昨年アルインコの米びつクーラーを購入し使用していたのですが、真夏における電気代が結構かかる事が判明した為使用を中止。
その代わりに日立の小型冷蔵庫を購入し玄米の備蓄に利用することにしたのですが。
そのアルインコの米びつクーラーを放置するのも勿体ないので使用方法を工夫して再利用したので紹介します。
米びつクーラーが必要になった理由
昨今食糧難や緊急時の食料の備蓄をするように言われるようになってきました。
そこで検討したのが非常食でした。
しかし、非常食の場合は消費期限もあるし長期間保存出来る反面体に良くない添加物が沢山含まれています。
期限管理もしないといけないし、食べても体にあまり良くないしという事で今回は玄米を備蓄する事で対応出来ないかと考えました。
玄米なら温度と湿度を管理しておけば1年は保管出来るしお米なので加工品よりもかなり安全なのでお勧めです。
缶詰を1つ購入しても家族で分け合うには沢山必要となります。
缶詰のパンも同様で価格が高いわりに少ししか入っていません。
しかも体に悪い添加物が入っています。
その点玄米なら価格もお手頃だしお米があれば工夫すれば家族で沢山食べる事も出来るので最適です。
玄米の備蓄量を増やす
そこで今回以前購入した米びつクーラーを再利用することで玄米の備蓄量を増やせるのではないかという事で試してみました。
以前米びつクーラーも備蓄の目的で購入したのですが、夏場の電気代があまりにも高いし深夜の音も気になるので使用を停止し小型の冷蔵庫を購入する事になったのです。
しかし、折角購入した米びつクーラーを捨てるにも勿体ないのでその使い方を検討したところ、夏場以外では便利に使えるのではないかという事になったのです。
米びつクーラーを使用すると、計量も楽だし温度管理も任せられるので便利です。
ただし、電気代が高い。
それを考慮して、秋口から春先までの利用なら便利に使えるのではないかという事で再度利用する事に。
今現在の我が家の玄米の備蓄は
メインの冷蔵庫の野菜室に5Kgの玄米を2袋
新しく購入したサブの冷蔵庫に5Kgの玄米を10袋
で合計60Kgの玄米を備蓄する事が出来ます。
そして今回米びつクーラーを使用すれば30Kg備蓄出来ます。
さらに冬場ならエアコンを使わない部屋でも保管出来るのでそれ以上に備蓄する事が出来ます。
という事で今回は秋口から春先までの米びつクーラーの使用を開始する事に決定しました。
でも、夏場は米びつクーラーが使えないのでメインの冷蔵庫とサブの冷蔵庫での保存になるので最高でも60Kgが限界となります。
電気代の概算説明
まずは下記のグラフをご覧ください。
9月17日の途中から稼働し、このグラフでは9月18日が1.36Kwhで稼働してから一番高い消費電力となっています。
10月の月初はまだ少し暑かったので一日1.32Kwh消費しています。
これらを見たうえで
米びつクーラーを使用した場合の電気代を計算すると以下のようになります。
例えば画像1の9月17日のデータを見ると1日の電気の使用量は1.36Kwhで1Kwhを約30円と計算すれば一日の電気代は40.8円で1ヶ月では40.8円×30日=1,224円です。
真夏であればもう少し電気代が上昇しそうです。
もし5月から9月までの5か月間利用するとなれば5千円程度の電気代が必要となりそうです。
5千円あれば玄米が15Kg位買えますよね。
ちょっと高いです。
そして稼働中の音もフル回転であれば夜中であればうるさいです。
という事で
このアルインコの米びつクーラーの使用を停止し、その代用品として日立の冷蔵庫を購入したのでした。
やはり冷蔵庫の方が音が静かだし電気代も断然安いのでお勧めです。
米びつクーラーの節約使用方法とは
米びつクーラーは暖房の影響に無い場所に設置し、米びつクーラーの庫内の温度が温度が19℃以上になると電源をオンにし、18℃以下になると電源をオフにするようにして運用する事にしました。
米びつクーラーには温度により電源のオン・オフ機能は付いていないので電源が入っている限り約3.7Wの消費電力が必要です。
そこでSwitchBootの温度計とSwitchBootのスマートプラグを利用してみました。
▲上はセサミのWifiモジュールです。下がSwitchBootのスマートコンセントです。
米びつクーラーの中にSwitchBootの温度計を設置し、コンセントにSwitchBootのスマートコンセントを使います。
▲SwitchBootの温度計を米びつクーラーの中に取り付けます。
SwitchBootの温度計の裏側は磁石になっているので画像の様に貼り付けできます。
設定は、SwitchBootのアプリのシーンの自動で設定します。
「米びつの電源が19℃以上になると電源をオン」
「米びつの電源が18℃以下になると電源をオフ」
に設定することでSwitchBootのスマートコンセントが電源のオン・オフを自動でやってくれます。
これなら18℃以下になると消費電力が0円で済みます。
(スマートコンセントの待機の消費電力が必要ですが1W以下です)
このようにSwitchBootの温度計とスマートコンセントを利用することで米びつクーラーの消費電力の節約をする事が出来ます。
そして今回の目的である玄米備蓄量を増やす事も可能となりました。
折角購入した米びつクーラーなので遊ばせておくのも勿体ないので秋口から春先まで利用する事となりました。
宜しければご参考に
まとめ
という事で
今回は、消費電力が多くて放置していた米びつクーラーの再利用と言う記事となりました。
保存食と言っても色んな添加物が入っていたり、缶詰なども長期保存は出来るのですが美味しくないですからね。
やはり体にも良い食料という事なら玄米ですね。
お米さえあれば満腹感を得る事もできます。
これなら非常時に暫くはしのげます。