LaMetric TimeはWifiに接続して使う置時計なのですが、その機能は時計だけではなく情報端末としての機能も持ち、さらにIFTTTや外部スピーカーとして使える事で非常に便利な物となっています。
今回手に入れて色々と試してみると、非常に便利で楽しいデバイスだと判ったので、その使い方を含めてご紹介します。
前回の記事は、LaMetric Timeの開封とセットアップ編でしたが、今回はどのように使用しているのかを纏めてみます。
全て動画で紹介すれば良く解って頂けると思うのですが、データ量が大きくなるので画像でご辛抱ください。
実際に使っているアプリは以下の物になっています。
機能を紹介
時計機能
時刻を秒単位と曜日を表示させることが可能で、定期的にタイミングにより年月日が表示されます。
また、時刻の左側には好きなアイコンを設定するが出来ます。
私の場合は、昔に流行った「パックマン」のキャラクターをアイコンにしていますが、動きのあるアイコンですからチョット可愛いですね。
▲画面の左の黄色いのが停止しているパックマンです。
この位置に自由にアイコンを決める事が出来ます。
天気機能
アプリで設定した地域の気象情報(天気の状態・温度・風速・湿度・気圧・降水量)が順番に表示されます。
ただし、住んでいるピンポイントの気象データでは無いので若干信頼性に少し欠けるかも知れません。
我が家の場合は、NETATOMO(ネタトモ)と言うウェザーステーションと言うアイテムを購入したので、今はそれと連携して室内や室外の温度や湿度・騒音・二酸化炭素濃度など計測した結果をLaMetric Timeにリアルタイムに表示させています。
また、雨量計の計測装置を購入すれば雨が降ったら警告音と表示で教えてくれます。
※小雨の場合は通知が届くのに時間が掛かります。
ニュース
新着のニュースが順番に表示されます。
元々このLaMetric Timeはアルファベットでの表示を基本にしていたようなので1つ1つのドットが粗いのが欠点となっています。
アルファベットでの表示については全く問題無く読めるのですが。
複雑な(画数の多い)漢字の場合は、何て表示されているのかが判断出来ない場合があるので、これが非常に残念な点となっています。
ただ、画数の少ない漢字やひらがな・カタカナについてはちゃんと読めます。
また、このニュースについては他の画面(時計・天気など)を表示していた場合も割り込んで表示してくれるので非常に便利です。
タイマー
好きなな時間を設定してタイマーを使用する事ができます。
このタイマーは起動時と終了時がIFTTTのトリガーとして利用出来るので非常に便利です。
そしてタイマーの起動と停止は中央のアクションボタンを押して操作するのですが、アプリからでも操作可能となっています。
私の場合はFlic(フリック)やQmote sなどのガジェットでも利用しています。
ラジオ
海外のインターネットラジを聞くことが出来ます。
株価
指定した株価を表示させる事が可能です。
これは希望の銘柄を登録すれば随時更新されます。
また、この株価についても他の画面(時計・天気など)を表示していた場合も割り込んで表示してくれるので便利です。
Google Analytics
ブロク情報を確認することが出来ます。
ストップウォッチ
時間を計測する機能があります。
アクションボタンを押して操作しますが、アプリからでも操作可能です。
Hueランプの操作
PhilipsのHueランプのオン・オフを操作することが出来ます。
アクションボタンを押す事で操作します。
IFTTT機能
ボタンを押す事でIFTTTを発動させることができます。
このアプリは通常1つだけしか登録されていないのですが、使用したいIFTTTの数だけアプリを登録すれば複数のIFTTTアプレットを操作する事が出来ます。
▲この画面はセサミスマートロックで玄関の鍵を開けるIFTTTの操作画面です。
NETATMO(家庭用気象観測装置)の表示端末として
NETATMOを表示するアプリが用意されているので、それを使います。
表示される情報は
▲これは室温を表示しています。
LaMetric Timeを使う上で便利だと思った仕組みを紹介します。
1)時計表示などにしていても他の情報も表示してくれる
時計表示や天気の情報などを表示中に新着のニュースが発表されると、お知らせ音と共にニュースに切り替わりニュースが表示されます。
さらに、株価などの情報は数値に変化が有った場合に通知されますから、自分が欲しい情報が時計表示などにしていても表示されるので非常に便利です。
自分が注目している株価やドルの推移、そして新着ニュースなどがリアルタイムに表示される機能は素晴らしいです。
2)通知機能をオンにすると情報を表示してくれる
通知機能をオンにすると設定により電話・メッセージ・Facetime・Gmail・Instagram・Line・ツイッター・その他を通知がある度に表示と音で教えてくれます。
スマホに届く通知は全て表示されますので、手元にスマホが無くても、音と一緒に通知内容を表示してくれるので便利です。
それに誰かが玄関の鍵の開閉をすると、セサミスマートロックの場合その情報も音と一緒に表示させる事も可能ですから玄関の鍵の管理も出来ます。
メールの通知に関して、もう少し書いてみます。
スマホでのメールの着信は、プッシュの設定にするとメールが届いた瞬間にスマホが反応して音が鳴り通知が届くのですが、メールも広告などが多くて、それを随時確認していると結構面倒なので、メールの設定は手動で手の空いた時に見るようにしています。
手動に設定するとスマホを操作しない限りメールの通知が反応しないので煩わしくありません。
しかし、場合によってはメールが来た時に直ぐに反応したい場合もあります。
その場合、このLaMetric Timeに表示させると便利です。
簡単に説明すると、届いたメールが広告のメールで無い場合は、LaMetric Timeに「コンコン」と音が鳴り、「メールが届きました」と表示させメールの件名を表示させる方法です。
これはMicrosoft Flowを使えば実現可能です。
その方法は、Microsoft Flowで簡単なフロー(プログラム)を作成すれば実現可能です。
内容的には、新しいメールが届いたらHTTPを使用してIFTTTでLaMetric Timeに「Hotmailがとどきました!」と通知と件名を表示させる方法です。
この時に「件名や差出人に〇〇が入ったら通知を除外」するような条件式を追加すればLaMetric Timeに表示させるメールを指定することが可能になります。
このように条件式で条件を絞れば便利ですよね。
▲出来上がったフローは左の画面のようになり、作成中の画面は右の画面のようになります。
この事例では、「新しいメールがとどいたとき」にHTTPでPOSTでURIを入力します。
このURIに入れる内容は、IFTTTのWebhooksの画面のCocumentationをクリックするとキーが表示されるのでそれを利用します。
LaMetric Timeはこの通知機能があるので十分満足出来る製品になっています。
3)IFTTT機能
このLaMetric TimeはIFTTTが正式に使えるようになったことで非常に便利な物となっています。
LaMetric Timeのトリガー(this)の条件は以下の画面の通りです。
トリガー条件は上から順番に
そして何をさせるのか
(that)については次の事が行えます。
例えば、指定時間になったらLaMetric Timeに「何時になりました」と表示させることやラジオを鳴らす事も可能ですから、使い方は自由です。
我が家で現在設定しているIFTTTは
1.玄関の鍵の操作
セサミスマートロックと言う玄関の鍵をスマホなどで開閉することが出来る製品を設置しているので、その鍵の開閉をするのにIFTTT機能を利用しています。
通常この鍵の操作は、スマホを使うかQmoteやFlicと言うガジェットを使うか、AmazonのAlexaに口頭で指示する方法だったのですが、このLaMetric Timeを設置した事で、このアクションボタンを押す事でも操作出来るようになりました。
そしてさらに便利なのが、玄関の鍵の操作があった場合には、LaMetric Timeの画面に音と共に何の操作があったのかが表示される点です。
「ガチャ」と音が鳴りOPEN!SESAMEや、「バタン」と音が鳴りLOCK! SESAMEと表示されるので非常に便利になっています。
これは、セサミスマートロックがロックやアンロックをした時に信号がIFTTTに届いて、それをLaMetric Timeが認識して指定の音や文字を表示するようになっています。
2.タイマーと連動させることが出来るIFTTTのトリガーは超便利
また、このIFTTTにはタイマーと連動するトリガーが設定されているのでさらに便利です。
例えば、仮にお昼寝を1時間したい場合はタイマーを1時間に設定します。
そしてタイマーのスタートボタンを押した時(開始)に、部屋の電気を消すIFTTTを発動することができます。
そして、タイマーが終了する1時間後には、逆に部屋の電気を付けるIFTTTを発動することが出来るようになっています。
もう少し具体的に書いてみると、タイマーを開始すると「部屋の電気が消え」1時間後には「目覚まし音が鳴り」「部屋の電気がつく」、そして「目覚まし音」を消し、LaMetric Time の表示を「NETATMOの温度表示」にする。
これがガジェット(QmotesやFlic)の1クリックで実現可能となっています。
Qmotesを使った事例として
Qmotesのボタンを1回押して玄関の鍵をロック。
Qmotesのボタンを3回押すとタイマーが起動し部屋の電気が消える。
タイマー終了時に目覚まし音と部屋の電気がつく。
Qmotesのボタンを4回押すとタイマーがリセットされて目覚まし音が消える。
Qmotesのボタンを長く1回と短く1回押すと画面表示を温度表示にする。
このように設定すると枕元にQmotesがあれば動かなくて済みますね。
最近はFlicと言うアイテムを手に入れた
Flicを手に入れたので、そのFlicを1回クリックすることで上記お昼寝設定が出来るようにしています。
要するにタイマーの操作を始めた時とタイマーが終了したタイミングでIFTTTが操作出来るような設定になっているので非常に使い勝手が良いのです。
我が家の場合は、sRemo-Rと言うスマートリモコンを設置しているので、タイマー起動時と終了時にIFTTTでsRemo-Rに命令しているので、その機能が実現出来ています。
※このタイマー機能は本体のアクションボタンを押す以外にスマホのアプリでもスタート及び停止が出来るのでLaMetric Timeから離れている場合はスマホで操作出来ます。
3.NETATMOの気象情報の表示の切り替えも便利
LaMetric Timeで表示出来るNETATMOアプリの情報には表示内容に個数の制限があります。
例えば、1つのアプリでは最高5個までの情報しか表示出来ません。
その為1つのアプリは「晴れの日」と言うアプリ名にして通常使う情報を表示させています。(室温・気圧・室内湿度・二酸化炭素濃度・外気温のこれで5つです)
そして2つ目のアプリには「雨の日」と言うアプリ名にして雨の日に見たい情報を表示させるように設定しています。(降水量・外湿度・外気温・累計降水量・二酸化炭素濃度のこれで5つです。)
この様に、雨の日は雨の情報が欲しいですよね。
これらを自動的に切り替える方法がIFTTTで実現可能なのです。
その方法はIFTTTで雨が降ってくると「雨の日」の画面を表示させ、雨が止むと「晴れの日」の画面を表示させる方法です。
これなら雨特有の情報が欲しい時に自動的に切り替わるので非常に便利です。
そしてそのLaMetric Timeの画面を見れば、今雨が降っているのかどうかも画面に出ている情報を判断することで確認出来るので、これも便利です。
このようにLaMetric Time は、使い方次第で非常に便利な機能を備える事が可能となっています。
4)アイコンや文字そして音の組み合わせが便利
LaMetric Timeの画面に表示させるアイコンや文字そして音の組み合わせが自由に出来るので、直感的に何の通知が判断できるので非常に便利です。
例えばIFTTTのアプリの設定をする時に、何の操作をさせるのかが解りやすい用にアイコンとその内容を画面に表示させるのですが、その時にそのアイコンを自由に作成することも可能となっています。
さらにアイコンはアニメーションとして動くアイコンも作成出来るのでより便利です。
そして音については、登録されている物から選択するのですが、これもやらせる機能に応じた音を選択することが出来るので何をやらせたのか解りやすく設定できます。
▲左側の画面はアイコン一覧画面で、これ以外に沢山のアイコンが予め登録されており、カテゴリーや名前でアイコンを検索して使用する事が出来ます。
▲右側の画面はアイコンの作成画面で、アニメーションのアイコンも作成出来るようになっています。使い方は簡単です。
例えば
5)画面表示の照度センサー
LaMetric Time には照度センサーが付いていて、設置している部屋の照度が落ちると画面が変化します。
照度が高いと普通に情報を表示しますが、照度が落ちてくると画面が暗くなるようになっており、最も照度が落ちると今まで秒単位の画面表示だったものが分単位までの表示となり表示の明るさも最も薄暗いレベルに変化します。
そして、リアルタイムのメッセージも表示されなくなります。
これは、夜間に寝ている場合に余計な明かりやメッセージで起こさないように配慮されているので、これも非常に便利な機能となっています。
ですから、LaMetric Timeから音を出したくない場合はボリュームを下げるか、電源を切るか、他に部屋を暗くするようにすればOKという事になります。
何気に便利です。
再び部屋を明るくすると、保留されていたメッセージが表示されます。
6)Bluetooth接続が出来る
Bluetooth接続が出来るのでスマホの音楽を流すことが出来ます。
側にはAlexa対応のHarman ALLUREがあるので、普段は使いませんが、スピーカーが無い環境での使用の場合は外部スピーカーとして使用出来るので便利です。
気になる部分
・色々と設定をしていると、たまにメッセージの一部が欠けて表示されたりした事があった。(再起動で回復)
・使用出来るアプリは英語が多いこと。
・ニュースアプリが表示されなくなった。(知らない内に復活)
・元々アルファベットでの表示を基本としていたので、漢字表示の場合は画数の多い物は読めない時がある。
※動きがおかしいと思った場合は、LaMetric Timeの右側の電源ボタンを長押ししてから上のアクションボタンをおしてオフにしてから再起動するとほとんど回復します。
順次バグつぶしをされているようでアップデートが届いています。
そしてリアルタイムにニュースや株価の更新情報が表示出来ることや、スマホに届いた通知のメッセージやIFTTTを利用したメッセージ通知、そして新着メールの通知、さらにIFTTTのトリガーとしても利用できたり、スマートリモコンに指示を出し家電を操作する事もできるので非常にお気に入りとなっています。
寝る時も勝手におやすみモード(通知の停止と液晶を暗くする)になるので眠りの邪魔はされません。
使い方は人それぞれですが、私の今の環境では非常にお気に入りのアイテムとなりました。
ただ価格が2万円以上するのですこし躊躇しますが、もう少し安ければもう一台欲しい商品です。
アマゾンの価格は直接海外のメーカーより購入する事に比べて高いのですが、たまに海外から購入するのと同じ価格で販売されている場合もあるので定期的にチェックされることをお勧めします。
関連情報
今回手に入れて色々と試してみると、非常に便利で楽しいデバイスだと判ったので、その使い方を含めてご紹介します。
前回の記事は、LaMetric Timeの開封とセットアップ編でしたが、今回はどのように使用しているのかを纏めてみます。
全て動画で紹介すれば良く解って頂けると思うのですが、データ量が大きくなるので画像でご辛抱ください。
実際に使っているアプリ内容
実際に使っているアプリは以下の物になっています。
- 時計
- 天気
- ニュース
- タイマー
- ラジオ
- 株価(円相場を含む)
- Google Analytics
- ストップウォッチ
- Hueランプ操作
- IFTTT
- NETATMO(家庭用気象観測装置)の表示端末として
- そのた通知機能(メール着信情報表示)
機能を紹介
時計機能
時刻を秒単位と曜日を表示させることが可能で、定期的にタイミングにより年月日が表示されます。
また、時刻の左側には好きなアイコンを設定するが出来ます。
私の場合は、昔に流行った「パックマン」のキャラクターをアイコンにしていますが、動きのあるアイコンですからチョット可愛いですね。
▲画面の左の黄色いのが停止しているパックマンです。
この位置に自由にアイコンを決める事が出来ます。
天気機能
アプリで設定した地域の気象情報(天気の状態・温度・風速・湿度・気圧・降水量)が順番に表示されます。
ただし、住んでいるピンポイントの気象データでは無いので若干信頼性に少し欠けるかも知れません。
我が家の場合は、NETATOMO(ネタトモ)と言うウェザーステーションと言うアイテムを購入したので、今はそれと連携して室内や室外の温度や湿度・騒音・二酸化炭素濃度など計測した結果をLaMetric Timeにリアルタイムに表示させています。
また、雨量計の計測装置を購入すれば雨が降ったら警告音と表示で教えてくれます。
※小雨の場合は通知が届くのに時間が掛かります。
ニュース
新着のニュースが順番に表示されます。
元々このLaMetric Timeはアルファベットでの表示を基本にしていたようなので1つ1つのドットが粗いのが欠点となっています。
アルファベットでの表示については全く問題無く読めるのですが。
複雑な(画数の多い)漢字の場合は、何て表示されているのかが判断出来ない場合があるので、これが非常に残念な点となっています。
ただ、画数の少ない漢字やひらがな・カタカナについてはちゃんと読めます。
また、このニュースについては他の画面(時計・天気など)を表示していた場合も割り込んで表示してくれるので非常に便利です。
タイマー
好きなな時間を設定してタイマーを使用する事ができます。
このタイマーは起動時と終了時がIFTTTのトリガーとして利用出来るので非常に便利です。
そしてタイマーの起動と停止は中央のアクションボタンを押して操作するのですが、アプリからでも操作可能となっています。
私の場合はFlic(フリック)やQmote sなどのガジェットでも利用しています。
ラジオ
海外のインターネットラジを聞くことが出来ます。
株価
指定した株価を表示させる事が可能です。
これは希望の銘柄を登録すれば随時更新されます。
また、この株価についても他の画面(時計・天気など)を表示していた場合も割り込んで表示してくれるので便利です。
Google Analytics
ブロク情報を確認することが出来ます。
ストップウォッチ
時間を計測する機能があります。
アクションボタンを押して操作しますが、アプリからでも操作可能です。
Hueランプの操作
PhilipsのHueランプのオン・オフを操作することが出来ます。
アクションボタンを押す事で操作します。
IFTTT機能
ボタンを押す事でIFTTTを発動させることができます。
このアプリは通常1つだけしか登録されていないのですが、使用したいIFTTTの数だけアプリを登録すれば複数のIFTTTアプレットを操作する事が出来ます。
▲この画面はセサミスマートロックで玄関の鍵を開けるIFTTTの操作画面です。
NETATMO(家庭用気象観測装置)の表示端末として
NETATMOを表示するアプリが用意されているので、それを使います。
表示される情報は
- 室内モジュールの室温・湿度・二酸化炭素濃度・騒音・気圧
- 室外モジュールの外気温・湿度
- 雨量計の降雨量・直近1時間の降雨量・1日の累積降雨量
▲これは室温を表示しています。
便利な機能
LaMetric Timeを使う上で便利だと思った仕組みを紹介します。
1)時計表示などにしていても他の情報も表示してくれる
時計表示や天気の情報などを表示中に新着のニュースが発表されると、お知らせ音と共にニュースに切り替わりニュースが表示されます。
さらに、株価などの情報は数値に変化が有った場合に通知されますから、自分が欲しい情報が時計表示などにしていても表示されるので非常に便利です。
自分が注目している株価やドルの推移、そして新着ニュースなどがリアルタイムに表示される機能は素晴らしいです。
2)通知機能をオンにすると情報を表示してくれる
通知機能をオンにすると設定により電話・メッセージ・Facetime・Gmail・Instagram・Line・ツイッター・その他を通知がある度に表示と音で教えてくれます。
スマホに届く通知は全て表示されますので、手元にスマホが無くても、音と一緒に通知内容を表示してくれるので便利です。
それに誰かが玄関の鍵の開閉をすると、セサミスマートロックの場合その情報も音と一緒に表示させる事も可能ですから玄関の鍵の管理も出来ます。
メールの通知に関して、もう少し書いてみます。
スマホでのメールの着信は、プッシュの設定にするとメールが届いた瞬間にスマホが反応して音が鳴り通知が届くのですが、メールも広告などが多くて、それを随時確認していると結構面倒なので、メールの設定は手動で手の空いた時に見るようにしています。
手動に設定するとスマホを操作しない限りメールの通知が反応しないので煩わしくありません。
しかし、場合によってはメールが来た時に直ぐに反応したい場合もあります。
その場合、このLaMetric Timeに表示させると便利です。
簡単に説明すると、届いたメールが広告のメールで無い場合は、LaMetric Timeに「コンコン」と音が鳴り、「メールが届きました」と表示させメールの件名を表示させる方法です。
これはMicrosoft Flowを使えば実現可能です。
その方法は、Microsoft Flowで簡単なフロー(プログラム)を作成すれば実現可能です。
内容的には、新しいメールが届いたらHTTPを使用してIFTTTでLaMetric Timeに「Hotmailがとどきました!」と通知と件名を表示させる方法です。
この時に「件名や差出人に〇〇が入ったら通知を除外」するような条件式を追加すればLaMetric Timeに表示させるメールを指定することが可能になります。
このように条件式で条件を絞れば便利ですよね。
フローの概要画面
|
フローの編集画面
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この事例では、「新しいメールがとどいたとき」にHTTPでPOSTでURIを入力します。
このURIに入れる内容は、IFTTTのWebhooksの画面のCocumentationをクリックするとキーが表示されるのでそれを利用します。
LaMetric Timeはこの通知機能があるので十分満足出来る製品になっています。
3)IFTTT機能
このLaMetric TimeはIFTTTが正式に使えるようになったことで非常に便利な物となっています。
LaMetric Timeのトリガー(this)の条件は以下の画面の通りです。
トリガー条件は上から順番に
- アクションをボタンを押した時
- アラームがオフになった時
- タイマー開始の時
- タイマー終了の時
そして何をさせるのか
(that)については次の事が行えます。
- 表示を通知させる
- 付箋タイプの通知を表示させる
- インジケーターの更新
- 時計画面の設定
- アプリのアクティブ化
- ラジオの起動及び停止
- タイマーの開始及び一時停止とリセット
- ストップウォッチの開始及び一時停止とリセット
例えば、指定時間になったらLaMetric Timeに「何時になりました」と表示させることやラジオを鳴らす事も可能ですから、使い方は自由です。
我が家で現在設定しているIFTTTは
1.玄関の鍵の操作
セサミスマートロックと言う玄関の鍵をスマホなどで開閉することが出来る製品を設置しているので、その鍵の開閉をするのにIFTTT機能を利用しています。
通常この鍵の操作は、スマホを使うかQmoteやFlicと言うガジェットを使うか、AmazonのAlexaに口頭で指示する方法だったのですが、このLaMetric Timeを設置した事で、このアクションボタンを押す事でも操作出来るようになりました。
そしてさらに便利なのが、玄関の鍵の操作があった場合には、LaMetric Timeの画面に音と共に何の操作があったのかが表示される点です。
「ガチャ」と音が鳴りOPEN!SESAMEや、「バタン」と音が鳴りLOCK! SESAMEと表示されるので非常に便利になっています。
これは、セサミスマートロックがロックやアンロックをした時に信号がIFTTTに届いて、それをLaMetric Timeが認識して指定の音や文字を表示するようになっています。
2.タイマーと連動させることが出来るIFTTTのトリガーは超便利
また、このIFTTTにはタイマーと連動するトリガーが設定されているのでさらに便利です。
例えば、仮にお昼寝を1時間したい場合はタイマーを1時間に設定します。
そしてタイマーのスタートボタンを押した時(開始)に、部屋の電気を消すIFTTTを発動することができます。
そして、タイマーが終了する1時間後には、逆に部屋の電気を付けるIFTTTを発動することが出来るようになっています。
もう少し具体的に書いてみると、タイマーを開始すると「部屋の電気が消え」1時間後には「目覚まし音が鳴り」「部屋の電気がつく」、そして「目覚まし音」を消し、LaMetric Time の表示を「NETATMOの温度表示」にする。
これがガジェット(QmotesやFlic)の1クリックで実現可能となっています。
Qmotesを使った事例として
Qmotesのボタンを1回押して玄関の鍵をロック。
Qmotesのボタンを3回押すとタイマーが起動し部屋の電気が消える。
タイマー終了時に目覚まし音と部屋の電気がつく。
Qmotesのボタンを4回押すとタイマーがリセットされて目覚まし音が消える。
Qmotesのボタンを長く1回と短く1回押すと画面表示を温度表示にする。
このように設定すると枕元にQmotesがあれば動かなくて済みますね。
最近はFlicと言うアイテムを手に入れた
Flicを手に入れたので、そのFlicを1回クリックすることで上記お昼寝設定が出来るようにしています。
要するにタイマーの操作を始めた時とタイマーが終了したタイミングでIFTTTが操作出来るような設定になっているので非常に使い勝手が良いのです。
我が家の場合は、sRemo-Rと言うスマートリモコンを設置しているので、タイマー起動時と終了時にIFTTTでsRemo-Rに命令しているので、その機能が実現出来ています。
※このタイマー機能は本体のアクションボタンを押す以外にスマホのアプリでもスタート及び停止が出来るのでLaMetric Timeから離れている場合はスマホで操作出来ます。
3.NETATMOの気象情報の表示の切り替えも便利
LaMetric Timeで表示出来るNETATMOアプリの情報には表示内容に個数の制限があります。
例えば、1つのアプリでは最高5個までの情報しか表示出来ません。
その為1つのアプリは「晴れの日」と言うアプリ名にして通常使う情報を表示させています。(室温・気圧・室内湿度・二酸化炭素濃度・外気温のこれで5つです)
そして2つ目のアプリには「雨の日」と言うアプリ名にして雨の日に見たい情報を表示させるように設定しています。(降水量・外湿度・外気温・累計降水量・二酸化炭素濃度のこれで5つです。)
この様に、雨の日は雨の情報が欲しいですよね。
これらを自動的に切り替える方法がIFTTTで実現可能なのです。
その方法はIFTTTで雨が降ってくると「雨の日」の画面を表示させ、雨が止むと「晴れの日」の画面を表示させる方法です。
これなら雨特有の情報が欲しい時に自動的に切り替わるので非常に便利です。
そしてそのLaMetric Timeの画面を見れば、今雨が降っているのかどうかも画面に出ている情報を判断することで確認出来るので、これも便利です。
このようにLaMetric Time は、使い方次第で非常に便利な機能を備える事が可能となっています。
4)アイコンや文字そして音の組み合わせが便利
LaMetric Timeの画面に表示させるアイコンや文字そして音の組み合わせが自由に出来るので、直感的に何の通知が判断できるので非常に便利です。
例えばIFTTTのアプリの設定をする時に、何の操作をさせるのかが解りやすい用にアイコンとその内容を画面に表示させるのですが、その時にそのアイコンを自由に作成することも可能となっています。
さらにアイコンはアニメーションとして動くアイコンも作成出来るのでより便利です。
そして音については、登録されている物から選択するのですが、これもやらせる機能に応じた音を選択することが出来るので何をやらせたのか解りやすく設定できます。
アイコン一覧画面
|
アイコン作成画面
|
▲右側の画面はアイコンの作成画面で、アニメーションのアイコンも作成出来るようになっています。使い方は簡単です。
例えば
- 時計表示などの時に
「チーン」と音が鳴ると新着ニュースが流れる。
「ピンポン」と鳴れば、株価が表示される。
「ピピ」と鳴ればスマホの通知が表示される。
「コンコン」と扉を叩く音が鳴れば新着メールの通知。 - 玄関の鍵を開ければ
(IFTTTによりメッセージを受信)「ガチャ」って音が鳴りメッセージが表示(OPEN! SESAME)。 - 玄関の鍵を閉めれば
(IFTTTによりメッセージを受信)「バタン」って音が鳴りメッセージが表示(LOCK! SESAME)。 - チワワのサン太の食事時間になると
「ワンワン」と音がなり、「さん太のゴハンです」とメッセージが表示。 - 雨が降ってくると
「ブッブー」と音がなり、「雨が降ってきました!」とメッセージが表示。
その他二酸化炭素濃度が上昇したり、室温が上昇したときなども警告音として車のクラクションの音を鳴らせてメッセージを表示させています。
5)画面表示の照度センサー
LaMetric Time には照度センサーが付いていて、設置している部屋の照度が落ちると画面が変化します。
照度が高いと普通に情報を表示しますが、照度が落ちてくると画面が暗くなるようになっており、最も照度が落ちると今まで秒単位の画面表示だったものが分単位までの表示となり表示の明るさも最も薄暗いレベルに変化します。
そして、リアルタイムのメッセージも表示されなくなります。
これは、夜間に寝ている場合に余計な明かりやメッセージで起こさないように配慮されているので、これも非常に便利な機能となっています。
ですから、LaMetric Timeから音を出したくない場合はボリュームを下げるか、電源を切るか、他に部屋を暗くするようにすればOKという事になります。
何気に便利です。
再び部屋を明るくすると、保留されていたメッセージが表示されます。
6)Bluetooth接続が出来る
Bluetooth接続が出来るのでスマホの音楽を流すことが出来ます。
側にはAlexa対応のHarman ALLUREがあるので、普段は使いませんが、スピーカーが無い環境での使用の場合は外部スピーカーとして使用出来るので便利です。
気になる部分
・色々と設定をしていると、たまにメッセージの一部が欠けて表示されたりした事があった。(再起動で回復)
・使用出来るアプリは英語が多いこと。
・ニュースアプリが表示されなくなった。(知らない内に復活)
・元々アルファベットでの表示を基本としていたので、漢字表示の場合は画数の多い物は読めない時がある。
※動きがおかしいと思った場合は、LaMetric Timeの右側の電源ボタンを長押ししてから上のアクションボタンをおしてオフにしてから再起動するとほとんど回復します。
順次バグつぶしをされているようでアップデートが届いています。
まとめ
Wifi時計なので正確な時刻を確認出来る事は勿論、最近購入したNETATMO(家庭用気象観測装置)で計測した温度や湿度・二酸化炭素濃度など好きな情報を表示できるので気に入っています。そしてリアルタイムにニュースや株価の更新情報が表示出来ることや、スマホに届いた通知のメッセージやIFTTTを利用したメッセージ通知、そして新着メールの通知、さらにIFTTTのトリガーとしても利用できたり、スマートリモコンに指示を出し家電を操作する事もできるので非常にお気に入りとなっています。
寝る時も勝手におやすみモード(通知の停止と液晶を暗くする)になるので眠りの邪魔はされません。
使い方は人それぞれですが、私の今の環境では非常にお気に入りのアイテムとなりました。
ただ価格が2万円以上するのですこし躊躇しますが、もう少し安ければもう一台欲しい商品です。
アマゾンの価格は直接海外のメーカーより購入する事に比べて高いのですが、たまに海外から購入するのと同じ価格で販売されている場合もあるので定期的にチェックされることをお勧めします。
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