前回紹介した浴槽内の握りバーはグレー色で浴室に付いている手すりとは色合いが異なります。
INAXの浴槽の手すり(握りバー品番はBG-A-0090)交換のつもりが思わぬ方向に磨くと綺麗に
浴室内の握りバーはサンドペーパーで磨いても握りバーの素材が削れるだけで下地(金属)が無かったので綺麗に出来上がりました。
そこで今回は、浴室内の他の手すりも同様に綺麗に出来るのかを試してみました。
浴槽内の手すりの色は白色だったのでチョット見た目が異なります。
もし、この手すりが下地の上に塗装されているのであれば表面を磨くと下地が出て来て金属部分などが出てくる事になります。
もしこのように下地が出てきた場合には塗装をしなくてはならなくなるので大変な作業になりますね。
サンドペーパーで作業開始
以前紹介したスポンジ状のヤスリでは一番粗い物が#120-#180の物で、それで表面の黒い部分を試してみるとこれが結構何度も何度も擦らないと黒い部分が取れませんでした。
これはヤスリの粗さが足らなかったので時間が掛かってしまったのです。
そこで#80の布製のペーパーを探してきて使ってみました。
最初はその布製のペーパーを少し濡らして試したのですがその布製のペーパー自体が滑ってしまって思うようにその黒い部分が削れませんでした。
そこで今度は布製のペーパーを濡らさず直接試してみる事に。
すると結構削れます。
手すりの素材が削れて粉状になってこぼれています。
削った表面は下地(金属部分)が見えず削った筋のような跡は残りますが黒い部分は綺麗に削り取る事が出来ました。
これは浴槽内の握りバーと同じ素材で出来ているようです。
これなら安心して作業が出来ると判断し黒い部分を全て見えないようにその布製のサンドペーパーで磨き、その後スポンジ状のペーパーで磨いて行きます。
すると黒い部分の汚れが完全に見えなくなり手触りもスベスベの状態で「キュッキュ」と言う音が鳴るようにまでなりました。
という事で
浴槽内の手すり全て同じ素材で出来ていると解ったので全ての手すりを磨く事に。
そうそう、注意する点は
一番粗い#80で磨いた後は手すりに筋がしっかりと付いているので、その次の番手のペーパーでシッカリとその筋が消えるように磨いてください。
そしてその後も順番に細かいペーパーに交換しながら綺麗に仕上げてくださいね。
それから一番粗いペーパーで磨いた時に粉が出ますのでマスクをするなど粉を吸い込まないように注意してください。
注意
このペーパーで磨く方法は、我が家のINAXのお風呂に取り付けてある手すりに対して有効ですから、もし作業される場合は目立たない部分で試してから自己責任にて作業をお願いしますね。
出来上がりはこんな感じ
お風呂場入り口の手すり
▲お風呂に入って最初に目につく手すりです。洗い場で立ち上がる時に使う手すりですね。
結構まだらになって汚いですよね。
▲全ての汚れが取れました。
浴槽背面の手すり
▲全て綺麗に出来ています。
浴槽全面の手すり
▲汚れている写真を撮り忘れていたので、仕上がり後の写真を掲載します。これも手すり全体に黒いのが付いていました。
この汚れの原因は
この黒い汚れは最初は指輪か何かで手すりを握った時に傷がついたのかと思ったのですが、家族の誰もがお風呂に指輪をして入浴しません。
そこでメラニンスポンジで磨いたり、浴室の洗剤を使ったり、カビ取りを使ってみたのですがその黒い汚れは取れませんでした。
実際のその部分を紙やすりで削ってみたところその黒い部分を紙やすりで削り落とすと言うイメージで無いと取れませんでした。
という事はその黒い物が汚れでは無く、カビのような物がその手すりに繁殖してそれが手すりの素材の内部まで時間の経過と共に侵入してしまったような感じでした。
一見すると単なる汚れに見えますが頑固な汚れなので削らないと取れなかったのもその理由ですね。
油性ペンがその土台にシッカリと浸透したような感じです。
まとめ
今まで気になっていた浴室の手すりの黒い汚れがヤスリで磨く事で綺麗な状態に戻す事が出来る事が判明しました。
手すりの交換をしなくても多少疲れますがペーパーで磨けば新品のような状態になる事が解ったので、交換の費用の心配も無く綺麗に出来ます。
そして再び黒く汚れた場合は再度同じ作業をすれば綺麗な状態に戻す事が出来る事が解ったので何時までも綺麗な状態を維持する事が出来る事が解りました。
関連情報
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