エコタンク搭載のEPSON EP-M570Tを今更買ってみた - よっちことサン太

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2017年10月9日月曜日

エコタンク搭載のEPSON EP-M570Tを今更買ってみた

プリンターは定期的に使用しないとヘッドが詰まってすぐに印刷が出来なかったり、色々と印刷しているとすぐにインクが無くなったり、使わなくてもインクが蒸発したりとプリンターは維持するには手間とお金が掛かる装置ですよね。




実際、昔使っていたプリンターはあまり使わないので押入れで保管していたら、いざ使おうとインクを購入してセットするとヘッドが詰まっていて印刷出来ませんでした
その後、色々とヘッドをクリーニングをしてみたのですが結局は使えず、折角買ってきたインクも無駄にしてしまった事がありました。

ところが、ここ近年になってエコタンク方式と呼ばれるプリンターでインクが沢山入って、しかも印刷代が非常に安いプリンターが発売されたのです。
これなら常にプリンターを設置しておいてもインクが蒸発して無くなったり、ヘッドが詰まったりせず、それに色々と印刷してもインクがなかなか無くならないようです。

今まで印刷物が必要だった時は、コンビニへメモリーカードを持って行って印刷していたのですが、プリンターを買えばその手間も省けます。

今までプリンターってあまり使わないのに、維持費が掛かると言うイメージがあったのですが、このエコタンク方式のプリンターなら安心して使えそうです。

そこで購入したのが、EPSONのEP-M570Tです。

ほんのすこし前には新製品EW-M571Tが出たのですが、旧製品のEP-M570Tを買ってしまいました。



何故旧製品のEP-M570Tを購入したのか、その理由は

その理由は、金額が安かったからです。
新製品が発売されて旧製品が一気に1万円弱価格が下がったからです。

新製品には旧製品より優れた点はあります。

  • 黒色のインクが染料インクから顔料インクに変更となった。
  • 両面印刷が出来るようになった。
  • 消費電力が低くなった。
  • サイズはコンパクトになった。
と言った点です。

でも、この優れた点に1万円程の価値があるのか?
という点で非常に悩んでしまいました。

で、結局は自分の使い方を良く考えた結果、旧製品を購入する事にしました。

黒インクが染料インクから顔料インクになった点
黒インクが顔料インクになったからと言っても、印刷の見栄えにはあまり影響が無いと思われたこと。
水に濡れても滲まないらしいのですが、水に濡れるような環境で印刷した物を使うのかと言えば、そんな事はまずありません。
因みに、顔料インクになったことで少しインク代が上がり印刷コストが上がっています。

両面印刷が必要か?
これも両面印刷の頻度がどれ位あるのかという点です。
通常は片面印刷で十分だし、もし両面印刷が必要だった場合は、少し手間ですがページ飛ばしの印刷が出来るので紙を2回(裏面)通せば両面印刷となるので、滅多に使わない両面印刷は不要ですね。

消費電力が低くなった
これは環境に優しくて良いのですが、ではどれぐらい費用が節約出来るのかという点です。
この製品:EP-M570T
コピー時:約13W
レディー時:約5W
スリープモード時:約1.5W
電源オフ時:約0.3W

新製品:EW-M571T
コピー時:約12W
レディー時:約4.3W
スリープモード時:約0.7W
電源オフ時:約0.2W

この消費電力について、一般的な家庭ではそんなに長時間連続では使わないので大したコストアップにならないので無視します。

問題なのは待機している時の消費電力が気になります。
この製品の場合はスリープモードが1.5Wで新製品の場合は0.7Wですから、約半分以下の節電になっています。
おお! これはすごいと思うのですが
では、どれぐらいの金額差になるかを計算してみました。

仮に電気代を1Kwhを27.32円と仮定して計算してみます。
1.5W☓27.32円÷1,000☓24時間☓31日=30.5円(1ヶ月あたりの電気代)
0.7W☓27.32円÷1,000☓24時間☓31日=14.2円(1ヶ月あたりの電気代)
と言う結果となりました。
1ヶ月16円程の節約の為に、1万円程高いプリンターを買う意味はありませんよね。

プリンター本体のサイズが小さくなった
置く場所が確保出来れば、特に問題にはならないですね。

以上のことから、自分の使用環境では旧製品を購入する方がメリットが有る判断となりました。


それから、今更ですが折角購入したんだから少し記事を書いておきますね

開封とセットアップ

外観
プリンターの天板はスキャナーがあります。
その後ろには用紙をセットする背面MPトレイがあり、右側にはインクタンクがあります。
前面は印刷物が出て来る部分があり、印刷物が落ちないようにトレイが引き出せます。
操作パネルや電源は前面にあります。


付属品
インクが黒と3色インクが2セット付属しています。
1セットは使う前にセットする分で、もう1セットが予備と言うことのようですね。
あとは、取扱説明書とドライバーやアプリが付いているCDーROMです。
このCD-ROMは使わなくてもネットでダウンロードすれば簡単にセットアップすることが出来るので絶対必要なものではありません。



インクの補充
これが本体右側にあるインクタンクです。

インクタンクの蓋をあけると、インクの種類と色が判るようにシールが貼ってあります。

インクはゴム製のキャップを引っ張って外してから、インクボトルのインクを入れます。
インクボトルは丁度満タンになるようにできています。
インクが入るとインクタンクの色が変わるようになっているので、インク残量が容易に判るようになっています。


セットアップ

インクの充填が終了してからセットアップを開始します。

手順は
  1. 電源コードを接続
  2. 電源ボタンをランプが点灯するまで押す
  3. メッセージが表示されるとOKボタンを3秒長押し
  4. スタートボタンを押せば初期充填が開始
インクの初期充填は約20分程度かかります


インクの初期充填が完了すると用紙をセットしてからパソコン等のセットアップを行います。

セットアップはCDが付属しているのでそれを使う方法もあるのですが、使っているパソコンには内蔵のCD-ROMが無いので、インターネットからアプリをダウンロードする方が手軽だったのでそれで実施。

ドライバー類は、インターネットのブラウザで次のURLを入れると簡単にアプリが見つかるようになっています。
因みにURLは epson.sn と入力してEnterキーです。
また、そのページではセットアップの手順もわかるようになっていますので便利です。

プリンター本体ではWifiの設定でパスワードの入力が必要になります。
プリンターのWifiの設定が完了すれば、あとはパソコンなどにドライバーやアプリをインストールすればプリンターが使えるようになります。

Wifiの設定さえクリアーすれば悩む部分はありませんね。

使用感など

今までは、USBに接続するタイプのプリンターでしたから、設置場所に制限を受けていたのですが、Wifi対応だと好きな場所にプリンターを設置出来るので便利です。

プリンター側の用紙設定を仮にA4サイズにセットしておけば、パソコン側で同じサイズの用紙に印刷する場合には、プリンター側で何ら操作しなくてもそのまま印刷されます。

しかし、プリンター側の設定がA4サイズのまま用紙だけを写真のL版にセットして、パソコン側でL版の印刷を指示した場合は、プリンター側で確認作業の必要があるので一手間が増えますね。


外観は
高級感があるとは言えないですね。
まあ、この製品は沢山印刷出来ることを目標にしている製品ですから、外観は期待出来ませんね。


印刷の品位
普通の文書については何ら問題なく綺麗に印刷されています。
写真印刷については、元の写真の色合いの問題かも知れないのですが、若干青味がかっているような気がしました。
これは、スマホで撮影した写真だったのでそうなったかも知れませんが、もう少し試してみないといけないみたいです。
写真も色に写真にこだわりが無ければ、このプリンターから印刷される物でも満足出来るかも知れませんね。

まとめ

家にプリンターがあるといざという時に便利ですね。
最近はインターネットで商品を買った時に長期保証を付ける事が出来るようになってきています。
でも、その長期保証の保証書はインターネットで閲覧するようになっている所が多いので、後から保証を付けている事が解るように印刷して置きたいですね。
そんな時にもプリンターがあれば役に立ちますね。

今年はプリンターを購入したので、年賀状はこのプリンターを使って「チワワのサン太」(我が家のペット)をモデルにして作ります。

無くてもそんなに困らないプリンターですが、あれば便利ですね。




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