ただ、それはその使い道次第でその人次第ですよね。
と言う事で今回はその使い方と設定についてまとめてみたいと思います。
※Qmoteは2019/1/30にIFTTTのサービスを停止(メールにて通知有り)
代用は従来IFTTTでQmoteを使用していたのをQmoteアプリでHTTPSを使ってIFTTTのWebhooksを使う事で対応可能です。
QmoteがIFTTTの【サービスを停止】IFTTTを使わない簡単な代替策は?
Qmote sについての評価
Qmote sのセットアップを行い、暫く自分なりの設定をして使っています。
でもまだまだ納得の出来ない使い方ですが、その中で自分なりの感想を書いてみます。
優れている点
- 持ち運びが邪魔にならないコンパクトサイズであること
カバンのフックやポケットに入れて置けば、すぐに操作できるサイズであること。 - IFTTTが使えるのでアプリで操作出来ないものも簡単にコントロールできる点
Qmote sアプリで扱えないアプリもIFTTTが使える物ならコントロールできること。
このIFTTTのトリガーに出来る事が最大の利点だと思います。 - 操作できる種類が短いクリックで4種類、長いクリックを交えると9種類の操作ができる。
合計9種類の操作が出来ることで、色んな操作を一つのQmotesで操作出来るので便利(長所でもあり短所でもある部分がある)
もう一つな点
- 操作がクリックの方法や回数により命令を与えること
1回~4回の短いクリックと、短いクリックと長いクリックとの組み合わせにより命令を出す方式が、複雑な操作になれば何をさせる命令なのか忘れるし、操作が確実に行えない事もあるので微妙。
ただし、暫く使って慣れてくると7種類ぐらいは使えそうです。 - Qmotesの外観が少し安っぽい感じがする
残念な点
- Qmote sのアプリの完成度がいまいちであること
Pilips Hueランプの点灯については1個のランプしか扱えない事。3つセットの照明の場合その1つの照明しかオンに出来ないので使えない。
その為、IFTTTのアプレットを作って対応しました。 - バックグラウンドでQmote sアプリを起動しておかないと使えない
アプリを消しても使えるようにして欲しい。 - Qmote sを長時間使用しないと次に使う時に休んでいる状態となっている場合がある
長時間使わないで、初めて操作した時はQmote sが休んでいる状態となっている場合があり、その場合は操作しても反応しない事もあるので、そこは休まない設計にして欲しい。
この場合、クリックしても反応しないのでスマホを触った瞬間に反応することもある。
また、朝一番は長時間スマホも使っていないのでQmote sをクリックしても反応せず、スマホを触っても反応せず、Qmoteアプリをバックグランドから表に出して初めて反応するような感じなのでちょっと面倒ですね。
IFTTTの設定方法について
IFTTTを使う場合は、Qmoteアプリのセットアップさえ完了していれば、Qmote アプリからのIFTTTの設定は一切ありません。
ですからQmote sを使ったIFTTTのアプレットを作成する場合は、IFTTTアプリから作成すればOKです。
ただし、初めて作成する場合は「Qmote s」と「IFTTT」のリンクの設定が必要です。
間違った操作
私の場合は、Qmote sアプリの中の「INTEGRATIONS」をタップした画面から「IFTTT]をタップすると、「アプレットメニュー管理」と表示されていたので、それをタップ。
するとウェブのIFTTTの画面に飛び、なにやら色々と出てきてチョット悩んでしまいました。
その後解ったことは
以下の画面の下にある「INTEGATIONS」をタップすると
以下の画面が表示され、その中に「IFTTT」もあります。
そしてその「IFTTT」をタップすると以下の画面が出て、最初はこれが何か判りませんでした。
(後ほどこれは、「IFTTT」に命令を出したログ(記録)だと言う事が理解出来ました。
QmoteがIFTTTに何時何分に指示を出したのか出ていますよね。)
そして結局どうしたら良いのか悩んでしまった結果、Qmote sの画面に戻ると何やら履歴が表示されていたので、その履歴を消すのに、その一番下にある「中断」と言うボタンを押してしまいました。
すると、それ以降IFTTTとQmote sのリンクが切れてしまってアプレットを作ることが出来なくなってしまったという大きな間違いを起こしてしまいました。
因みにQmote sとIFTTTのアプレットの再開はIFTTT側でQmote sを開いてセッティングでステータスをActiveにすれば再び同期がとれます。
この復活方法を探すのに少し苦労しました。
そして実際のIFTTTアプリの作り方は
IFTTTアプリの「My Applets」から右上の+をタップして
+thisの+をタップして
検索で「Qmote」をさがして選択
「Press button」をタップ
クリックのパターンを選択してNextをタップ
このパターンで、1回クリックするとか2回とかを選択します。
+thatの+をタップ
そして操作したいものを選択して進むとOKです。
それ以降の操作はこちらをご覧ください
我が家のQmote sの使い方
我が家のQmote sのクリックの割り当てと使い方はとりあえず次のように設定しました。- 1クリック
SESAMEスマートロックのロック(IFTTTにて) - 2クリック
SESAMEスマートロックのロック解除(IFTTTにて) - 3クリック
Hueランプの全灯点灯(IFTTTにて) - 4クリック
Hueランプの全灯消灯(IFTTTにて)
Qmote sの最大の目的は、セサミスマートロックを操作して外出先から帰宅した時に「2クリックするだけで玄関の鍵を開け」て家に入るようにしたかったのが目的です。
しかし残念な事に、Qmoteのアプリでは直接SESAMEスマートロックが操作出来ないので、IFTTTを使った鍵のコントロールを行う事になりました。
ここで問題なのは、このIFTTTの操作になると鍵のロック・アンロックにタイムラグ出てくる事です。
Qmote sを2クリックしてもタイムラグがあるのですぐに鍵が開かないので、車で家に着いた時点でロック解除の指示をしないと玄関の前で立ち往生することになるので注意する必要があります。
※
以前はSESAMEスマートロックの解錠に失敗していましたが現在は改善されています。
これがQmoteのアプリで直接操作できれば、即時にロック・アンロックが出来るようになるので残念です。(今後の改善に期待します)
また「HTTPリクエスト」と言うちょっと難しい設定が必要な物が用意されているのですが、これについては「不明な点は問い合わせするように」とカタログにも書いてあるので現在メーカーに問い合わせを実施したところ、「現在はそこまで対応していないが今後前向きに検討します」と回答を得ていましたが、今のところ何ら改善が見れていないので期待は出来ない状態です。
Philips Hueランプの操作は、あれば便利かなっていう感じで設定してみただけです。
今後、他に操作したい物が出てきた場合は設定の変更をする予定です。
まずはこのQmote sについての不安な部分
Qmote sのスイッチは1か所で、押し方により命令を与える点がすこし不安
これを「シンプル」と言えばそうなんですが、ひとつのQmote sで複数の装置を操作したい場合にはチョット役不足になる可能性もあります。
でも単純な操作なら便利です。
例えば
「玄関の鍵」と「玄関の照明」、そして「マナーモード」や「音量調整」と「音楽再生」を登録しようとしたと仮定した場合
操作出来るキーのは「短いクリックが1回~4回」「長いクリックと短いクリックの組み合わせ」です。
どのクリックがどの操作か一晩寝ると忘れてしまいそうです。(^^;
「短いクリック」の1回~4回の操作については1回は何、2回は何と覚えておけば問題は無いのですが、それ以上になると厳しいです。
またその他に問題となるのは、そのクリックの押し方です。
1回のクリックなら「押すだけ」なので問題は無いのですが
2回以上のクリックの場合は、クリックとクリックの間隔を覚えないと反応しなかったり、異なった反応をする可能性もあるからです。
まあ、このクリックの間隔については設定で若干調整出来るのですが、確実さと言う点では少し心配ですね。
一応設定の変更と慣れにより今は特に問題は出ていません。
でも「長いクリックと短いクリック」の組み合わせについては、当初は正しく操作できないのではと思っていたのですが慣れればある程度は操作できそうです。
1回クリック⇒玄関をロック
2回クリック⇒玄関をアンロック
3回クリック⇒玄関のライトを点灯
4回クリック⇒玄関のライトを消灯
ですから、これ以上の役割を持たすことが出来ないのである程度特化した使い道を考えないといけません。
※その後使用していると長いクリックと短いクリックの組み合わせは使えそうです。
使う方次第というところですね。
使えるアプリが限定されているこが少し残念
スマホの全てのアプリがこれで操作できるわけではないので、自分がやりたい事がこのQmote sで出来るかを調べてから購入しないと使い道が無いと言う事になるので注意が必要です。
因みにiosでは以下の通りです。
Qmote sユーザーマニュアル(アンドロイドやその他詳細は以下のリンクでご確認ください)
こちらをご覧ください
1つのクリックに複数の命令を与える事が出来るが・・・
1回のクリックの操作で複数の命令を同時に与える事が出来るのですが、同じ命令を複数割り当てる事は出来ません。
例えばクリック1回にHueランプを割り当てる場合、アプリでは1つのランプしか割り当てすることが出来ません。
ですから、3個のHueランプを同時にオン・オフしたい場合には、3回割り当てれば3つのHueランプをオン・オフすることが可能となるのですが、割り当ては同じ命令は1個しか割り当てることが出来ません。
ですから
1個目のHueランプを点灯・・・割当可能
2番目のHueランプを点灯・・・割当不可能
3番目のHueランプを点灯・・・割当不可能
と1回のクリックで上記3つの命令をセットさせたいのですが、同じ命令は複数登録できないので上記のような組み合わせは出来ないのです。
でも、クリック1回に「カメラのシャッター」と「メール送信」の2つの機能を割り当てると、カメラのシャッターを切るとメールを送信すると言った使い方は出来ます。
ですからこのような使い方をする場合には自由度は減ってきます。
1回クリックに割り当てできるアプリ(機能)も限定されているので出来る操作は限られます。
但し、IFTTTが使用出来るのでQmote sのクリックをトリガーとすれば色んな使い道が出来るかも知れません。
このIFTTTが使える部分がこのQmote sの最大の利点ですね。
まとめ
Qmote sは目的を持った使い方をすれば便利なアイテムだと思います。でも、その前に「その目的を達成することが出来るのか」を良く調べたうえで購入しないと設定しようとした時に、「あらら、出来ない」と言う事になるので注意してくださいね。
Qmote sをクリックするとスマホが反応するようにすれば、クリックした命令が確実に処理されていることが解るので設定に工夫をされる事をお勧めします。
言える事は、「持っていれば便利に使えるかも」って事ですね。
自分の生活パターンの中で、「これに使えば便利になるかも」って一度考えてみてはいかがですか。
Qmoteユーザーマニュアルはこちら
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