赤松の集成材を使って、キャビネットが付いているテーブルと引き出しが付いているテーブルさらに可動式のテーブルの3点を製作。
妻がクロスステッチ(刺繍)を趣味でしているので、それを飾る場所が欲しいと言う事から制作しました。
妻がクロスステッチ(刺繍)を趣味でしているので、それを飾る場所が欲しいと言う事から制作しました。
必要な機能
・棚があり、その上に刺繍を飾る場所が確保出来ること。
小さい額を沢山並べたいので棚の高さは揃えること。
小さい額を沢山並べたいので棚の高さは揃えること。
・空き缶と古新聞を一時保管する為のストッカー(引き出し)があること。
ゴミ出しまでの間に一時保管するために、上を缶ビンの入れ物、下を新聞紙の置き場にしたい。
ゴミ出しまでの間に一時保管するために、上を缶ビンの入れ物、下を新聞紙の置き場にしたい。
・チョットした物入れとして引き出しがあること。
犬の散歩や玄関まわりで使用するような小物を入れる引き出しが欲しい。
犬の散歩や玄関まわりで使用するような小物を入れる引き出しが欲しい。
・低い棚は、可動式にして正月等の特別な場合に飾れるようにすること。
・棚の下には人形や飲料水のストックを置ける場所が確保できること。
飲料水などをまとめ買いした時に置ける場所を確保したい。
飲料水などをまとめ買いした時に置ける場所を確保したい。
・棚の高さは窓枠に合わすこと。
バランスを取るために高さを窓の額縁の下側に合わす事。
バランスを取るために高さを窓の額縁の下側に合わす事。
・棚は壁に沿って2つ制作すること。
壁に沿って寸法をピッタリと作る事で構造的にも丈夫になる。
壁に沿って寸法をピッタリと作る事で構造的にも丈夫になる。
・棚の幅は邪魔にならない寸法にすること。
玄関から大型の物を家中に運び入れる時に邪魔にならないサイズにすること。
玄関から大型の物を家中に運び入れる時に邪魔にならないサイズにすること。
・材料代を考慮して効率の良い板の寸法にすること。
一枚の規格の寸法で長い寸法の板を2枚取れるように寸法を考慮すること。
・出来上がりの色は下駄箱などと同じ色合いにすること。
2種類の色を混ぜて合わせるようにする。
一枚の規格の寸法で長い寸法の板を2枚取れるように寸法を考慮すること。
・出来上がりの色は下駄箱などと同じ色合いにすること。
2種類の色を混ぜて合わせるようにする。
今まで、玄関付近には下駄箱以外に何も置き場が無かったので、そのスペースや上り口に空き缶の箱や新聞のストッカーを無造作に置いたり、整理できていない飲料水のケースなどが置かれていたので、何か雑然としていて嫌いだったのですが、今回これを製作したことでそれらを片付ける事が出来たのでスッキリとしました。 |
使用した材料
・赤松の集成材:厚さ20mm☓500mm☓4200mm 2枚
近所のホームセンターで持ち帰れる寸法に切断してから持ち帰る。
ホームセンターで切断を依頼すると寸法が狂うので、適当に切ってから持ち帰る。
・ファルカタ集成材:厚さ13mm☓100mm☓1800mm 2枚(引き出しの材料)
・スライドレール(キャビネットの引き出しのレール) 2セット
・キャスター4個
・水性オイルステイン(数種類混ぜて色を作った)
・水性ウレタンニス(光沢なし)
出来上がり寸法
◯サイドキャビネット付き
全体の大きさ
・幅1390mm☓奥行き365mm☓高さ795mm
キャビネットの大きさ
・幅460mm☓奥行き370mm☓高さ325mm
◯引き出し付き
全体の大きさ
・幅1190mm☓奥行き250mm☓795mm
引き出しの大きさ
・幅350mm☓奥行き245mm☓高さ100mm
◯キャスター付き棚
・幅1145mm☓奥行き255mm☓高さ545mm
製作方法
・赤松の集成材を、それぞれの寸法のとおり丸鋸で切断します。
・天板と立板は、強度確保の為に3枚組とビスにより組み立てましたが、天板を立板に乗せて上から皿取りしてビスで固定してから埋木の方が、天板に木口の模様が入らないので良いかもしれません。
今回は設置する場所の左右に壁があるので、横方向の力の影響がありませんから3枚組は不要かも知れません。
◯サイドキャビネット付き
・キャビネットは前板の化粧板に底板を3枚組で取り付けてビス止めします。
3枚組にしたのは、引き出しは底板とのみ接合する形となりますので、その接合部に引き出しの使用時に力が掛かる為、強度を持たすためにしました。
箱組で作るならビス止めの埋め木でも問題は無いとおもいます。
3枚組にしたのは、引き出しは底板とのみ接合する形となりますので、その接合部に引き出しの使用時に力が掛かる為、強度を持たすためにしました。
箱組で作るならビス止めの埋め木でも問題は無いとおもいます。
キャビネットの中は、空き缶のケースや新聞を入れて固定出来るように赤松の集成材で角材を作り、底板の端に固定します。
このキャビネットは、箱状にしなくてもケースや新聞のストッカーを入れて安定させる事ができますから箱状にはしていません。
このキャビネットは、箱状にしなくてもケースや新聞のストッカーを入れて安定させる事ができますから箱状にはしていません。
取って部分は赤松の集成材を加工して作成し、全面パネルの裏側から2ヶ所ねじ止めします。
・キャビネットは、中身が多少重いので、スムーズな開閉の為にレールを取り付ます。
このレールを固定する為に使用するビスは指定されているビスを使わないと、引き出しが引っかかって動きが悪くなりますので注意して下さい。
また、あまりにピッタリのサイズで左右の幅を作ってしまうと、湿気の影響で引き出しの開閉が固くなる場合もあるので、調整して組み立ててください。
また、あまりにピッタリのサイズで左右の幅を作ってしまうと、湿気の影響で引き出しの開閉が固くなる場合もあるので、調整して組み立ててください。
◯引き出し付きの棚
・引き出しはファルカタ集成材とシナ合板で作成します。
三枚組で箱を組んで、底板を固定するストッパーを木工ボンドで接着してから底板を入れ、引き出しの化粧板を付け、取っ手は裏から穴を開けてビスで固定すれば完成です。
これを3個作ります。
引き出しを作る時は、上下左右に多少のゆとりがないとスムーズに開け閉めが出来ませんので注意をしてください。
また、引き出しは奥に閉めた状態で表から見て平らになっていないといけないので、奥に引き出しのストッパーを付けます。
ストッパーは3mmぐらいの角材を引き出しのベースの奥に取り付けるます。
今回は、引き出しの背中に背板を取り付けなかったのでストッパーを付けましたが、背板を取り付けた場合は、ストッパーは不要です。
さらに、背板を付けた方が引き出しの開け閉めの感覚が「スー」と空気の出入りの音が鳴るような感じになるので気持ちが良いです。
今回はチョット手を抜きました。
これを3個作ります。
引き出しを作る時は、上下左右に多少のゆとりがないとスムーズに開け閉めが出来ませんので注意をしてください。
また、引き出しは奥に閉めた状態で表から見て平らになっていないといけないので、奥に引き出しのストッパーを付けます。
ストッパーは3mmぐらいの角材を引き出しのベースの奥に取り付けるます。
今回は、引き出しの背中に背板を取り付けなかったのでストッパーを付けましたが、背板を取り付けた場合は、ストッパーは不要です。
さらに、背板を付けた方が引き出しの開け閉めの感覚が「スー」と空気の出入りの音が鳴るような感じになるので気持ちが良いです。
今回はチョット手を抜きました。
引き出しの取っては、丸い棒を買ってきて、短く切断してからやすり等ですべり加工をして作ります。
丸い棒を回転させながら、やすりで擦ってゆくと筋が入りますので適当な滑り止めになるまで行ってください。
取っ手もホームセンターなどで販売していますが、自分で作れる物は自分で作った方が愛着がわきますからね。
丸い棒を回転させながら、やすりで擦ってゆくと筋が入りますので適当な滑り止めになるまで行ってください。
取っ手もホームセンターなどで販売していますが、自分で作れる物は自分で作った方が愛着がわきますからね。
◯キャスター付き棚
赤松の集成材を寸法の通り切断して、3枚組で組み立て木工ボンドとビスで止めます。
立て板の足にはキャスターを付けて完成です。
この棚は天板に立て板がそれぞれ左右に1ヶ所ずつしか固定されていないので、棚の立て板が左右に広がったり狭まったりしないように3枚組にして作りました。
本来このような棚を作る場合は、背板か後ろに補強用の板を付ければ左右の力が加わっても大丈夫なのですが、今回の場合は、背板等をつけると人形にあたって前に棚を出すことが出来なくなってしまうので付けていません。
使い方についても、そんなに重い物を置いたり上に乗ったりしないので3枚組で十分だと思います。
この棚は天板に立て板がそれぞれ左右に1ヶ所ずつしか固定されていないので、棚の立て板が左右に広がったり狭まったりしないように3枚組にして作りました。
本来このような棚を作る場合は、背板か後ろに補強用の板を付ければ左右の力が加わっても大丈夫なのですが、今回の場合は、背板等をつけると人形にあたって前に棚を出すことが出来なくなってしまうので付けていません。
使い方についても、そんなに重い物を置いたり上に乗ったりしないので3枚組で十分だと思います。
切断や3枚組の加工が終了すれば、布やすりで磨いてから、木工ボンドとビスで組みて、組み立て部分の修正を行ってから、再度布やすりで磨いてから、色を選んでニスを塗って完成です。
キャスターは完成後ビスで取り付けます。
これで完成です。
細かい作業手順は以下のリンクで確認してください。
これで完成です。
細かい作業手順は以下のリンクで確認してください。