Google Assistant(Google Home)で待機機能を簡単に実現する方法とは - よっちことサン太

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2019年7月12日金曜日

Google Assistant(Google Home)で待機機能を簡単に実現する方法とは

現在Google Assistantには「待機」機能は装備されておりません。

そこでその待機機能を実現させる為に色々と考えたところ簡単な方法を見つけたので紹介します。

その前に待機機能とは何か考えてみます。




待機機能とは
Google Homeなどのスマートスピーカーに「何分後に何かをするように指示できる機能」のことを言います。


これは
  • ある時刻が来たら何かをさせる事や
  • タイマー機能であったり
  • スリープタイマー機能とは異なります



タイマー機能とはタイマーが終了すると音でお知らせしてくれるもの。
スリープタイマー機能とは、今再生している音楽を何分後に停止させる機能です。


でも、この「待機機能」があれば、何分後に音楽を再生したり、何分後にスマートホームの機器を操作する事が可能になるのです。

この部分が非常に便利で重要なんです

実はこの機能は、Amazon EchoシリーズのAlexaには既に搭載されている機能です。
でも、この「待機」機能はGoogle Assistantには装備されていないのです。

画像1
待機時間の指定
この画像のようにAmazon Alexaでは定型アクションに待機機能が実装されており、何分後に何かをさせる事ができるので非常に便利なんです。


この待機機能は何が便利なのか

この待機機能は指定した時刻が経過した時に何かをさせる事が可能と言う部分が便利なんです。

例えば、家族が毎日帰宅する時刻が決まっておればその時刻の5分前にでも玄関の鍵を開けて、玄関の電気を点けてあげれば特に問題はありません。

しかし、家族が何時に帰ってくるか解らない場合はどうするのかと言う点です。
家族が会社を出る時にLine(IFTTTでも可能)で連絡をしてくれるルールを作り、そして会社から家まで約40分掛かると仮定すると。

Lineで「今から帰ります」の通知が届くと
スマートスピーカーに娘が帰宅」などでスマートスピーカーに指示することで、指示した時刻から40分待機した後に、「もう少しで娘が帰宅しますとしゃべり」「玄関の鍵を開け」「玄関の電気を点灯」させる事が可能になります。
▲このようにIFTTTでアプレットを作っておくとLineに通知が届くようになります。

※家族が自分で最寄駅に到着した時に「玄関を開けて電気を点ける操作」をすれば特に悩む必要は無いが、操作が出来ない子供や苦手な家族の場合はこのような仕組みを作ってあげれば便利ですね。

さらに、お昼寝の時に
昼寝を開始してから1時間後の起きると仮定して、この待機機能があれば「お昼寝」とスマートスピーカーに言うだけで、お昼寝を開始してから1時間後に部屋の電気やテレビをつけることも可能なんです。
▲この設定は玄関ロックして電気をオフ、1時間経過してから電気をオンにする定型アクションです。

※タイマーで起こされると音でビックリするので、部屋の電気やテレビを点けて優しく起こして欲しい場合に利用できますね。

このように何かを開始してから何分後に何かをさせたい時に非常に便利なんです。


待機機能が利用できるのはAmazon Alexaだけ

現在この待機機能が使えるのはAlexaだけです。
それであればAmazon Echoシリーズを使えば良いと言うことになるのですが、このAmazon Echoシリーズの待機機能には若干の問題があるのです。


具体的には
待機の後に実行できる操作が限られていると言う点です。
それは待機の後にIFTTTに指示が出来ない点なんです。

例えば
セサミスマートロックの鍵の解錠が出来ない点です。
(Alexaでの操作は、セキュリティの関係でロックは可能だが、アンロックは不可に設定されており操作不可能だからです。)

だから何分後にセサミスマートロックの解鍵が出来ないのです。

※その後Alexaの定型アクションにIFTTTに指示出来る機能が追加されました。
これでさらに便利になりましたね。

このIFTTTに指示出来る機能が追加されたことで、待機後にセサミスマートロックを解除することが出来るようになりました。

Google Assistantでは今は待機機能がないので使えません。

ではどうすればGoogle Assistantで待機機能を実現させることが出来るのか


その方法は
Amazon EchoシリーズとGoogle Homシリーズを一緒に使う方法です

Amazon Alexaアプリで定型アクションを作成し
待機35分後に「OK Google 玄関開けて」などとAlexaに喋らせる方法です。

すると
Google Assistantが反応して一連の操作をしてくれます。

▲この事例では、合言葉を言うと「三十五分後に玄関の照明をつけます」とAlexaが喋り、三十五分待機してから、Hueライトをオンにしてから「玄関の照明を点けました」と喋り、「玄関の鍵をあけます」と喋ってから「Ok Google」と言ってから「玄関を開ける合言葉を言うと」Google Nest Hubが玄関の鍵を開けてくれるようになっています。



一定時間待機して操作させる別の方法とは

これ以外にも待機機能を実現させる方法は幾つかあります。

知識が無くてもやろうと努力すれば出来る方法としては
1)MESHでレシピを作成する方法
この場合、「MESHのボタンタグの購入」と「MESHアプリの常時起動」が必要となりチョット手間が掛かります。

MESHタグは別に購入すれば済む話なんですが、MESHアプリを常時起動というのがチョット面倒なんです。
このMESHアプリを起動していないとその待機機能を含めて何も反応しないからです。
この常時起動をどうするかと言う点が筆者としてはネックであまり使用していません。
古いタブレットがあればそれを常時起動しておく方法もありますが、それでもその為にそのタブレットを定期的に充電する必要があるので困ります。


関連情報は以下からご覧ください。

MESHプログラムのインストールとタグの開封と追加方法

MESHとIFTTTを使ってセサミスマートロックを任意時間にオートロック:アプレットの事例紹介

2)MicrosoftのFlowアプリでフローを作成する方法
この場合、Flowアプリ(無料)をダウンロードしてフローで「待ち時間」を設定すれば使用可能ですが、IFTTTを使う場合はちょっと設定に困る場合もあります。
なお、無料で使用できる回数にも制限があるので注意も必要ですね。


関連情報は以下からご覧ください。

Flic(フリック)ガジェットでのIFTTTの便利な設定方法と使い方

Microsoft FlowやIFTTTなどを使ってLaMetric Timeにメール受信の情報を表示させる

まとめ

今回はあれば非常に便利な機能ということで「待機機能」に焦点をあわせてまとめてみました。

AmazonのデバイスもGoogleのデバイスもそれぞれ一長一短がありますが、その2つを利用することで自分が思うように環境を整える事も可能だと言うことを記事にしてみました。

EchoシリーズとGoogle Homeシリーズの二種類を手に入れる必要がありますが、試してみる価値はあると思います。


関連情報

Amazon Alexaの定型アクションに「待機」が追加:非常に便利かも

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