NETATMO(ネタトモ)に雨量計を追加!セットアップ及び雨の通知機能は - よっちことサン太

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2018年5月25日金曜日

NETATMO(ネタトモ)に雨量計を追加!セットアップ及び雨の通知機能は

今回はNETATMO ネタトモ(家庭用気象観測機)で雨の観測をするため雨量計を追加購入してみました。

その理由は、雨量計があれば雨の降り始めが解るのでより便利になりそうだと思ったからです。
今回は、その雨量計の外観とセットアップ。
そしてその雨量計の通知のタイミングには満足出来たのか紹介します。



雨量計を追加すると何が出来るのか

雨量計を追加するとどのような事ができるのかと言えば、「降水量の確認」「雨の降り始め」「雨あがり」などが確認出来るようになります。

私が特に一番欲しい機能はと言えば、雨が降ってきたら直ぐに教えて欲しいという事です。
洗濯物などを屋外に干している場合には特に重要な情報となりますし、夏場のにわか雨などの突然の雨の場合は開けっ放しの窓を閉めるのに非常に便利です。
この雨量計をNETATMOに追加することで、それが実現出来るのです。

でも少し不安があります。
それは雨が振り始めてどれ位のタイミングで通知されるかと言う点です。
これは下記で検証しています。

ながれとしては、雨が降り始めると、雨量計が雨を観測します。
すると、NETATMOアプリよりスマホへ通知があります。
またIFTTTで「雨の検知」をトリガーにしておけばスマホへの通知やLINEへの通知が可能です。
また必要に応じて雨が上がったら通知を送信する事も可能です。
IFTTTのトリガーになる要素は、「雨の検出」「雨あがり」「今日の降水量」「昨日の降水量」となります。
これらを利用して自由に警告やメッセージの送信が可能となります。

屋外で植物を育てている方は、雨量が把握出来るのでどれぐらい植物に水をやったら良いのかの目安にもなります。

梅雨の季節や夏場のにわか雨の時は、力強い味方になりそうですね。



NETATMO雨量計の外観をまずはご紹介

外箱

内容物
  • 雨量計(単4電池は内蔵済)
  • 説明書類

雨量計本体
▲ジョウゴの形状になっており、雨を中央に集めて下に流します。

雨量計の裏

▲中央にはネジが切って有りカメラの三脚のネジと合うように作られています。
このネジ穴を使ってオプションの取付器具を購入して設置します。
両端にある隙間は上から受けた雨水を流す溝です。

電池の交換方法
雨量計を裏返しにして、白い土台の部分を回転させて引っ張ると分解出来ます。
▲分解すると雨水を受ける部分(左)とセンサーや電池などが入っている部品(右)に分解されます。

計測器
▲これが計測器にあたる部分です。
雨が上の容器から流されると、中央の白い容器で受け止められ交互に水を流すことでカウントするような構造になっています。(鹿威し)
そしてその奥にあるのが電池の容器です。

電池容器
▲電池交換は蓋のネジを2ヶ所緩めて外す事で交換出来ます。
最初は絶縁の為に赤い矢印のテープが挟んでいますが、それは捨てて電池をセットしてください。
ネットでの情報にもありましたが、付属の電池は漏れの可能性があるとの情報があったので、私の場合は新しい国産の電池に交換しました。
注意点は電池の+-の向きですが、ケースに書いてあるので良く確認して作業してください。
電池をセットしたらネジを締めて本体を組み立てて完成です。

雨量計追加のセットアップ方法

・NETATMOアプリの基本画面を表示させます。(画像1)
・基本画面の上の画面を右にスライドさせて雨量計の画面を表示させ「インストール」をタップします。(画像2)
画像1
画像2

・屋内モジュールの電源が入っているか確認します。(画像3)
問題無ければ「次へ」をタップ
・ステーションの上部を触って青色に点滅させます。(画像4)
触ったすぐは緑色の点灯ですが、青色の点滅の状態になるまで触ります。
青色の点滅になったら「次へ」をタップ
画像3
画像4

・アクセサリを選択の表示が出るので「Netatmo」をタップします。(画像5)
問題がなければ「おめでとうございます!ステーションに・・・・・できます。」と表示されたら「次へ」をタップします。(画像6)
画像5
画像6

・屋外モジュールが表示されるので、今回は雨量計を追加するので「雨量計の+」をタップします。(画像7)
・雨量計に電池をセット(確認)します。(画像8)
画面の指示に従って電池が既に入っている場合は、一旦抜いて30秒経過してから再度セットして下さい。
この指示に従わなかった場合はセットアップに失敗するので注意ください。
画像7
画像8

・モジュールに電池を入れたら、屋内用のモジュールの近くにおいてください。(画像9)
置いたら「次へ」をタップします。
・雨量計との接続が出来れば雨量計に名前を付けるように指示されるので好きな名前を付けてください。(画像10)
名前をつけたら「セット」をタップします。
画像9
画像10

・モジュールが正常にステーションに追加されましたと表示されるので「完了」をタップします。(画像11)
・完了をタップするとモジュールの追加の画面に戻ってきます。(画像12)
この画面では雨量計に赤のマイナスが表示されていますが、これは雨量計が追加されて削除も可能だと言う事ですから正常に雨量計が追加されたことが解ります。
そして「完了」をタップするとNETATMOの基本画面に戻ります。
画像11
画像12

NETATMOの基本画面に戻ると雨量計の表示画面が出ています。
若干数値が記録されていますが、これは電池交換時に計測器を触ったためと思われます。
これで雨量計の追加が完了しました。

そして設置場所はカーポートの樋の上に

雨量計の設置場所は、建物や木々から3m離す事や地上から0.5m~1.5mの位置に設置するように指示されています。
ですからその条件に合う場所を探さないといけません。
という事で見つけたのが、カーポートの屋根の付近。
あまり高い位置に設置するとメンテナンスが面倒だという事で手の届く範囲です。

雨量計をそのカーポートに設置するには、カーポートの屋根自体がカーブになっているのでそのままカーポートの上に雨量計を置くと傾くので相応しくありません。
そこで手に入れたのがカメラをセットするクランプと雲台のセットです。
これを使うことでカーポートの雨樋の部分に固定して設置することが可能となりました。


購入した雲台のセットの概要

内容物
▲左がクランプ(万力)で右側が雲台

クランプと雲台
▲クランプのネジが出ている部分に雨量計が取り付けられます。
数カ所にネジが出ているので好きな場所に直接雨量計や雲台が取り付けられます。
雲台の上のネジの部分にも雨量計を取り付ける事ができます。

組み立て
▲クランプ(左)の上の部分に雨量計を取り付けて使用する事も出来ますが、雨量計が水平になるように雲台(右)をセットして使用するためにドッキングさせます。

雲台
▲雲台はこのようにクランプに取り付けて、右のネジを緩める事で上部の水平を自由に調整する事が可能になります。

設置した状態
▲このようにカーポートの雨樋の部分にクランプを固定してその上に雨量計を設置しました。
設置する時は、最初にクランプを完全に固定してから雨量計をセットするようにして下さい。
私の場合は、雨量計をセットした状態でクランプを固定しようとしていたら、雨量計がクランプを固定するために回転させていると外れて落ちてしまいました
落ちた雨量計は上の雨受けと下の電池センサーとカウンターの秤りとピンがバラバラに飛び散ってしまいました。
幸いにも落ち方が良かったのか、割れもせず無事に元通り組み立てが出来てセンサーも壊れなかったのですが、下手をすると買換えになっておりましたのでご注意ください。


雨量計を設置後の通知のセットアップ

通知の設定は「NETATMOのアプリの設定」と「IFTTT」で行いました。

NETATMOでの設定では
1.NETATMOのアプリを開いて、左上の「3本の線」をタップします。
2.そして表示されるメニューの「設定」をタップ
3.設定の一番上のステーションの観測用の「名前」をタップします。
4.出てきた画面の一番下にある「通知をカスタマイズ」をタップ(画像A)
5.すると画面が表示されるのでそれでカスタマイズします。(画像B)
※雨の通知(降雨開始)は初期値で「入」となっています。
雨が降った場合はスマホに通知として届きます。
画像A
画像B

IFTTTでの設定では
設定は、「雨を感知」すると
  • Lineで「雨が降ってきました」と通知
  • LaMetric Timeに「雨が降ってきました」と警告音と表示
と言うものです。
※LaMetric Timeとはアプリ付きWifi時計でIFTTTの情報を音とメッセージで表示させる事が可能です。
詳細はこちらを参照下さい。



さてこの設定でどれ位の感度で通知されるのか確認してみました。

検証方法
1回目:計量カップで100CCの水を雨量計に一気に流して、どれぐらいのタイミングで通知されるかを検証してみました。
  • NETATMOの通知機能の場合・・・・・・・34秒後
  • IFTTTのLineへの通知の場合・・・・・・・10分後
  • IFTTTのLaMetric Timeへの通知の場合・・・40秒後
※表示の時間は、水を雨量計に入れてから通知されるまでの時間です。
何故IFTTTで同じ設定なのにLineへの通知が遅いのか疑問です。
同じトリガーの条件を使用しているのに発動のタイミングが10分遅れています。

15分後(短時間での雨量計測はNETATMOの通知は反応せず)
2回目:計量カップで50CCの水を雨量計に一気に流してみます。
  • NETATMOの通知機能の場合・・・・・・・無し
  • IFTTTのLineへの通知の場合・・・・・・・9分後
  • IFTTTのLaMetric Timeへの通知の場合・・・14分後
※15分前に雨のテストをしたためにNETATMOは雨の延長と判断し通知はしない模様
IFTTTの通知は今回はLine通知の方が早かったが、LaMetric Timeが5分遅れ。
同じトリガーを利用する場合は何か制限があるような気がしてきました。

翌日(少量の水ではNETATMOの通知は反応せず)
3回目:計量カップで20CCの水を雨量計に一気にながしてみます。
  • NETATMOの通知機能の場合・・・・・・・無し
  • IFTTTのLineへの通知の場合・・・・・・・15分後
  • IFTTTのLaMetric Timeへの通知の場合・・・5分30秒後
※少量の水の場合はNETATMO通知機能が働かないのか?
一応NETATMOが雨の検知をしているようでIFTTTには通知されます。
しかし、Lineへの通知とLaMetric Timeへの通知タイミングは異なります。

翌々日
4回目:計量カップ100ccで再度テスト実施
  • NETATMOの通知機能の場合・・・・・・・35秒
  • IFTTTのLineへの通知の場合・・・・・・・1分後
  • IFTTTのLaMetric Timeへの通知の場合・・・6分後

結果
NETATMOの雨の通知は、本日最初に降った雨(それなりに時間的間隔が空いている状態)でそれなりの量の雨が降った場合にNETATMOの通知機能で通知される模様で、それ以外に一旦雨が止んで再度降った場合や少量の雨の場合は通知しないような気がします。
しかし、少量の雨でもNETATMOは雨量の検知をしているようで、IFTTTには通知されているようです。
「IFTTTの雨を検知」の1つのトリガーで2つ以上の命令をしている場合はどちらか1つのIFTTTトリガーは通知が届いた時に処理されるようですが、2つめ以降のIFTTTは時間を置いて処理されるように見えました。

※後日判明したのですが、1つのトリガーでは1つしか処理がされないようなので、1つのトリガーで2個以上を作っても処理できない模様です。
これをカバーするにはWebhooksの機能を使ってイベントを発生させてから、そのイベント名でそれぞれの処理をさせると複数の処理が出来るようです。チョット悩みました。

このように雨がまとまって降り始めた場合は約30秒ぐらいでNETATMOの通知がスマホに通知され、IFTTTはそれより30秒程遅れて処理されているようです。


このことから
にわか雨の様な「ザーー」と言った雨の場合は、30秒後位に通知が届くのでタイミング的には問題は無いですが、小雨の場合は雨量計の計測器に水が溜まるまでカウントされないので、その分通知に時間が掛かると思われます。
ですから雨の状態により、雨が降り始めてからスマホに通知が届くのには若干の時間が掛かる場合がありそうです。
ですから、「小雨が降ってきた!」と言ってもすぐに通知が届かないので残念です。

このあたりは実際に使用して状況を再確認する予定です。

その後、実際に雨が降ったり止んだりの状況の時に確認してみたところIFTTTの通知はほとんど役に立たない状況でした。
それは、小雨の状態では雨量計に雨がカウントするまで相当の時間を要することと、雨が既に降っている状態で何度も「雨が降っています」って通知が届くからです。
と言うことで雨の通知はにわか雨のように急に大量の雨が降る時にしか役に立たないような気がします。

※この雨が降った時の雨量計の反応について詳しくご存じの方が居られたら、是非お教えくださいね。

まとめ

雨が降り始めてからスマホに通知が届くには雨の状態により結構な時間が掛かる場合もあるので大満足と言う訳ではありませんが、降雨量や時間的な推移でどのように降ったのか後で確認出来るのは便利です。

我が家の場合は一戸建てで出窓があるので、その出窓に雨が当たる音で雨かどうかを判断することが出来る為雨量計よりも先に雨に気づく事が出来ますが、マンションなどで遮音性の高い住宅にお住まいの方の場合は雨に気づくのが遅れる場合があるかも知れませんが、その場合にはこの雨量計は便利な道具になるかも知れません。

また、農業や家庭菜園そして花壇への水やりについては、この雨量計があれば便利になるかも知れませんね。


関連情報

NETATMO(ネタトモ)家庭で気象観測:概要とセットアップの手順










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