ASUSの【RT-AC86U】のルーターを暫く使ってみた後、自分なりに評価してみた。
その結果は、「こいつは結構満足出来るルーター」であることが判明、その理由をまとめてみました。
ASUSのメーカーのルーターは初めてなのですが、これならもっと早く使いたかったと思わせる程の出来上がりです。
ルーター購入については国内メーカーでは納得出来なかったので、海外メーカーを含め検討するとなると結構悩ましい問題でしたが、このルーターなら合格点ですね。
セットアップについても特に難しい部分も無く、独自の機能によりネットワーク関連の情報を把握できる仕組みも備わっています。
評価する項目は
ルーターの動作の安定性
今現在ルーターの連続使用について何ら異常も発生せず安定稼働し続けています。
今のところ気になるようなWifiの繋がり難さなどはありません。
但し、ルーターの電源のオフ・オン時に気になる部分があるので現在メーカーに確認をしております。(以下に記載)
ルーターが中途半端に起動(接続機器の接続状態がおかしい場合など)された場合は、Webの設定画面で再起動出来るので便利です。
今のところ、一旦インターネットに接続すれば何ら挙動がおかしくなる事も無く安定稼働していますので当初の目的は達成しています。
付属する各種機能
ASUSのルーターの設定画面には色々な機能が付属しており、その機能が結構便利なので紹介します。
トラフィックアナライザー
トラフィックアナライザーと言う機能が装備されており、これはルーターに接続されている全ての機器についての使用状態の分析出来る機能を持っています。
【トラフィックアナライザーの画面】
▲画面上半分は、統計日付の指定、表示種別(機器・アプリ)、データー送受信の区分、日別・週別・月別、クライアント(機器)単位での指定。
画面下半分は、クライアント(機器)毎やアプリの使用状態を数値と円グラフで表示します。
・機器別にどの時間帯及び日・週・月別にどれぐらいの通信を行ったのか。
・機器別にどのアプリ(概要)を使ったのか。
・使用アプリ別にどの機器が接続したのか。
などが分析出来るようになっているので機器別にネットの使用状態が良く判る。
特に、特定の接続機器が自動でインターネットにアクセスしている状態や送受信データ量及びその時間帯が確認出来るので非常に便利です。
自分で操作しているパソコンについては自分が使っているので、その使用時間や使用のデータ量もある程度は理解出来るでしょうが、監視カメラがサーバーへのデータ送信にどれぐらいの容量を送信しているのか、照明や鍵をコントロールするブリッジやWifiアクセスモジュールがどれぐらいの頻度でどれぐらいの容量で通信しているかも把握できるので非常に便利です。
今まで使っていたルーターにはこんな機能はありませんでした。
トラフィックモニター
現在の通信についてのトラフィックが通信速度とグラフ化されます。
・インターネット接続(WAN)
・有線
・ワイヤレス(2.4GHzと5GHz)
インターネット接続についてはどれだけネットの通信を使用しているか。
有線及びワイヤレスについては宅内LANとインターネット合計の数値が表示されます。
これによりどれぐらいの通信を行っているかの分析が出来ます。
インターネットや宅内LANへの負荷状態も解るので便利です。
【トラフィックモニター】
▲画面中央にトラフィックをグラフで表示します。
そして、インターネット・有線・ワイヤレスをそれぞれ切り替えして確認する事ができます。
ルーターに接続されているデバイス一覧
クライアント:数
クライアントをクリックすると、「装置の名称・IPアドレス・MACアドレスおよび接続形態(2.4G・5G・有線)」が表示され、装置をクリックすると名称・IPアドレス・アイコンを変更することができます。
そして、その装置をブロック・タイムスケジュール・IP固定を行う事ができます。
【ルーター設定の初期画面】
▲画面中央少し左にクライアント:12台って書いてますね。
その下の「接続リスト」をクリックすると一覧が表示されます。
クライアント接続リスト
接続されている装置が一覧で表示されます。
「アイコン・クライアント名・IPアドレス・MACアドレス・インターフェイス(2.4G・5G・有線LAN)・TX Rate・RX Rate・アクセス時間」が表示されます。
クライアント名については、クリックすることで変更が可能となっています。
接続されているデバイス一覧が表示され、リアルタイムにデータのアップダウンの容量が確認出来ます。
この一見当たり前の機能が他社メーカーには付いていない物が多いのです。
例えば
IPV6の設定を使うとネットワークに接続されているデバイスが表示されないとか
このネットワークに接続されているデバイス自体を見る機能が無いとか
ASUSでは、この機能が当たり前の様に存在しており、接続機器のIPアドレスは勿論の事MACアドレスやデータ通信の情報、さらにIPアドレスの固定なども行えるので非常に便利です。
AiProtectionのネットワーク保護機能
このネットワーク保護機能をオンにすると以下の機能を使う事が出来るようになっています。
【AiProtection画面】
▲画面中央で上から順に、「セキュリティ評価」「悪質サイトブロック」「脆弱性保護」「感染デバイス検出/ブロック」となっています。
そして該当した場合は右側に数値が表示され、項目をクリックすると内容が把握出来ます。
・セキュリティ評価
現在のルーターの設定状況をスキャンして設定の脆弱性を見つけ、保護を強化する為の設定方法を示してくれます。
上記画面のセキュリティ評価の右の「スキャン」をクリックすると評価してくれます。
【評価項目】は次のとおりで結果がその右側に表示(隠してます)されるようになっています。
・悪質サイトブロック
トレンドマイクロ社のデータベースを利用して、既知の悪質なウェブサイトへのアクセスを制限する。
そしてヒットした場合には、どの端末が何時、そこにアクセスに行ったのか確認出来ます。
・脆弱性保護
脆弱性保護により、インターネットからのスパムやDDoS攻撃、Shellshockなどの感染をブロックする。
そしてヒットした場合には、何時、どこクライアントからどのようなタイプのアタックがあったのかなど記録されます。
・感染デバイス検出/ブロック
情報を盗んだり、他のコンピュータへの攻撃を行うことを防ぎます。
まだデーターはありませんが、ヒットすれば、どのクライアント、日時や脅威などが記録されます。
我が家では最初、これらの機能を使っても意味が無いのでは、と思っていたのですが、実際に使用してみると「脆弱性保護」については毎日「脅威アクティビティ」が約33件ヒットしています。
難しい事は解りませんが、外部から何らかの不正な通信がなされていることが解ります。
今回このASUSのルーターを購入して、初めてこの機能を使ったのですが、なんか知らない内に勝手にアタックされていると思うと怖いですね。
今までのルーターにはこんな機能が無かったので、今考えると少し気持ち悪いですね。
この点を考えると安心感を得るために便利な機能です。
システムログ
この当たり前の機能が十分に目的を果たしていないメーカーもあるのです。
ASUSはしっかりしています。
まあ、使い方は私には良くは解りませんが、もしトラブルがあればそれをメーカーに伝える事で問題の解決になると思えば、やはりログは大切ですね。
スマホ用ASUS Routerアプリも便利
今回は詳しく書きませんが、このスマホアプリも色々な情報を提供してくれたり、設定が出来るので非常に便利です。
ホーム画面では「AiMeshノード」「トラフィック」「Wifi設定」「システムモニター」「接続デバイス数」が表示され、それをクリックするとそれぞれの詳細ページに飛んで行けるようになっています。
デバイス画面では、今接続されているデバイスの名称及びIPアドレス・接続形態・データ送受信が一目で解るように表示され、それをクリックするとその装置の詳細の表示とインターネット接続制限や帯域リミッターを設定出来るようになっています。
各種設定画面では、下記記画面の機能が備わっています。
デザイン
形状が縦型でスマートなので場所を取らない為、設置場所の選定が楽ですね。
アンテナが3本(内蔵1本)、このアンテナがある事で電波の飛ばす方向を指定できます。
各種LEDランプについては、白色のLEDで異常などがあるとオレンジ色に変わるので状況をいつでも目視で確認出来るので便利です。
LEDランプがチカチカして気になる場合は、背面のスイッチでオフにすることも出来ます。
私の場合は、ルーターのLEDのどの部分が光っているかを見る事でルーターがの問題が把握出来るので、そのLEDの光を見る度に頑張ってるな~って思います(^^;
電波・通信速度
これについては計測する能力を持ち合わせていませんので割愛します。
電波が届きやすいとか届きにくいとかと言う部分は、家の構造にも影響しますね。
例えば家の1階の端にルーターを設置している状態で、2階の端の部屋ではやはり電波が届きにくいようで、その2階の部屋の下がお風呂などの設備がある部屋では床付近では電波が弱くなります。
と言う事で遮蔽物が何であるかによって電波も影響を受けるみたいです。
我が家ではお風呂場の上の階の部屋の床付近では電波が届き難いですね。
でも、基本的にはこの電波範囲で問題が発生していないので問題はありません。
通信速度については、家から外の通信回線の影響も受けるので計測する度に変わるので何とも言えません。
でも、快適には使えていますので問題は無いと思います。
詳細をお知りになりたい方はネットで詳しいページを探してくださいね。m(_ _)m
我が家でのASUSのルーターの設定方法を若干ご紹介します。
IPV6の設定は
我が家のインターネット環境は
フレッツ光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピード隼で、プロバイダーはアサヒネットを利用しています。
ですからIPV6の方式はIPoE(ネイティブ方式)です。
この接続方式の場合のIPV6の設定は以下のように設定しています。
接続タイプ:Passthrough
インターフェース:イーサネット
【IPV6の設定画面】
これは安心を買うために必ず実施しておくことをお勧めします。
IPアドレスの固定
LANのDHCPサーバーについては、1台だけIPアドレスを固定しています。
これはNature Remoと言うスマートリモコンを使う場合は、リース時間を無期限や最大値にするかIPアドレスを固定にするように指示をされたからです。
でもこのIPアドレスの固定は非常に簡単でクライアントを選んで追加するだけで出来るので簡単で便利です。
ASUSのルーターは背面の電源ボタンでオフにすると、いきなり電源が切れます。
(以前使っていたバッファローの場合は、電源ボタンをオフにしても暫くランプが点灯していてルーターが落ちるのに時間が掛かっていたので疑問になりました。)
そして再び電源ボタンで電源を入れるとなかなかインターネットに接続出来ない状態となります。
そしてこの時、ルーターの設定画面のインターネットの状態は:「不正なアカウントまたはパスワードです。リンクをクリックし、変更してください。」となっています。
暫くそのまま放置していると約5分ぐらい経過後インターネットに接続。
しかし、あるデバイス(装置)ではエラーとなっていました。
そこでルーターの設定画面で再起動を実施すると、2分ぐらいでインターネットに簡単に接続出来、しかもエラーを起こしていたデバイスが正常に起動していました。
2018年3月14日以下の件をメーカーにメールで問い合わせ実施
ルーターの電源のオフ・オンの方法について
質問内容
マニュアルを良く見ても解らないのですが、通常ルーターの電源のオフ・オンの方法は本体背面にある電源ボタンを操作(押す)すると言う事でよろしいのでしょうか。
以前にルーターが正常稼働している時に、ACアダプターのコンセントを移動させたい為に、ルーターの電源をボタンで停止させてコンセントを移動させてから電源ボタンで起動させたのですが、なかなかインターネットが接続出来ず、Webのルーターの設定画面を見ると「インターネットの状態:不正なアカウントまたはパスワードです。リンクをクリックし、変更してください」と表示されていました。
そして暫く放置するとインターネットに勝手に接続できたのですが、これはどのような意味なのでしょうか。
そして通常の電源のオフ・オンはボタン操作でよろしいのでしょうか?
(異常時にはONUの電源等の放電処理の方法は理解しております)
回答:ルーターの背面の電源ボタンでルーターのオフ・オンが出来ます。
一旦電源を切った場合はインターネットに接続出来るまで約30秒~120秒ぐらいの反応時間が掛かります。
そして通常のルーターの電源のオフ・オンは背面の電源ボタンで問題はありません。
検証
2018/3/17 AM10:40
電源を立ち上げ直すと、電源を入れてから4分44秒でインターネット接続で完了。
チョット遅いかな?
Philip Hueのブリッジがルーターと未接続となった。
以前はSesameスマートロックが未接続となった。
2018/3/17 AM10:50
再起動は50秒ぐらいでインターネットのランプが赤から白に変化、そして1分半でWifi接続完了となる。
再起動でPhilip Hueブリッジは再度未接続の為、Philip Hueのボタンを長押しで接続完了
リース時間について
質問内容
LANのDHCPのリース時間が初期値で86400となっているのですが、この86400って数値の単位は時間ですか、分ですかお教え頂けますか。
回答:秒単位です。
と言う事は86400秒は24時間と言う事でね。単位の表示を書いておいて欲しいですね。
不明なトラフィック(アップロードのみダウンロードは無し)について
質問内容
トラフィックアナライザーを見ていると、以下の番号のクライアントがあり、それが定期的にアップロードをしているようなのですが、これは何でしょうか?
一応調べたのですが、我が家で追加した機器では無いと思うのですが。
ちなみに、このアップロードのサイズは1kbから20Kbほどの小さなデータです。
不明なクライアント 00:12:E2:70:FE:A0
回答:お客様の使用されているネットワーク環境が把握できないので具体的な状況を特定させていただく事は困難です。
提案としては、一旦ルーターをリセットし、改めて初期セットアップ後このクライアントが出るか確認ください。
その後、色々とルーターの設定の変更を実施したりしている間に、この不明なクライアントは消えてしまいました。
何だったのかは不明ですが、暫くは定期的に不明なクライアントが出ないか確認する予定です。
その他
消費電力
通常使用時で約9W
我が家の接続環境では通常9Wで使用出来ているので省エネと言えますね。
カタログ値では、ACアダプター出力が19V最大値1.75Aですから最大33.25Wの消費電力となっていましたが、それよりもはるかに低電力で使用出来ています。
セットアップ後、各種端末にネットワークの設定をしてゆくのですが、今回は特に設定で混乱したような機器も無く順調に設定は完了しました。
そして、ルーター自身も安定して稼働しており機能的にも便利なものがあるので我が家のインターネット環境の把握がより詳しく出来るようになったので大満足ですね。
まあ、このルーターって一旦設定して安定稼働すると忘れ去られる装置なんですが、定期的に状態を確認してあげようと思っています。
このルーターは非常にお気に入りのアイテムになりました。
関連情報
その結果は、「こいつは結構満足出来るルーター」であることが判明、その理由をまとめてみました。
ASUSのメーカーのルーターは初めてなのですが、これならもっと早く使いたかったと思わせる程の出来上がりです。
ルーター購入については国内メーカーでは納得出来なかったので、海外メーカーを含め検討するとなると結構悩ましい問題でしたが、このルーターなら合格点ですね。
セットアップについても特に難しい部分も無く、独自の機能によりネットワーク関連の情報を把握できる仕組みも備わっています。
その満足出来た理由とは
評価する項目は
- 安定性
- 付属する各種機能
- デザイン
- 電波強度・通信速度
ルーターの動作の安定性
今現在ルーターの連続使用について何ら異常も発生せず安定稼働し続けています。
今のところ気になるようなWifiの繋がり難さなどはありません。
但し、ルーターの電源のオフ・オン時に気になる部分があるので現在メーカーに確認をしております。(以下に記載)
ルーターが中途半端に起動(接続機器の接続状態がおかしい場合など)された場合は、Webの設定画面で再起動出来るので便利です。
今のところ、一旦インターネットに接続すれば何ら挙動がおかしくなる事も無く安定稼働していますので当初の目的は達成しています。
付属する各種機能
ASUSのルーターの設定画面には色々な機能が付属しており、その機能が結構便利なので紹介します。
トラフィックアナライザー
トラフィックアナライザーと言う機能が装備されており、これはルーターに接続されている全ての機器についての使用状態の分析出来る機能を持っています。
【トラフィックアナライザーの画面】
▲画面上半分は、統計日付の指定、表示種別(機器・アプリ)、データー送受信の区分、日別・週別・月別、クライアント(機器)単位での指定。
画面下半分は、クライアント(機器)毎やアプリの使用状態を数値と円グラフで表示します。
・機器別にどの時間帯及び日・週・月別にどれぐらいの通信を行ったのか。
・機器別にどのアプリ(概要)を使ったのか。
・使用アプリ別にどの機器が接続したのか。
などが分析出来るようになっているので機器別にネットの使用状態が良く判る。
特に、特定の接続機器が自動でインターネットにアクセスしている状態や送受信データ量及びその時間帯が確認出来るので非常に便利です。
自分で操作しているパソコンについては自分が使っているので、その使用時間や使用のデータ量もある程度は理解出来るでしょうが、監視カメラがサーバーへのデータ送信にどれぐらいの容量を送信しているのか、照明や鍵をコントロールするブリッジやWifiアクセスモジュールがどれぐらいの頻度でどれぐらいの容量で通信しているかも把握できるので非常に便利です。
今まで使っていたルーターにはこんな機能はありませんでした。
トラフィックモニター
現在の通信についてのトラフィックが通信速度とグラフ化されます。
・インターネット接続(WAN)
・有線
・ワイヤレス(2.4GHzと5GHz)
インターネット接続についてはどれだけネットの通信を使用しているか。
有線及びワイヤレスについては宅内LANとインターネット合計の数値が表示されます。
これによりどれぐらいの通信を行っているかの分析が出来ます。
インターネットや宅内LANへの負荷状態も解るので便利です。
【トラフィックモニター】
▲画面中央にトラフィックをグラフで表示します。
そして、インターネット・有線・ワイヤレスをそれぞれ切り替えして確認する事ができます。
ルーターに接続されているデバイス一覧
クライアント:数
クライアントをクリックすると、「装置の名称・IPアドレス・MACアドレスおよび接続形態(2.4G・5G・有線)」が表示され、装置をクリックすると名称・IPアドレス・アイコンを変更することができます。
そして、その装置をブロック・タイムスケジュール・IP固定を行う事ができます。
【ルーター設定の初期画面】
▲画面中央少し左にクライアント:12台って書いてますね。
その下の「接続リスト」をクリックすると一覧が表示されます。
クライアント接続リスト
接続されている装置が一覧で表示されます。
「アイコン・クライアント名・IPアドレス・MACアドレス・インターフェイス(2.4G・5G・有線LAN)・TX Rate・RX Rate・アクセス時間」が表示されます。
クライアント名については、クリックすることで変更が可能となっています。
接続されているデバイス一覧が表示され、リアルタイムにデータのアップダウンの容量が確認出来ます。
この一見当たり前の機能が他社メーカーには付いていない物が多いのです。
例えば
IPV6の設定を使うとネットワークに接続されているデバイスが表示されないとか
このネットワークに接続されているデバイス自体を見る機能が無いとか
ASUSでは、この機能が当たり前の様に存在しており、接続機器のIPアドレスは勿論の事MACアドレスやデータ通信の情報、さらにIPアドレスの固定なども行えるので非常に便利です。
AiProtectionのネットワーク保護機能
このネットワーク保護機能をオンにすると以下の機能を使う事が出来るようになっています。
【AiProtection画面】
そして該当した場合は右側に数値が表示され、項目をクリックすると内容が把握出来ます。
・セキュリティ評価
現在のルーターの設定状況をスキャンして設定の脆弱性を見つけ、保護を強化する為の設定方法を示してくれます。
上記画面のセキュリティ評価の右の「スキャン」をクリックすると評価してくれます。
【評価項目】は次のとおりで結果がその右側に表示(隠してます)されるようになっています。
・悪質サイトブロック
トレンドマイクロ社のデータベースを利用して、既知の悪質なウェブサイトへのアクセスを制限する。
そしてヒットした場合には、どの端末が何時、そこにアクセスに行ったのか確認出来ます。
・脆弱性保護
脆弱性保護により、インターネットからのスパムやDDoS攻撃、Shellshockなどの感染をブロックする。
そしてヒットした場合には、何時、どこクライアントからどのようなタイプのアタックがあったのかなど記録されます。
・感染デバイス検出/ブロック
情報を盗んだり、他のコンピュータへの攻撃を行うことを防ぎます。
まだデーターはありませんが、ヒットすれば、どのクライアント、日時や脅威などが記録されます。
我が家では最初、これらの機能を使っても意味が無いのでは、と思っていたのですが、実際に使用してみると「脆弱性保護」については毎日「脅威アクティビティ」が約33件ヒットしています。
難しい事は解りませんが、外部から何らかの不正な通信がなされていることが解ります。
今回このASUSのルーターを購入して、初めてこの機能を使ったのですが、なんか知らない内に勝手にアタックされていると思うと怖いですね。
今までのルーターにはこんな機能が無かったので、今考えると少し気持ち悪いですね。
この点を考えると安心感を得るために便利な機能です。
システムログ
この当たり前の機能が十分に目的を果たしていないメーカーもあるのです。
ASUSはしっかりしています。
まあ、使い方は私には良くは解りませんが、もしトラブルがあればそれをメーカーに伝える事で問題の解決になると思えば、やはりログは大切ですね。
スマホ用ASUS Routerアプリも便利
今回は詳しく書きませんが、このスマホアプリも色々な情報を提供してくれたり、設定が出来るので非常に便利です。
ホーム画面では「AiMeshノード」「トラフィック」「Wifi設定」「システムモニター」「接続デバイス数」が表示され、それをクリックするとそれぞれの詳細ページに飛んで行けるようになっています。
デバイス画面では、今接続されているデバイスの名称及びIPアドレス・接続形態・データ送受信が一目で解るように表示され、それをクリックするとその装置の詳細の表示とインターネット接続制限や帯域リミッターを設定出来るようになっています。
各種設定画面では、下記記画面の機能が備わっています。
画面の上
|
画面の下
|
デザイン
形状が縦型でスマートなので場所を取らない為、設置場所の選定が楽ですね。
アンテナが3本(内蔵1本)、このアンテナがある事で電波の飛ばす方向を指定できます。
各種LEDランプについては、白色のLEDで異常などがあるとオレンジ色に変わるので状況をいつでも目視で確認出来るので便利です。
LEDランプがチカチカして気になる場合は、背面のスイッチでオフにすることも出来ます。
私の場合は、ルーターのLEDのどの部分が光っているかを見る事でルーターがの問題が把握出来るので、そのLEDの光を見る度に頑張ってるな~って思います(^^;
電波・通信速度
これについては計測する能力を持ち合わせていませんので割愛します。
電波が届きやすいとか届きにくいとかと言う部分は、家の構造にも影響しますね。
例えば家の1階の端にルーターを設置している状態で、2階の端の部屋ではやはり電波が届きにくいようで、その2階の部屋の下がお風呂などの設備がある部屋では床付近では電波が弱くなります。
と言う事で遮蔽物が何であるかによって電波も影響を受けるみたいです。
我が家ではお風呂場の上の階の部屋の床付近では電波が届き難いですね。
でも、基本的にはこの電波範囲で問題が発生していないので問題はありません。
通信速度については、家から外の通信回線の影響も受けるので計測する度に変わるので何とも言えません。
でも、快適には使えていますので問題は無いと思います。
詳細をお知りになりたい方はネットで詳しいページを探してくださいね。m(_ _)m
設定方法について
我が家でのASUSのルーターの設定方法を若干ご紹介します。
IPV6の設定は
我が家のインターネット環境は
フレッツ光ネクスト ファミリー・スーパーハイスピード隼で、プロバイダーはアサヒネットを利用しています。
ですからIPV6の方式はIPoE(ネイティブ方式)です。
この接続方式の場合のIPV6の設定は以下のように設定しています。
接続タイプ:Passthrough
インターフェース:イーサネット
【IPV6の設定画面】
AiProtectionのネットワーク保護は
有効 AiProtectionをONに設定し、各種「悪質サイトブロック」「脆弱性保護」「感染デバイス検出/ブロック」をONにしています。これは安心を買うために必ず実施しておくことをお勧めします。
IPアドレスの固定
LANのDHCPサーバーについては、1台だけIPアドレスを固定しています。
これはNature Remoと言うスマートリモコンを使う場合は、リース時間を無期限や最大値にするかIPアドレスを固定にするように指示をされたからです。
でもこのIPアドレスの固定は非常に簡単でクライアントを選んで追加するだけで出来るので簡単で便利です。
気になること
電源の落とし方と入れ方が良く判らない(解決)ASUSのルーターは背面の電源ボタンでオフにすると、いきなり電源が切れます。
(以前使っていたバッファローの場合は、電源ボタンをオフにしても暫くランプが点灯していてルーターが落ちるのに時間が掛かっていたので疑問になりました。)
そして再び電源ボタンで電源を入れるとなかなかインターネットに接続出来ない状態となります。
そしてこの時、ルーターの設定画面のインターネットの状態は:「不正なアカウントまたはパスワードです。リンクをクリックし、変更してください。」となっています。
暫くそのまま放置していると約5分ぐらい経過後インターネットに接続。
しかし、あるデバイス(装置)ではエラーとなっていました。
そこでルーターの設定画面で再起動を実施すると、2分ぐらいでインターネットに簡単に接続出来、しかもエラーを起こしていたデバイスが正常に起動していました。
2018年3月14日以下の件をメーカーにメールで問い合わせ実施
ルーターの電源のオフ・オンの方法について
質問内容
マニュアルを良く見ても解らないのですが、通常ルーターの電源のオフ・オンの方法は本体背面にある電源ボタンを操作(押す)すると言う事でよろしいのでしょうか。
以前にルーターが正常稼働している時に、ACアダプターのコンセントを移動させたい為に、ルーターの電源をボタンで停止させてコンセントを移動させてから電源ボタンで起動させたのですが、なかなかインターネットが接続出来ず、Webのルーターの設定画面を見ると「インターネットの状態:不正なアカウントまたはパスワードです。リンクをクリックし、変更してください」と表示されていました。
そして暫く放置するとインターネットに勝手に接続できたのですが、これはどのような意味なのでしょうか。
そして通常の電源のオフ・オンはボタン操作でよろしいのでしょうか?
(異常時にはONUの電源等の放電処理の方法は理解しております)
回答:ルーターの背面の電源ボタンでルーターのオフ・オンが出来ます。
一旦電源を切った場合はインターネットに接続出来るまで約30秒~120秒ぐらいの反応時間が掛かります。
そして通常のルーターの電源のオフ・オンは背面の電源ボタンで問題はありません。
2018/3/17 AM10:40
電源を立ち上げ直すと、電源を入れてから4分44秒でインターネット接続で完了。
チョット遅いかな?
Philip Hueのブリッジがルーターと未接続となった。
以前はSesameスマートロックが未接続となった。
2018/3/17 AM10:50
再起動は50秒ぐらいでインターネットのランプが赤から白に変化、そして1分半でWifi接続完了となる。
再起動でPhilip Hueブリッジは再度未接続の為、Philip Hueのボタンを長押しで接続完了
再度問合せ実施
インターネットの立ち上がり時間が、再起動時と異なる件について気になるので再度メーカーで確認したところ、「それぞれの起動状態で時間が異なる場合があり、これは製品の仕様で、特に何かの設定はありません」
との事でした。
今特に問題となっていないので、この状態で様子を見てみます。
読者さんよりのアドバイス
ルーターの電源を切断した場合は、プロバイダー側でPPPoEのセッションが残っているので直ぐに接続を試みても接続出来ないので、タイムアウトになる5分を経過する必要があると教えて頂きました。
そして早速検証してみました。
ルーターの電源を電源ボタンで切断して5分待機
5分後に電源ボタンで電源をオン
すると、約40秒でインターネット接続のランプが赤から白に変わり接続完了
そして、電源を入れてから約1分でWifiに接続できインターネットにも接続出来ました。
なんと素晴らしい!
プロバイダーに前のセッションが残っているのに、接続しに行っているのでルーターが何度も再接続を試みていたのですね。
これですっきりしました。
読者さん情報ありがとうございました。
読者さんよりのアドバイス
ルーターの電源を切断した場合は、プロバイダー側でPPPoEのセッションが残っているので直ぐに接続を試みても接続出来ないので、タイムアウトになる5分を経過する必要があると教えて頂きました。
そして早速検証してみました。
ルーターの電源を電源ボタンで切断して5分待機
5分後に電源ボタンで電源をオン
すると、約40秒でインターネット接続のランプが赤から白に変わり接続完了
そして、電源を入れてから約1分でWifiに接続できインターネットにも接続出来ました。
なんと素晴らしい!
プロバイダーに前のセッションが残っているのに、接続しに行っているのでルーターが何度も再接続を試みていたのですね。
これですっきりしました。
読者さん情報ありがとうございました。
リース時間について
質問内容
LANのDHCPのリース時間が初期値で86400となっているのですが、この86400って数値の単位は時間ですか、分ですかお教え頂けますか。
回答:秒単位です。
と言う事は86400秒は24時間と言う事でね。単位の表示を書いておいて欲しいですね。
不明なトラフィック(アップロードのみダウンロードは無し)について
質問内容
トラフィックアナライザーを見ていると、以下の番号のクライアントがあり、それが定期的にアップロードをしているようなのですが、これは何でしょうか?
一応調べたのですが、我が家で追加した機器では無いと思うのですが。
ちなみに、このアップロードのサイズは1kbから20Kbほどの小さなデータです。
不明なクライアント 00:12:E2:70:FE:A0
回答:お客様の使用されているネットワーク環境が把握できないので具体的な状況を特定させていただく事は困難です。
提案としては、一旦ルーターをリセットし、改めて初期セットアップ後このクライアントが出るか確認ください。
その後、色々とルーターの設定の変更を実施したりしている間に、この不明なクライアントは消えてしまいました。
何だったのかは不明ですが、暫くは定期的に不明なクライアントが出ないか確認する予定です。
その他
消費電力
通常使用時で約9W
我が家の接続環境では通常9Wで使用出来ているので省エネと言えますね。
カタログ値では、ACアダプター出力が19V最大値1.75Aですから最大33.25Wの消費電力となっていましたが、それよりもはるかに低電力で使用出来ています。
まとめ
ルーターが届いて設置してから、2週間以上経過しました。セットアップ後、各種端末にネットワークの設定をしてゆくのですが、今回は特に設定で混乱したような機器も無く順調に設定は完了しました。
そして、ルーター自身も安定して稼働しており機能的にも便利なものがあるので我が家のインターネット環境の把握がより詳しく出来るようになったので大満足ですね。
まあ、このルーターって一旦設定して安定稼働すると忘れ去られる装置なんですが、定期的に状態を確認してあげようと思っています。
このルーターは非常にお気に入りのアイテムになりました。
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