以前よりFlic(フリック)と言うガジェットを使用して、「玄関の鍵の開閉」をしたり「お昼寝時のタイマーによる照明のオンオフ」や「チワワのサン太のウンチ記録」などに使用していたのですが、時たまFlicをクリックしても反応しない時が発生。
このままでは十分Flicを活用出来ない事から「Flic Hub」を注文する事にしてみました。
Flicが反応しない原因は
基本的にFlic(フリック)を使う場合は、スマホで「Flicアプリを起動しておかないといけない」と言う条件があります。
ですから通常はFlicアプリを常に起動しています。
しかし、スマホで色んなアプリを沢山使っているとFlicアプリが何処かに追いやられてしまったかのように幾らFlicをクリックしても反応しなくなる時があるのです。
勿論、再度Flicアプリを再起動すれば問題無く使用出来るようになるのですが、いざ使おうと思った時に、Flicが反応するかどうかは運試しの状態となってしまっています。
折角Flicのボタンをクリックするだけで便利な動作をさせられるのに、それがFlicアプリの状態により不安定になるって事は辛抱出来ません。
そこで調べてみると、メーカーより「Flic Hub(フリックハブ)」と言う製品が最近発売されていました。
このFlic Hubと言うのは、自宅のルーターにFlic Hubを接続しておく事で、スマホでFlicアプリを起動しなくてもFlicを操作出来るようになると言う物です。
ですから、Flicをセットアップしている私のスマホが家に無くても家でFlicを操作する事が可能になると言う物です。
もう少し言えば
私が家に居なくても(私のスマホが無くても)Flicを操作する事が出来るので、使用範囲が拡大するという事です。
その結果
私が家に居なくても、家族がFlicを使う事が出来るようになり、またスマホアプリの不安定さからも解放されるようになるのです。
Flic Hubを注文
この製品は今現在日本国内では販売されていません。
Flicの場合は、Amazonで高い価格設定ですが販売されています。
しかし、このFlic Hubはまだ発売されて期間が経っていない事もあり、Amazonでも取り扱いはありません。
そこでメーカーのページで確認すると既に販売が開始されていました。
しかし、注文が多く入っているようで納期は4~6週間となっています。
実は、以前からこの製品については関心があったので注文しようかと思っていたのですが納期が長すぎたので納期が短くなるまで保留と言う事にしていました。
しかし、何時まで経っても納期が短くならない事から、「注文しないと何時までも来ない!」という事で注文する決意を固めて注文する事にしてみました。
注文はメーカーのホームページのここから注文します
- 注文者の氏名
- 郵便番号
- 住所と番地
- 支払方法
購入した金額は
Flic Hub本体代が$99.99で送料が$20.00の合計$119.99です。
注文日
2018/8/16 PM8:27
発送連絡
2018/8/20 PM9:22
あれ、納期が4週間から6週間という事だったのですが、すぐに発送して頂けたみたいです。
因みにホームページではまだ以下のように表示されています。
▲Estimated delivery: 4-6 weeks となっています。納期4~6週間ですね。
因みにFedExの輸送予定を見てみると、お届け予定日は8月23日との事。
予定通りなら、何か得した気分です。
Flic Hubが届く
商品は2018年8月16日の夜に注文して、2018年8月20日に商品発送、そして商品到着は2018年8月23日で注文してから僅か1週間で我が家に到着となりました。
届いた商品は
開封した状態
中身は
- Flic Hub本体
- USBケーブル(ACアダプターは付属していません)
- 説明書き
本体の上部
本体背面
▲左からアクセサリー接続端子、Audio3.5mm端子、LAN接続端子、Micro USB端子、ステータスランプとその下はリセットボタン
・アクセサリー接続端子は、別売りの赤外線アクセサリーが接続出来ます。
これでリモコン操作ができるそうです。
・Audio3.5mm端子は、外部スピーカーに接続して操作音を鳴らす事が出来ます。
・LAN接続端子は、有線でルーターに接続する時に使用します。
・Micro USB端子は、電源の供給に使用します。
・ステータスランプは、Flic Hubの状態やFlicの操作の状態をランプの色と状態で表現します。
・リセットボタンは、工場出荷状態に戻します。
本体側面
▲文字とマークがあるだけです。
セットアップ方法
Flic Hubの追加方法
セットアップの方法は付属している説明書きにここを見るようにと書かれているだけの状態です。
勿論英語のページなのですが、翻訳ソフトを使えば大体概要は理解できると思います。
基本的にはFlicアプリで操作するので感覚的にセットアップをしてみたところ無事セットアップが完了しました。
以下にその手順を書いてみます。
1)Flic HubのUSB端子に付属のケーブルで電源を接続します。
電源を供給するとFlic Hubのステータスランプが赤色に点灯
▲このように電源ケーブルを接続すると赤いランプが点灯します。
今回はWifiでのFlic Hubの登録を行いましたのでその手順を纏めてみます。
LANポートもあるのでそれに接続しても使用出来ると思いますが、ルーターのポートが減るのでWifiで使用するようにしました。(Wifiの使用に問題があればLAN接続の予定)
2)スマホのFlicアプリを起動し「HUBS」のタグをタップ(画像1)
3)「Add Hubの+」マークをタップ(画像2)
画像1
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画像2
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4)HubのIDが表示されるのでそれをタップ(画像3)
5)タップすると画像4の絵が表示されます。
画像3
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画像4
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5)Wifi一覧が表示されるので使用するSSIDをタップ(画像5)
6)WifiのSSIDのパスワードを入れてConnectをタップ(画像6)
画像5
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画像6
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7)登録されると「Hello」の画面が表示されます。(画像7)
8)画像7の画面の上のBackをタップするとHUBSに今登録したFlic Hubのアイコンが追加されています(画像8)
画像7
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画像8
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これでFlic Hubの登録は完了です。
次にFlic HubにFlicを登録する方法
1)上記画像8の「Hubのアイコン」をタップします。
2)現在登録されているFlicがアイコンで表示されますので、追加したい場合は画面一番下の「Add Flic to Hubの+」のマークをタップします(画像9)
3)追加するFlicのボタンを長押しして下さい。(画像10)
画像9
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画像10
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もし追加するFlicのボタンを押す時間が短かった場合は画像11の様にエラーが表示されます。
4)Flicが無事登録出来たら画像12が表示されます。
「Finish」をタップするとHubにFlicが登録されています。
画像11
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画像12
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※登録の際はFlicを長押ししてくださいね。
そして今回私の場合は、初めてFlicにアクションを登録しようとした時、アップデートするように指示されたのでアップデートを実施する事になりました。
このアップデートが完了するとFlicにアクションを登録する事が出来るようになります。
これで一連のセットアップは完了です。
使用感について
1)クリックしてもスマホから音は鳴らない!
従来のスマホアプリを起動してFlicを使用する場合は、スマホから操作音を鳴らす事が出来ましたが、今回のFlic Hubを使った操作の場合は今までの様にスマホアプリ経由で無いのでスマホから音を鳴らす事が出来なくなってしまいました。
でも、Flicを操作した時に音が鳴らないとFlicが確実に操作出来ているかどうか不安です。
1クリックや2クリックは操作した感じがつかめるのですが、ホールドの場合はどれぐらい長押しをすると良いのか解らないから不安ですね。
そこで少し調べてみるとFlicを操作した時に音を鳴らす方法を見つける事が出来ました。
その方法とは
用意した外部スピーカーに、Flic Hub背面のAUX端子からケーブル接続をする事でその外部スピーカーから音を鳴らす事が出来ます。
そしてFlicを操作した時に「Play Sound」と言うアクションを追加します。
この「Play Sound」にはある程度音の種類が登録されているので好きな音を選べるようにもなっています。
この様に、外部スピーカーが必要ですがFlicに「Play Sound」を追加する事で操作音を鳴らす事が可能になります。
2)ステータスランプは操作に反応する!
実はこのFlic Hubの背面にはステータスランプと言うのが付いています。
このステータスランプは、電源を入れている状態では赤色に点灯。
そして、FlicアプリでHubにアクセスしていると黄色に点灯。
さらにFlicをクリックすると赤色で1回点滅
ダブルクリックは2回点滅、そしてホールドの場合は若干長めに点滅します。
要するにFlicをクリックした状態を、このステータスランプで表現してくれます。
ですから、もし操作音が鳴らせない状態で使っている場合には、このステータスランプを見ていると反応の状態が解るので便利ですね。
ただし残念な事に、このステータスランプはFlic Hubの背面に付いているのです。
Flic Hubの背面にはLANポートや電源のコネクタなどが付いており、それに配線がされています。
ですから、ステータスランプを見ようとすれば配線も見える状態で設置しないといけないので見苦しいのです。
どうしてFlic Hubの全面につけてくれなかったのか残念です。
3)Flicに登録したアクションは登録しなおし!
従来使用していたFlicアプリを起動してFlicを操作するアクションを、Flic Hubで使用する場合は、従来のFlicを一旦削除して、Flic HubにFlicを新規で追加する必要があります。
その為、従来作成していたアクションはHubで使用するために再度作り直す必要がありますので注意ください。
4)Flicに登録出来るアクションは少なくなる!
従来はスマートフォンを利用してFlicのアクションを登録する方法の為、スマホとFlicが密接に関係していたので、スマホを探したり、そのスマホから音を鳴らしたりと、そのスマホの機能を使えるアクションがありました。
しかし、今回Flic Hubを使ったアクションの場合は、密接に関係するスマホが存在しない為使用出来るアクションも限定されます。
今まで使用出来ていたアクションが使用出来ない場合もあります。
その場合は、Flic+スマホで使うか、Flic Hubの環境で使うかを良く考えて使用する必要がありますね。
1画面目
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2画面目
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3画面目
▲アクションはこのような種類の内容になっています。さらに言うと
家でのみFlicを使用する場合は、Flic Hubでの使用を行い。
外出先でもFlicを使用する場合は、従来のFlic+スマホの組み合わせでの使用をお勧めします。
5)IFTTTアプリの変更が必要!
従来使用していたFlicとFlicアプリとの組み合わせで使用していたIFTTTアプレットをFlic Hubで再利用する場合は、以前使用していた全く同じ名前のIFTTTタグ名でもFlic Hubで使用する場合はタグの名前が変更になっているのでIFTTTアプレットの変更の必要があります。
例えば
タグ名は
「HUBXXXXX-XXXXX タグ名」
このように
タグの名前の前にHubの識別Noが追加されていますので注意が必要です。
Flic Hubに外部スピーカーを接続
上記で説明した通り、Flic Hubを使用する場合は音を鳴らす事が出来ないので外部スピーカーを接続する事にしてみました。
接続するスピーカーはGGMM M3のWifiスピーカーです。
このスピーカーはEcho Spotの外部スピーカーとして使用しているスピーカーです。
勿論このGGMM M3のスピーカーにはAUX端子は1つしか無いので、1つのAUX端子を2つに分岐出来るケーブルを購入してみました。
購入したケーブルはこれ
▲3.5mmでオスが1、メスが2で長さは0.23mです。
この分岐ケーブルにFlic HubとEcho Spotを接続します。
このように接続することで、通常はEcho Spotの外部スピーカーとして機能し、Flic Hubを操作した時には、その操作の効果音を出してくれるようになりました。
▲これで1つのAUX端子に2系統の音源が入ります。
やはり効果音が出ると操作した事が確実に解かるので非常に便利です。
最初、Flic Hubの背面を見てこのAUX端子って何に使うのか疑問でしたが、これが目的だった事が解り納得しました。
まとめ
この商品は今現在国内では販売されていない商品ですから、セットアップについてもほとんど情報はありませんが、上記の手順で行えば全く問題はありません。今までスマホアプリを起動しておかないとFlicが反応しない事や、起動していてもアプリの状態により反応しない事があったのですが、このFlic Hubを使ってからはスマホアプリを起動しておかなくても確実に命令を実行してくれるので非常に便利になりました。
FlicとFlic Hubが通信出来る範囲であれば一般的な家の場合、家の中でほとんど問題無く使用出来ます。
この事は、セットアップしたスマホが側に無くても、誰かがそのスマホを持ちだしたとしても家に居る誰もがFlicを操作する事が出来るので非常に便利になっています。
操作音については、別に外部スピーカーを用意する必要はありますが、流用出来る物があればそれを利用すれば問題ありません。
Flic+Flicアプリの組み合わせでは、クリックした時の操作不安があったのですが、これで問題解決となったので非常に満足です。
もし同じようにFlicを使っている方があれば、是非Flic Hubを手に入れると満足度がさらに上がると思います。
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