このドライバーは普通の形の、いわゆる正統派のラチェットドライバーです。
本来、普通はこれを最初に購入すべきなんでしょうね。
初めてWera（ウェラ）のドライバー（ラチェットを含む）を購入してから結構気に入ってしまったので、他に欲しい商品は無いかと物色しているとピストル形のラチェット機能付きのドライバーを見つけたので購入したのですが、いざ手元に届くと使い勝手が普段使いでは無く工夫が必要な道具でした。
ピストル型のラチェット式ドライバーは力を加えての作業は楽なのですが、やはり早締めには向いていないようなので、今度は正統派（伝統的な）のラチェットドライバーを購入することにしてみました。
ビットは色々と持っているので、今回はラチェットドライバー本体だけを購入しようと思っていたのですが、色々と考えた結果ビットとセットの商品を購入。
その理由は、ドライバー本体の収納ケースが欲しかった（Weraのケースはお気に入り）のと、長いビットが欲しいかったこと、そしてその長いビットを必要な数量を購入するとなると余計に高くなる結果となったのでセット品を購入。
しかもケースはバラ売りされていないので手に入りません。
注文したけどトラブルにより手に入れられなかった並行輸入品
実は今回最初は「Wera クラフトフォーム コンパクト 60RA」の「並行輸入品」を購入しようと注文したんです。
実は、並行輸入品の方が日本仕様より2,000円弱安かったからです。
そしてプラス系のビットも６本付属していたのでこれは丁度いいかなと思って注文したのですが、届いてみると何とラチェット式のドライバーで無く普通のドライバーがセットとなっていたんです。
そこで箱を良く見てみると型番が「KK60」だったんです。
そこでアマゾンに問い合わせを行ったところ、販売先の会社が登録を間違った可能性があるので返品手続きをして欲しいとの事。
しかし、この並行輸入品はこれが最後の１点となっていたし販売先も本日は休みで問い合わせもできない状態。
そこで仕方がないのでアマゾンが販売する「日本仕様」を購入する旨対応の担当者に伝えると、なんと並行輸入品と国内仕様の差額分のチケットを差し上げると言う事になりました。
まあ、ビットの種類は違うから何とも言えないのですが同じ価格で購入できたのでラッキーと言う事で今回届いた商品をご紹介します。
そうそう、後から少し考えてみると出品した会社がアマゾンの価格よりも2,000円安く設定できたのは、もしかしてラチェット機能の付いていない商品のつもりで出品したからではないのかと言う気がしました。（型番の登録間違い）
だって、10,980円で注文できたのですからちょっと安いですよね。
注文したけど手に入れられなかった60RAの並行輸入品
Wera クラフトフォーム コンパクト60RA [並行輸入品]
- セット内容(点):17
- ビット全長(mm):89
- ラチェットビットホルダ(816RA)、[[(+)]]PH1、PH2、PH3、PZ１、PZ2、PZ3[[(-)]]5.5、TX10、TX15、TX20、TX２５、TX３０、六角3、4、5、６
折角だから間違って届いた写真を紹介しますね。
間違って届いたKK60（並行輸入品）
そして手に入れたWera(ヴェラ) クラフトフォームコンパクト 60RA 日本仕様 343693
- セット内容(点):17
- ビット全長(mm):89
- ラチェットビットホルダ(816RA)、[[(+)]]1、2、3、[[(-)]]5.5、6.5、8.0、T6、8、10、15、20、TB10、20、六角3、4、5
違いは何かと言うと
価格と付属のビットの種類が違うと言う事です。
並行輸入品の方が＋系のビットの数が多かったのと、購入時点で並行輸入品の方が安かったので並行輸入品を選びましたが、結局は出品者の間違いで日本仕様を手に入れました。
開封と内容物
箱にはケースに入ったドライバーセットしか入っていませんでした。
裏側
内容物
ラチェット本体
ラチェット機能がついているので少し重みがありますね。
サイズ的には普通サイズでこれぐらいが丁度力を入れられるサイスだと思います。
この親指の先にある銀色の部分を回転させる事で、ラチェット機能の正逆と固定モードを選択することができます。
ビット交換
そしてビットを装着してビットの先端かこの部分を押し込むとロックされます。
なお、この部分はビットを外すときは引っ張る必要がありますが、この部分が引っ込んでいる時もそのままビットを入れると固定されるようになっているので、この部分が出ている状態でも引っ込んでいる状態でもビットを入れる事が出来るようになっています。
付属ビット
このビットの差込部分は磁石機能を持っていますが、この付属のビットを装着すると磁石機能は使えなくなるので注意が必要です。
多少は磁石がきているんですが、多分この長めのビットでは磁力が届かないような感じです。
短いビットを使えば磁石機能は使えます。
もし、長いビットでも磁石機能を使いたのであれば「簡易マグネタイザー」と言う物でビットを磁化する事が出来ます。
操作性と満足度
この商品は伝統的なドライバーの形状をしているラチェット式ドライバーであるので通常のネジの作業に最適化されています。
単にビスを締めるだけなら、ビットアダプターの回転する部分を左手の親指と人差し指で持って右手で握りを軽「クルクル」回してゆき、硬くなってきたらラチェット機能で「カチカチ」と締めれば完了です。
逆にネジを緩める場合も同様で、最初硬い部分はラチェット機能で「カチカチ」と戻してゆき、緩くなったら左指の親指と人差し指でビットアダプターの回転する部分を持って右手で握りの部分を「クルクル」回せば素早くネジを外す事が出来ます。
やはりこの使い方がベストですね。
ラチェットは50N（ニュートン）まで耐えられるとの事なので普通に手締めしている範囲では壊れる事はなさそうですから安心して使用出来ます。
ビットアダプターにはソケット用のアダプターを付ければソケットレンチの様に使えます。
手締めでのドライバー作業は力加減を自分の手の感覚で締める事ができるので電動ドライバーより安心して作業ができます。
もうチョット締めると取り付け部分が割れそうって感覚が手締めの場合は解りますよね。
この感覚が好きなんですよね。
電動ドライバーの場合は「バキッツ」「あーあ、割れちゃった！」で終わりですからね。
手締めは微妙な作業に最適です。
まとめ
今回は、普通のドライバーの形をしたラチェット式のドライバーを購入したのでレビューしました。
今までは、ちょっと魅力的な商品に手を出していたのですが普通に使う道具であればこの形のドライバーがやはり使い勝手が最高ですね。
今までは珍しい道具が欲しかったのでドライバーも使えると言う機能があるものを購入していたのですが、このドライバーはどんな作業にも使いやすいのでやはりおすすめの逸品となりますね。
操作性も抜群だし、耐久性もあり汎用性にすぐれているのでやはり購入するならこれを最初に買うべきかも知れませんね。
関連情報
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