今まで使っていたEcho Show5やEcho Spotなどと比べると画面が大きいので電気代が気になります。
そこで消費電力も考慮した負担にならない便利な節電方法をご紹介致します。
最初に消費電力について
まず最初にEcho Show15の消費電力を調べてみました。
Gosund等のスマートコンセントには消費電力を計測する機能が付属している物があるのでそれを利用して計測します。
我が家のEcho Show15のセットアップした環境下では
待機状態(背景画面は写真のスライドとウイジェットが4つ)
8.6W~10.3W
Atom Camの画像を全画面表示
10W
映像や音楽
13W
ザックリとこのような結果となっています。
そしてこのEcho Show15にも低電力モードと言う機能がついているのですが、その状態になかなかなりません。
低電力モードになると待機電力が3W~5Wとのことでしたが、我が家の環境ではその数値になるのを見たことがありません。
この数値が正しいなら非常に優秀ですよね。
原因はリビングに設置しているので常に誰かが側にいるからです。
本来なら10分間操作をしなければ低電力モードになるらしいのですがそれがならないのです。
Echo
Show15のカメラが常に誰かを認識してしまうのでしょうか?
そこで試しに部屋の電気を消して真っ黒な状態にしてみると、何と画面が自動的に消えました。
その状態で消費電力を計測すると4.9W~5.1Wとなっています。
これが低電力モードかと納得。
Echo
Show15を一定時間操作しない、カメラの付近に誰も居ないか、もしくは部屋の電気が消えた時に低電力モードになると思われます。
カメラをレバーで隠しても、カメラの前に黒い紙を貼って附近に誰も居ない環境を作っては見たのですがそれでも低電力モードにはなりませんでした。
多分何かの気配(明るさ、音など????)を感じているようです。
何時になったら低電力モードになるか解らない機能を使うより強制的に低電力モードにしようという事で今回実施した内容を以下で説明します。
強制的な低電力モード
強制的な低電力モードにするその方法とは「画面をオフ」にする方法です。
要するにEcho Show15の画面を真っ黒な状態にする方法です。
使う時だけ電源を入れて、使わない時に電源を落とす方法はEcho
Show15の故障の原因になり兼ねないのであまりやりたくはありません。
※もしソフトウェアのアップデートの最中に強制的に電源を切断した場合は再起動不能になる可能性もあるからです。
画面を消す方法は
アレクサに「画面をオフにして」と言えば画面の表示を消してくれます。
これを効果的に使えば解決です。
この画面をオフにした時の消費電力は4.9~5.1Wです。
これを使えば好きな時間帯で実現する事が出来るので消費電力が半分になりますね。
具体的な操作方法は以下のとおりです。
1)口頭で「アレクサ、画面をオフにして」と言う方法
「口頭」で「アレクサ、画面をオフにして」と言う方法です。
これで画面をオフにしてくれます。
■私のお気に入りの方法
2)Echo Show15のユーザー補助機能でタップしてAlexaを使う方法です。
この機能を使えば、画面に表示されるアイコンをタップする事で画面をオフにする事が出来ます。
要するにEcho
Show15の側から離れる時にこのボタンを押しさえすれば直ぐに節電出来るんです。
そして今回ご紹介した画面をオフにするアイコンを作成するとそのアイコンをタップする事で画面を消す事が可能になります。
Echo Show15の画面を上からしたに指でスライドして「設定」アイコンをタップします。
設定アイコンをタップすると下の方に「ユーザー補助」があるのでそれをタップします。
ユーザー補助をタップすると下の方に「タップでAlexa」と言う項目があるのでそれを「有効」にします。
※作成したアイコンは自由に移動出来ます。
■もう一つの方法
定型アクションで時間を指定して画面をオフにする方法です。
この方法は何時もリビングに居ない時間帯を指定してその時間帯になると自動的に画面をオフにする方法です。
例えば、リビングに人が居なくなる時間帯やテレビに夢中になる時間帯、その他食事時間が終了する時間帯や就寝前の時間などEcho
Show15を使わない時間帯を登録して利用する方法です。
これなら画面をタッチしなくても画面をオフにする事が出来るので便利です。
消した画面を表示させる方法
方法は簡単でアレクサを呼んだり画面をタッチ(リモコンで操作したり)するだけで画面が復帰します。
画面を消していてもアレクサは使えるので全く問題有りませんよね。
使い方にもよりますが常に画面を表示させておく必要が無い場合はこのように設定しておく事で節電になります。
Echo Show15は結構省エネ設計
Echo Show15は画面が15インチもあるので結構消費電力がかかるのではと思っていたのですが結構省エネ設定になっている事に驚いています。
例えば、Echo Show5の5インチ画面で通常待機の消費電力は3.7~4.3W
それが画面が15インチもあるEcho
Show15でも8.8~10.3Wです。
しかも画面をオフに設定しておくと4.9~5.1Wです。
ついでにお勧めのスマートコンセントを2種類紹介しておきます。
1)SwitchBot スマートプラグ プラグミニ
消費電力計測とBluetooth対応のスマートプラグです。
ルーターがオフになってもBluetooth対応なので操作可能です。
2)ゴウサンド ジャパン 【Alexa対応】ゴウサンド(Gosund) スマートプラグ
消費電力計測可能なスマートコンセントです。
Smart
Lifeのアプリを使えばきめ細かい自動化プログラムが作成出来ます。
消費電力が100Wを越えたら通知を発信したりと色々と実現可能です。
これなら15インチの大きな画面のEcho Show15を使う方が便利ですよね。
因みにちょっと電気代の概算を計算しておきますね。
Echo Show15を10Wで24時間で1ヶ月(30日)1Kwh30円で使用したと仮定します。
10W×16時間×30日×30円÷1000=144円
5W×8時間×30日×30円÷1000円=36円
合計180円
Echo Show15を画面オフ機能で節電モードにして使用した場合
10W×2時間と5W×22時間とします。
10W×2時間×30日×30円÷1000円=18円
5W×22時間×30日×30円÷1000円=99円
合計117円ですね。
まあ差額は1ヶ月63円ですね。
1年で756円です。
これをどう見るかは個人の判断ですね。
という事で今回はEcho Show15の節電方法とその節電を簡単に実現する方法をご紹介致しました。
金額的には僅かな金額ですが、これらのスマートスピーカーを沢山使っておられる場合は馬鹿にならないかも知れませんね。
我が家もGoogle Nest HubやEcho Show5、そしてEchoの第四世代やEcho Spot、Echo
Dotまであります。
そしてスマートコンセントも沢山利用しています。
スマート家電は便利なのですが使い方によっては電気代も掛かるので考えたい部分です。
まとめ
今回はEcho Show15の節電方法についてご紹介しました。
便利なスマート家電ですが電気代を気にしながら使うのも精神的に良く無いので自分なりに消費電力の把握と無駄の無い使い方という事で今回の記事にしてみました。
気になる方は是非この方法で節電下さいね。
参考記事
Echo Show15を手に入れた目的と便利な機能(fire TVやキャスト機能も便利)
Echo
Showを操作する事が出来る便利なリモコンを見つけたのでご紹介します。