ショートカットとオートメーションを使ったお昼寝(待機時間)の設定方法 - よっちことサン太

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2021年12月10日金曜日

ショートカットとオートメーションを使ったお昼寝(待機時間)の設定方法

今回はショートカットとオートメーション機能を使ったお昼寝の設定をご紹介します。

この機能を使うと一定時間経過に何らかのアクションを行う事が出来るので非常に便利です。

アップルウォッチやiPhoneのショートカットボタンをタッチするだけで快適にお昼寝が出来る設定のご紹介です。

多分便利だと思いますよ。


私が知っている範囲で待機機能を使える一般的なアプリケーションはAlexaのみとなっています。

Alexaの定型アクションには「待機」と言う機能があり、それを使うと一定時間経過後に何らかのアクションを行うプログラムを作成する事ができます。

そしてiosのショートカットについても待機と言う機能は存在しますが、この機能は数分までしか反応せず、30分後や1時間後と設定しても何らアクションもせず終了してしまうので使えない機能となっています。

しかし、このiosのショートカットとオートメーション機能を合わせて使用することでより簡単に待機機能を実現する事が出来たのでご紹介します。

この機能はアレクサでは操作出来ないが、ショートカットでは操作出来るアクションに対応できるので覚えると非常に便利だと思います。

今回は以下にお昼寝の時に使える流れを利用して説明させて頂きます。
お昼寝の場合は、基本的には何分後に目が覚めるように設定する機能ですから今から何分後になになにをする待機機能が必須です。

これ以外に私の場合は、「娘からこれから帰る」Lineが届くと

  1. Lineで「気を付けて帰って来てね」メッセージ送信
  2. 35分後に
  3. 玄関の門灯と玄関の照明がオン
  4. 玄関の鍵を解錠

と一連で動作するように設定しています。

これも今回ご紹介する事例の一例です。


お昼寝設定のルール

お昼寝設定の流れは以下のとおりです。

  1. スマホ2台のマナーモードへの切り替え
    (iPhoneとAndroid端末)
  2. シーリングライトの消灯
  3. お昼寝時間の設定(仮に1時間)
  4. お昼寝時間と同じタイマーをセットは任意(iPhone)
  5. 1時間経過後シーリングライトの点灯
  6. マナーモードの解除
  7. 手動でタイマーを停止(任意で寝過ごし防止の為)

これが流れとなります。

アップルウォッチやiPhoneのショートカットのボタンをタッチするだけでこの流れを全自動でやってくれるように作ります。

毎日お昼寝をする時間が決まっている場合は、時間設定をして何時になればなになにをする設定をすれば簡単ですが、お昼寝の時間が決まっていない場合はその方法では使用出来ないので今回ご紹介する方法となります。


作り方

1)ショートカットを作成します。

①現在の日付に60分を加算

この一番上の行が「現在の時刻」に「60」分を加算する事になります。
お昼寝が30分なら30にします。
2時間にしたいなら「2」として分を「時間」にします。

②シーリングライトの消灯をIFTTTで行います。

Webhooksを利用して「例:oyasumi2」をトリガーにしてシーリングライトを消灯します。
(このシーリングライトをコントロールするにはスマートリモコンで操作出来るシーリングライトかスマートシーリングライトに限ります)
ショートカット側は「URL」にHttps://で始まるアドレスを入力し「URLの内容を取得」でPOSTします。
※このURLは私の過去記事にありますのでお探し下さい。


③「お昼寝」を「時間」「調整済みの日付」まで「オン」にする

この「お昼寝」とは集中モードの事で事前に「お昼寝モード」を作成しておきます。
※このお昼寝モードがポイントです。


④IFTTTでAndroidスマホをマナーモードにする。


Webhooksを利用して「oyasumi3」をトリガーにしてマナーモードにします。
シートカット側は「URL」と「URLの内容を取得」でPOSTします。



⑤iPhoneのタイマーをセットします。(寝坊防止用)

これは寝過ごし防止の為に一応タイマーをセットしておきます。

ここでタイマーをセットすると、iPhoneやアップルウォッチで起こしてくれるので便利ですね。








2)オートメーションを作成します。

条件は「お昼寝がオフになったとき」
上記のショートカットでお昼寝の集中モードが1時間後にオフになるように設定しましたので、その時間が来たら何をするかを設定します。

←集中モードの「お昼寝」がオフになった場合の設定

一番上のは「このオートメーションを使う」という事でオンにしておきます。

いつ
「お昼寝がオフになったとき」を選択します。

行う
何を実行させるかを指定します。
今回の場合はリーシングライトをオンにする設定を書きます。

実行の前に尋ねる
これはオフにしておかないと実行時に問われるのでオフにしておきます。



←この部分がシーリングライトをオンにする設定です。

IFTTTのWebhooksを利用して「ohirune8」をトリガーにしてシーリングライトをオンにします。
そして、Androidスマホのマナーモードを解除します。
URLとURLの内容を取得でPOSTします。

最新のIFTTTの場合は、1つのトリガーで複数のアクションを設定する事が出来るので便利になっています。

この場合「ohirune8」が飛んでくると、シーリングライトのオンとAndroid端末のマナーモードの解除が出来ます。

それが使えなければ2つ作れば問題はありません。




このようにすれば、「お昼寝開始」のボタンをスマホやアップルウォッチでタッチすると電気が消えて、マナーモードになりタイマーが開始され、指定した時間後に電気が点いて、マナーモードが解除され寝過ごし防止のタイマーがなります。

これでバッチリですよね。


集中モードの登録

予め「お昼寝」で使う集中モードを作成しておきます。
これによりiPhoneの動きを設定しておきます。
お昼寝中でも大切な電話などは通知し、メールなどは非通知にしておけば安心してお休みできますよね。

この集中モードを利用してオートメーションを作るのが今回のポイントとなります。

集中モードの設定は
「設定」⇒「集中モード」から新しい集中モードを作成してください。

今回の場合は「お昼寝」ですから、右上の「+のマーク」をタップして「カスタム」⇒色とマークを選択し名前(お昼寝)を付けて「次へ」をタップします。

そして通知を許可する連絡先やアプリを登録完了ですね。


そうそう、画面の一番下にデバイス間で共有をオンにしておくと持っているApple製品が連動して集中モードになりますので便利ですね。

これは色々と試して遊んでください。





まとめ


如何でした

独自に考えたプロセスですから結構私は気に入っています。

これを使えば色々と応用が利くと思います。

ただし、これを使うにはiPhoneユーザーであることとIFTTTを契約している方が条件となるかも知れませんね。
何故なら無料でIFTTTを使う場合は3つまでですから工夫が必要ですね。



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