以前よりルーターを入れ替えるために色々と探していたのですが、今回は悩んだ挙句ASUSの【RT-AC86U】を注文することにしました。
そしてそのルーターを選んだ理由を自分なりにまとめてみましたのでご紹介します。
私がルーターに求める物は、安定稼働の一言に尽きます。
勿論、それ以外にもそれなりの通信速度が出る事や、沢山の機器を接続しても何ら問題なく稼働してくれることを求めます。
例えば、いくら通信速度が速くても1週間に1度ルーターをリセットしないと使えなかったり、特定の機器の動作がおかしくなったりと言うのでは困ります。
ですから、単純に言うと連続安定稼働を求めます。
私の場合、その為にルーターのメーカーを色々と自分なりに調べた結果、辿り着いたのがASUSだったのです。
ルーターについては、メーカーの思想や体質(サポート体制や改善への取り組み)、そして機種個別について巷では色々な情報(障害報告や満足度など)が飛び交っています。
その中で自分なりに決めたのがASUSです。
ASUSと言うメーカーは台湾にあるメーカーで、今はスマートウォッチも作っているメーカーですね。
私も昔パソコンを自作していた頃に、ASUSのマザーボードを使っていた記憶があります。
ですから、馴染みのあるメーカーでもあったのです。
ルーターは、過去に「NEC」や「バッファロー」そして「NETGEAR」も使ったり触ったりしたのですが納得できず、今回はAUSUにしてみました。
でもどの機種にするのかが悩みどころ
今回候補にあがった機種は
まず考えないといけないのは、我が家の環境ではどちらルーターが良いのかと言う事なのです。
自分なりに調査した結果、RT-AC88Uは安定稼働においてほぼ完成度が高いとの情報があります。
そしてRT-AC86Uはと言うと、発売日も最近なのでネットを見てもあまり情報が出ていません。
ですから悩みどころだったのです。
ですから最初のうちはほとんどRT-AU88Uにしようと決めていました。
しかし、何度も何度も出発点に戻って考えた結果「RT-AC86U」に決めたのです。
▲赤の文字が性能が上の表現です。
基本的な性能を考えるとRT-AC88Uの方が、製品自体の価格帯も高いので機能や性能の面で上であることが解ります。
しかし、RT-AC86Uについても最近出てきた製品であることから、「CPU」や「メモリ」部分の性能がアップしています。
また、小型ですからその分消費電力も抑えられています。
そして最も重要視されがちな通信速度なのですが、その802.11nの速度に性能差があります。
この802.11nは2.4GHz帯の通信速度を表しています。
RT-AC88Uの場合は最大600MbpsでNitroQAMの場合は1,000Mbpsです。
RT-AC86Uの場合は最大450MbpsでNitroQAMの場合は750Mbpsです。
この性能差は我が家で問題になるのかと言う点です。
具体的な検討項目とは
発売時期について考慮すると
・RT-AC88Uが2016年2月頃
・RT-AC86Uが2017年11月頃
RT-AC86Uの方が新しい製品となっています。
と言う事はそれだけ製品内部が進化しているとことが考えられることや、これからの製品のアプリの追加や改善も見込まれますので、新しい方が良いと判断しました。
ただし、新しい製品ですから逆にファームウェアなどの問題が潰しきれない状態で発売された結果、思わぬ影響が出る可能性もあるので心配の要素もあります。
ルーターのサイズとデザイン
これは好き嫌いの部分が大きいと思うのですが、
まずRT-AC88Uですが、これは横置き型なので設置する場所を取ると言う事です。
デザインについては最初見た時はカッコよいと思ったのですが、何か見慣れてくるとアンテナの出っ張りが気になってきました。
RT-AC86Uについては、縦型なので場所を取らないと言う点で異なります。
我が家のルーターを設置する場所は、エアコンの下にあるオーディオラックの上と決めているのですが、昨年の夏にそのエアコンから水が漏れてそのオーディオラックの上が濡れた経緯があります。
と言う事は、横置きのルーターでルーターの天井が放熱の為に隙間がある構造であれば、水漏れした時に水が内部に入り故障になる可能性も考慮しました。
と言う事で、検討の結果は縦型の方が場所を取らないと言う点と、縦型の方が埃や、もしもの水漏れ事故防止の為、そしてデザイン的にはRT-AC86Uの方がすっきりしているとの判断となりました。
価格
RT-AC86Uの方が安いので問題は無いのですが、ただ新しい製品ですから割引率も少ないためにチョット割高感がありました。
RT-AC88Uと比較しても注文時に3,500円程度しか変わらないので余計にそのように感じてしまうのかも知れません。
もう少し購入を遅らせれば少し安くなるのかも知れませんが、価格が安くなるまで待てば次の商品も出てくるかも知れませんので、ここは欲しい時が買い時と言う事で諦めます。
その2日後に500円程値段が下がりました(^^;
消費電力
このルーターと言うのは24時間・365日稼働してしている製品です。
と言う事は、消費電力が少しでも多いと電気代に大きく関わってくる可能性もあるので慎重に検討する必要がありました。
RT-AC88Uの場合は
ACアダプター出力:19 V(最大2.37 A)なので最大45.03W
1KWh=30円で計算すると45.03W×30円×24時間×30.5日÷1,000=989円
RT-AC86Uの場合は
ACアダプター出力:19 V(最大1.75 A)なので最大33.25W
33.25W×30円×24時間×30.5日÷1,000=730円
ですから最大消費電力で言うと11.78Wの差があります。
この11.78Wの差をどうみるかと言う事になります。
RT-AC88Uの機能を全て使い切るのであればその11.78Wの差は問題にはならないと思うのですが、RT-AC86Uの機能で十分賄えるなら消費電力は少ない方が良いですよね。
11.78Wの差があれば、その他のブリッジやスマートリモコンやAmazon Echoの電力を賄えるかも知れませんからね。
と言う事で、使わない機能の為に無駄な電力を使うのも勿体ないので消費電力の低いRT-AC86Uを選択することにしました。
※その後RT-AC86Uが届いて実際に消費電力を計測すると、我が家の使用環境の場合は約9Wの数値が出ていました。
以前のNETGEARのR8000Pの場合は12Wでしたからかなり消費電力は抑えられているようですね。
メモリ
RT-AC88Uが512MBメインメモリ、128MBフラッシュメモリ
RT-AC86Uが512MBメインメモリ、256MBフラッシュメモリ
RT-AC86Uの方が優れていますので悩む必要はありませんね。
通信速度
一般的に通信速度は速い方が良いと言われておりその通りなのですが、実際に使っている通信がそれだけの速度を必要としているのかも検討する必要があります。
・RT-AC88Uが5GHz:2,167Mbps、2.4GHz:1,000Mbps
・RT-AC86Uが5GHz:2,167Mbps、2.4GHz:750Mbps
数値を比較するとRT-AC88Uの方が2.4GHzの通信速度は速い数値が出ています。
では、我が家で2.4Ghz帯でそれだけの高速の通信速度が必要なのかと言う事を検討すべきです。
5GHz帯については、ルーターの側の近距離でパソコン操作をする時に利用できるので出来るだけ高速の通信速度を確保したいです。
では実際に5GHz帯で接続している機器と言えば以下の通りです。
・ノートパソコン3台
・タブレット2台
・スマホ3台
・Alexa(Harman Kardon ALLURE)
ですが、我が家での2.4GHz帯ではそんなに高速の通信速度が必要なのかと言う事です。
実際に2.4GHz帯で接続している機器を少し纏めてみると以下の通りです。
・監視カメラ(遅くても特に問題は無い)
・体重計(体重データを送信するだけ)
・セサミスマートロック(ロック・アンロックの信号を送信するだけ)
・スマートリモコン(信号を送るだけ)
・Hueランプ(信号を送るだけ)
・AVアンプ(音声信号を受けるだけ)
・オーディオアンプ(音声信号を受けるだけ)
・プリンター(信号を受信するだけ)
・DVDレコーダーの外付けWifi(映像信号なので早い方が良いが)
・PS4(早い方が良い)
これらの中で、もっと高速になれば良いと思われるものは「監視カメラ」「DVDレコーダーの外付けWifi」「PS4」なんですが、これら3つについても今の時点で特に遅延が発生して問題が出ている訳ではありません。
それに今使っているルーターよりも速度が上がる事になるので、我が家では特に気になる事はありません。
その他の装備について検討
LANポートがRT-AC88Uは8個だがRT-AC86Uは4個
これについては我が家で使っているポートは、今現在DVDレコーダーとHueブリッジの2つを常に接続しています。
その他一時的にセットアップ用で1ポート、そして余っているルーターでブリッジ接続を1ポート使用しても大丈夫です。
ですから4つあれば今のところ問題はありません。
機器の接続台数
RT-AC86Uの推奨利用台数18台、最大接続推奨台数50台で何ら問題ありません。
リングアグリゲーション機能
LANポート2つを1つにして束ねて高速化する機能の事ですが、我が家ではNASなどをルーターに直接接続している物が無いので不要な機能です。
Alexa & IFTTT機能
Amazon EchoなどのAlexaを使ってIFTTTに命令を出す機能の事ですが、Alexaを使ってルーターを再起動させたりするのも気持ち悪いので、この機能はあっても使う予定が無いので不要な機能です。
これらを検討した結果、我が家の環境で「RT-AC86U」を購入しても何ら問題が無く、そして快適に使えるだろうと言う結果となりました。
まず最初にどのメーカーのルーターを購入の候補に入れる事が出来るかと言う点です。
ここ最近2社のルーターを一度は購入したのですが、我が家の環境に合わないと言うか、製品自体やサポートが不完全であった為に返品となってしまったからです。
そして次に、同じメーカーの製品でもどの機種の物を買えば良いのかと言う点も注意が必要だと言う事です。
同じメーカーの製品でも機種が異なれば、機能も異なるし、そのファームウェアも異なってきます。
そしてそのファームウェアのバージョンによって、バグがあり障害が発生する可能性抱えている可能性もあるからです。
高い物を買えば大丈夫だと言う考えはこのルーターには該当しません。
ルーターは、一般の人たちにとっては難しい物だと言う印象もあり、実際にも難しいと思うのですが、自分の設定方法ではうまく機能しかなったり、逆に設定を少し変更するだけで良くなったりと奥が深い部分もあると思われます。
我々一般の消費者からすれば、製品自体の完成度をもっと上げて頂いて、誰にでも簡単にインターネット環境を整えられる製品を作り上げて欲しいと思います。
どこのメーカーのどの商品を選ぶかは、メーカーでは無く。
メーカーのカタログに書かれている性能で購入の判断をしてみたい物だと思っています。
購入してみて接続してみたけども、期待した速度が出ない、インターネットやWifiが時々止まってしまう。特定のアプリが使えなくなった・・・・・・。
そんな気苦労が無いようにメーカーさんには頑張っていただきたいと思います。
関連情報
そしてそのルーターを選んだ理由を自分なりにまとめてみましたのでご紹介します。
ルーターに求めるものとは
私がルーターに求める物は、安定稼働の一言に尽きます。
勿論、それ以外にもそれなりの通信速度が出る事や、沢山の機器を接続しても何ら問題なく稼働してくれることを求めます。
例えば、いくら通信速度が速くても1週間に1度ルーターをリセットしないと使えなかったり、特定の機器の動作がおかしくなったりと言うのでは困ります。
ですから、単純に言うと連続安定稼働を求めます。
辿り着いたのがASUS
私の場合、その為にルーターのメーカーを色々と自分なりに調べた結果、辿り着いたのがASUSだったのです。
ルーターについては、メーカーの思想や体質(サポート体制や改善への取り組み)、そして機種個別について巷では色々な情報(障害報告や満足度など)が飛び交っています。
その中で自分なりに決めたのがASUSです。
ASUSと言うメーカーは台湾にあるメーカーで、今はスマートウォッチも作っているメーカーですね。
私も昔パソコンを自作していた頃に、ASUSのマザーボードを使っていた記憶があります。
ですから、馴染みのあるメーカーでもあったのです。
ルーターは、過去に「NEC」や「バッファロー」そして「NETGEAR」も使ったり触ったりしたのですが納得できず、今回はAUSUにしてみました。
でもどの機種にするのかが悩みどころ
今回候補にあがった機種は
- RT-AC86U
- RT-AC88U
まず考えないといけないのは、我が家の環境ではどちらルーターが良いのかと言う事なのです。
自分なりに調査した結果、RT-AC88Uは安定稼働においてほぼ完成度が高いとの情報があります。
そしてRT-AC86Uはと言うと、発売日も最近なのでネットを見てもあまり情報が出ていません。
ですから悩みどころだったのです。
ですから最初のうちはほとんどRT-AU88Uにしようと決めていました。
しかし、何度も何度も出発点に戻って考えた結果「RT-AC86U」に決めたのです。
その理由を説明する前にまずは性能比較を見てみましょう。
型式
|
RT-AC86U
|
RT-AC88U
|
データ帯域 | 802.11n (NitroQAM):最大 750 Mbps 802.11ac(NitroQAM):最大2,167 Mbps 802.11a:6,9,12,18,24,36,48,54 Mbps 802.11b:1,2,5.5,11 Mbps 802.11g:6,9,12,18,24,36,48,54 Mbps 802.11n:最大450 Mbps 802.11ac:最大1,734 Mbps | 802.11n(NitroQAM):最大1,000Mbps 802.11ac(NitroQAM):最大2,167Mbps 同左 同左 同左 802.11n:最大600 Mbps 同左 |
アンテナ | 外付けアンテナ×3 内蔵アンテナ×1 MU-MIMO技術対応 2.4GHz(3×3) 5GHz(4×4) | 外付けアンテナ×4 MU-MIMO技術対応 2.4GHz(4×4) 5GHz(4×4) |
CPU メインメモリ | Nroadcom 4906 (1.8GHz,デュアルコア) 512MBメインメモリ 256MBフラッシュメモリ | Broadcom BCM4709C0(1.4GHz,デュアルコア) 512MBメインメモリ 128MBフラッシュメモリ |
搭載ポート | WAN×1 LAN×4(1000BASE-T) USB2.0×1 USB3.0×1 | WAN×1 LAN×8 USB2.0×1 USB3.0×1 |
搭載機能 | Qos MU-MIMO AiProtection トラフィックアナライザー スマートコネクト ペアレンタルコントロール ゲストネットワーク2.4GHz×3、5GHz×3 PPTP VPN Server Open VPN server PPTP Client,L2TP Client,Open VPN client Time Machine fo Mac メディアサーバー ASUS AiCloud 3G/4G USBデザリング プリンターサーバー Samba共有 デュアルWAN IPTV | Qos MU-MIMO AiProtection トラフィックアナライザー スマートコネクト ペアレンタルコントロール ゲストネットワーク PPTP VPN Server Open VPN server Time Machine for Mac メディアサーバー ASUS AirCloud 3G/4G USBデザリング プリンターサーバー Samba共有 デュアルWAN IPTV Traditional Qos ダウンロードマスター Link Aggregation Open VPN client,L2TP Client.PPTP Client |
電源仕様 | 対応入力電圧:100V~240V(50~60Hz) ACアダプター出力:19V(最大1.75A) | 対応入力電圧:100V~240V(50~60Hz) ACアダプター出力:19V(最大2.37A) |
推奨利用台数 最大推奨接続台数 | 18台 50台 | 21台 60台 |
RangeBoost リングアグリゲーション Alexa & IFTTT IPsec VPN | 〇 ー ー ー | ー 〇 〇 〇 |
性能比較の概要は
基本的な性能を考えるとRT-AC88Uの方が、製品自体の価格帯も高いので機能や性能の面で上であることが解ります。
しかし、RT-AC86Uについても最近出てきた製品であることから、「CPU」や「メモリ」部分の性能がアップしています。
また、小型ですからその分消費電力も抑えられています。
そして最も重要視されがちな通信速度なのですが、その802.11nの速度に性能差があります。
この802.11nは2.4GHz帯の通信速度を表しています。
RT-AC88Uの場合は最大600MbpsでNitroQAMの場合は1,000Mbpsです。
RT-AC86Uの場合は最大450MbpsでNitroQAMの場合は750Mbpsです。
この性能差は我が家で問題になるのかと言う点です。
具体的な検討項目とは
- 発売時期
- ルーターのサイズとデザイン
- 価格
- 消費電力
- メモリー
- 通信速度
- その他の装備について
発売時期について考慮すると
・RT-AC88Uが2016年2月頃
・RT-AC86Uが2017年11月頃
RT-AC86Uの方が新しい製品となっています。
と言う事はそれだけ製品内部が進化しているとことが考えられることや、これからの製品のアプリの追加や改善も見込まれますので、新しい方が良いと判断しました。
ただし、新しい製品ですから逆にファームウェアなどの問題が潰しきれない状態で発売された結果、思わぬ影響が出る可能性もあるので心配の要素もあります。
ルーターのサイズとデザイン
これは好き嫌いの部分が大きいと思うのですが、
まずRT-AC88Uですが、これは横置き型なので設置する場所を取ると言う事です。
デザインについては最初見た時はカッコよいと思ったのですが、何か見慣れてくるとアンテナの出っ張りが気になってきました。
RT-AC86Uについては、縦型なので場所を取らないと言う点で異なります。
我が家のルーターを設置する場所は、エアコンの下にあるオーディオラックの上と決めているのですが、昨年の夏にそのエアコンから水が漏れてそのオーディオラックの上が濡れた経緯があります。
と言う事は、横置きのルーターでルーターの天井が放熱の為に隙間がある構造であれば、水漏れした時に水が内部に入り故障になる可能性も考慮しました。
と言う事で、検討の結果は縦型の方が場所を取らないと言う点と、縦型の方が埃や、もしもの水漏れ事故防止の為、そしてデザイン的にはRT-AC86Uの方がすっきりしているとの判断となりました。
価格
RT-AC86Uの方が安いので問題は無いのですが、ただ新しい製品ですから割引率も少ないためにチョット割高感がありました。
RT-AC88Uと比較しても注文時に3,500円程度しか変わらないので余計にそのように感じてしまうのかも知れません。
もう少し購入を遅らせれば少し安くなるのかも知れませんが、価格が安くなるまで待てば次の商品も出てくるかも知れませんので、ここは欲しい時が買い時と言う事で諦めます。
その2日後に500円程値段が下がりました(^^;
消費電力
このルーターと言うのは24時間・365日稼働してしている製品です。
と言う事は、消費電力が少しでも多いと電気代に大きく関わってくる可能性もあるので慎重に検討する必要がありました。
RT-AC88Uの場合は
ACアダプター出力:19 V(最大2.37 A)なので最大45.03W
1KWh=30円で計算すると45.03W×30円×24時間×30.5日÷1,000=989円
RT-AC86Uの場合は
ACアダプター出力:19 V(最大1.75 A)なので最大33.25W
33.25W×30円×24時間×30.5日÷1,000=730円
ですから最大消費電力で言うと11.78Wの差があります。
この11.78Wの差をどうみるかと言う事になります。
RT-AC88Uの機能を全て使い切るのであればその11.78Wの差は問題にはならないと思うのですが、RT-AC86Uの機能で十分賄えるなら消費電力は少ない方が良いですよね。
11.78Wの差があれば、その他のブリッジやスマートリモコンやAmazon Echoの電力を賄えるかも知れませんからね。
と言う事で、使わない機能の為に無駄な電力を使うのも勿体ないので消費電力の低いRT-AC86Uを選択することにしました。
※その後RT-AC86Uが届いて実際に消費電力を計測すると、我が家の使用環境の場合は約9Wの数値が出ていました。
以前のNETGEARのR8000Pの場合は12Wでしたからかなり消費電力は抑えられているようですね。
メモリ
RT-AC88Uが512MBメインメモリ、128MBフラッシュメモリ
RT-AC86Uが512MBメインメモリ、256MBフラッシュメモリ
RT-AC86Uの方が優れていますので悩む必要はありませんね。
通信速度
一般的に通信速度は速い方が良いと言われておりその通りなのですが、実際に使っている通信がそれだけの速度を必要としているのかも検討する必要があります。
・RT-AC88Uが5GHz:2,167Mbps、2.4GHz:1,000Mbps
・RT-AC86Uが5GHz:2,167Mbps、2.4GHz:750Mbps
数値を比較するとRT-AC88Uの方が2.4GHzの通信速度は速い数値が出ています。
では、我が家で2.4Ghz帯でそれだけの高速の通信速度が必要なのかと言う事を検討すべきです。
5GHz帯については、ルーターの側の近距離でパソコン操作をする時に利用できるので出来るだけ高速の通信速度を確保したいです。
では実際に5GHz帯で接続している機器と言えば以下の通りです。
・ノートパソコン3台
・タブレット2台
・スマホ3台
・Alexa(Harman Kardon ALLURE)
ですが、我が家での2.4GHz帯ではそんなに高速の通信速度が必要なのかと言う事です。
実際に2.4GHz帯で接続している機器を少し纏めてみると以下の通りです。
・監視カメラ(遅くても特に問題は無い)
・体重計(体重データを送信するだけ)
・セサミスマートロック(ロック・アンロックの信号を送信するだけ)
・スマートリモコン(信号を送るだけ)
・Hueランプ(信号を送るだけ)
・AVアンプ(音声信号を受けるだけ)
・オーディオアンプ(音声信号を受けるだけ)
・プリンター(信号を受信するだけ)
・DVDレコーダーの外付けWifi(映像信号なので早い方が良いが)
・PS4(早い方が良い)
これらの中で、もっと高速になれば良いと思われるものは「監視カメラ」「DVDレコーダーの外付けWifi」「PS4」なんですが、これら3つについても今の時点で特に遅延が発生して問題が出ている訳ではありません。
それに今使っているルーターよりも速度が上がる事になるので、我が家では特に気になる事はありません。
その他の装備について検討
LANポートがRT-AC88Uは8個だがRT-AC86Uは4個
これについては我が家で使っているポートは、今現在DVDレコーダーとHueブリッジの2つを常に接続しています。
その他一時的にセットアップ用で1ポート、そして余っているルーターでブリッジ接続を1ポート使用しても大丈夫です。
ですから4つあれば今のところ問題はありません。
機器の接続台数
RT-AC86Uの推奨利用台数18台、最大接続推奨台数50台で何ら問題ありません。
リングアグリゲーション機能
LANポート2つを1つにして束ねて高速化する機能の事ですが、我が家ではNASなどをルーターに直接接続している物が無いので不要な機能です。
Alexa & IFTTT機能
Amazon EchoなどのAlexaを使ってIFTTTに命令を出す機能の事ですが、Alexaを使ってルーターを再起動させたりするのも気持ち悪いので、この機能はあっても使う予定が無いので不要な機能です。
これらを検討した結果、我が家の環境で「RT-AC86U」を購入しても何ら問題が無く、そして快適に使えるだろうと言う結果となりました。
まとめ
ルーターの購入の選択については、非常に悩む部分があり苦労しました。まず最初にどのメーカーのルーターを購入の候補に入れる事が出来るかと言う点です。
ここ最近2社のルーターを一度は購入したのですが、我が家の環境に合わないと言うか、製品自体やサポートが不完全であった為に返品となってしまったからです。
そして次に、同じメーカーの製品でもどの機種の物を買えば良いのかと言う点も注意が必要だと言う事です。
同じメーカーの製品でも機種が異なれば、機能も異なるし、そのファームウェアも異なってきます。
そしてそのファームウェアのバージョンによって、バグがあり障害が発生する可能性抱えている可能性もあるからです。
高い物を買えば大丈夫だと言う考えはこのルーターには該当しません。
ルーターは、一般の人たちにとっては難しい物だと言う印象もあり、実際にも難しいと思うのですが、自分の設定方法ではうまく機能しかなったり、逆に設定を少し変更するだけで良くなったりと奥が深い部分もあると思われます。
我々一般の消費者からすれば、製品自体の完成度をもっと上げて頂いて、誰にでも簡単にインターネット環境を整えられる製品を作り上げて欲しいと思います。
どこのメーカーのどの商品を選ぶかは、メーカーでは無く。
メーカーのカタログに書かれている性能で購入の判断をしてみたい物だと思っています。
購入してみて接続してみたけども、期待した速度が出ない、インターネットやWifiが時々止まってしまう。特定のアプリが使えなくなった・・・・・・。
そんな気苦労が無いようにメーカーさんには頑張っていただきたいと思います。
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