみ」と声を掛ける事でそれらの機器に接続されているスマートコンセントをオフにすると言う方法です。
Echoに「おやすみ」と言うと
玄関・廊下・階段の電源をオンにし、テレビを特定のチャンネルにセットしてからオフにし、それらのスマートスピーカー3台の電源をオフにするようにしています。
このEchoに「おやすみ」と言う前にEcho
Show5などを見てアプリの更新が掛かって無いのを確認します。
これで今まで問題無く使用出ています。
(※自己責任でお願いします。)
門灯・玄関の明かり・階段の明かりについて
我が家では門灯・玄関の明かり・階段の明かりについてはPhilips hueのランプと人感センサーを利用してコントロールしています。
門灯については、娘が帰宅する時間に自動的に門灯と玄関の明かりが点くように設定。
(娘からLineでこれから帰るとメッセージが届くと、Alexaに後〇〇分したらこれらの照明をオンにする設定をしています)
※hueのアプリでGPSにより家に近づくと照明が点く設定も出来ます)
玄関付近に誰かを感知すると玄関の照明がオンになるように設定。
階段付近に誰かが近づくと階段の照明がオンになるように設定。
またこれらをスマホやAlexaから指示をする事も出来ます。
これらについては照明のスイッチを操作しなくても、その場所に近づくと勝手に照明がオンになるので非常に便利です。
照明のオンのタイミングも遅延無く直ぐに点灯するのでストレスもありません。
娘が帰宅するまでの待機時間の照明は〇〇%などと設定すると節電出来ます。
このように生活する上で便利な照明は24時間元の電源を入れておかないと使用出来ません。
寝室の場合も同様で一旦照明を消して眠りについてもリモコンで電源を消している以上は待機電力が発生します。
寝ていて照明を使わない時間帯も消費電力が必要です。
でもこれら生活の必需品の電気は節約出来ませんね。
夜しか使用しない照明の為に昼間の明るい時間帯は待機電力が必要になるのです。
ですからそのPhilips
hueのランプの待機電力が気になったのです。
どれぐらいの待機電力が必要なのかが解れば妥協出来るかどうか判断出来るので調査をしてみました。
Philips hueのスマート電球の待機電力を計測
計測する方法は
電球ソケットが使える機器に電力を計れるスマートプラグを取り付けて計測しました。
Philips hueランプの接続はhueブリッジでの使用の場合です。
▲計測はSwitch botのミニプラグで計測
計測したランプは以下の3種類
60Wのホワイトグラデーションランプ:0.0W
75Wのホワイトグラデーションランプ:0.0W
75Wの電球色のランプ:0.0W
驚きの結果です。
せめて電球1個につき0.5W位は待機電力があると想定していたのですが全ての電球において0.1Wも無いという事が判明しました。
凄いですね。
何故消費電力が少ないかを考えてみると、多分Philips hueのブリッジ接続しているからかも知れません。
hueブリッジがhueランプのオンオフのコントロールをしているので常に電源が入っているブリッジが全ての電球をコントロールしているのでhueランプに必要最低限の機能しか持たせていないので待機電力が少ないと思います。
他社製のリモコンで電球を操作出来るランプの場合は0.5W~2.2W程度待機電力が必要となることから、もしhueブリッジを使用せずBluetooth接続の場合はもう少し待機電力がアップするかも知れません。
この結果からPhilips
hueのランプをhueブリッジを使用して使う場合の待機電力は気にする必要の無いレベルであると言う結果となりました。
電気代を心配せず幾らでもランプを追加して利用する事が出来る事が判明したので調べて良かったですね。
因みにhueブリッジの消費電力は1.1Wです。
1.1Wで全ての電球をコントロール出来るのは優れものですね。
一度待機電力も調べてみませんか。