昔は、思う存分タバコを吸うことが出来たのにと嘆いている「あなた」そろそろタバコを止めてみませんか。
私がタバコを最初に吸ったのは、高校生の時のお昼の休憩時間ですね。
友達に勧められて吸ったのが最初ですが
その時は、頭がクラクラして、午後からの授業どころでは無かった記憶があります。
それ以降は、最初のタバコが何か美味しくなく、しんどかったので自分から進んではタバコを吸う事はありませんでした。
次にタバコを吸ったのは
当時金融機関の外回りの仕事をしている時、お客さんよりタバコを勧められて、「タバコぐらい吸えないとやっていけないよ」的な事を言われて無理やり吸わされたのが２回目です。
その当時のタバコ事情
当時の世の中では、お客様と商談する時には必ずタバコを吸って商談をしていました。
此方が吸わなくても、ほとんどのお客さんが吸うので、タバコを吸わないとかえって恥ずかしい思いをしたり手持ち無沙汰の感じがする時代です。
会社の机には常に灰皿が置いてあって、閉め切った部屋は煙が「もうもう」としている状態で、誰も注意すらしない状況で、灰皿は黙っていても女子社員が一杯になったら交換してくれていました。
勿論、タバコを机の上で吸いながら仕事をしても誰も文句を言う人は居ませんでしたし、今の様に、喫煙場所まで行ってタバコを吸うなんてのは、仕事をせずに休憩をしていると見なされていました。
ですから、平気でタバコを吸いながら書類を書いたり、電話したり、くわえタバコでパソコンを操作していても何ら問題にはならないそんな時代です。
外回りしても、お客さんやお店では必ずと言っていいほど灰皿が置いてあるので、何の遠慮も無く、座ればタバコに火を付けて吸う状態です。
灰皿がなければ、灰皿を下さいと要求し、何時でも吸えるように携帯の灰皿も持ち歩いていた状態です。
車に乗せて貰っても必ずタバコを吸ってましたし、「吸っても良いですか」なんて聞くことなく、「灰皿はどれ使ったらいいの？」って、さぞ吸うのが当たり前のように聞いていました。
ですから、会社の机の中には必ずタバコをカートンの単位で保管していました。
タバコを吸うのに100円ライターでは味気ないと言うことで、ジッポーやダンヒルやデュポンのライターを買って使う有様です。
ジッポーでも純銀製で彫りがあれば◯万円しますし、ダンヒルでもそこそこ、デュポンなら10万円はしましたが、それがステータスと思って使っていました。
車の中では勿論ですが、バイクで運転している時にもタバコを吸っていました。
勿論バイクで吸うと、あっと言う間になくなってしましますが（＾＾；
家では、好きな場所でタバコを吸っていましたので、妻には「臭い」と何度も言われましたが、無視。
部屋の壁紙は段々黄ばんできます。
お風呂の中でタバコを吸ったこともあります。
このお風呂でのタバコは湿気の問題があるのか「むせる」ようで気分が悪く美味しく無かったですね。
タバコってのは、習慣性なので、吸うタイミングと言うのは決まってます。
朝起きて、ごはんを食べた後、トイレの後、車に乗った直ぐ、車から降りる前、降りた後など勝手に自分で習慣を作って吸うようになります。
お腹が空いた時にタバコを吸うと、えずいたり、美味しくないのですが、それでも吸わずにはいられません。
タバコも吸いすぎると美味しくは無いのですが、吸ってしまいます。
一日に一本位吸っていれば、最初の一本は頭がクラクラして、そのクラクラ感が美味しいと感じて満足感があるのですが、四六時中にタバコを吸っててもまずいだけで美味しくはないのですが、止められないといったところです。
なんか馬鹿みたいですね。
そして時代が変わり
今では、会社ではタバコを吸えない会社もあるそうです。
分煙が広まり、喫煙できる場所も限られてきました。
その為に、仕事で忙しいにも関わらず遠い場所までタバコを吸いに行かなくてはなりません。（お前暇なのかと言うような目で見られても）
机の上でタバコを吸う事なんてもってのほかです。
応接セットのある場所でさえ、灰皿は置いていませんので吸えません。
吸える場所は、喫煙場所だけです。
食事をするところでさえ、今では吸えないところが増えてきています。
車に乗せてもらう場合は、「タバコを吸ってもよいですか」って必ず聞かないといけませんし、「駄目」って言われたら辛抱しなくてはなりません。
病院の待合室にも喫煙できる場所がありましたが、今では病院の敷地内はほとんど禁煙となっています。
人混みを歩きながら吸うのも特別問題はありませんでしたが、今では白い目で見られます。
新幹線などの移動手段でも喫煙車両が減ってきています。
そして禁煙することに
健康であった時は、タバコなんて絶対止めないし止める気もありませんでした。
ところが、４９歳の時に目が見えなくなる病気（加齢黄斑変性症）が発症したときに、喫煙もその原因だと言われたことからタバコを止める決意する事にしました。
タバコは平均的に１日に２箱ぐらい吸っていました。
ですから、いつでもタバコが吸える環境で無いとイライラしてしまう状況でしたので、家でも会社でも好きな時に好きな場所で吸っていました。
いざ、タバコを止めると決意したときは
最初にタバコがまずくなるガムを購入して試してみる事にしましたが、結果はあまり良く判らないと言った感じです。
ですから、何かに頼るのではなく、この１箱を吸い終わったら止めると決意して止める事にしたのです。
家には、買いだめしているタバコがあったのですが、タバコ屋さんの常連だったので、余ったタバコは引き取ってもらえたのでラッキーでした。
その間、仁丹を食べたり、ガムを噛んだり、飴を食べたりしていたのですが、それも自然にしなくなりタバコを止める事が出来てしまいました。
当然、途中でタバコを吸いたい衝動に何度も駆られてはいましたが、病気の為と思い切る事で衝動を押さえました。
そして、タバコを吸わない期間が長くなってくると、逆にタバコの匂いがすると、ものすごく避けたい気分になってきます。
今まで、あれだけ吸っていたのに逆にものすごく匂いや煙に反応してしまうのです。
体に悪いから止める事になった事もその要因になるのですが、少しでもタバコの煙を吸うと体がものすごく悪くなるような気がするのです。
勿論、タバコの匂いもものすごく嫌な臭いに感じてしまいます。
他の人が吸って戻ってきても、話しをするとその吐息からタバコの匂いがすると、それもものすごく嫌な臭いに感じてしまうのです。
昔、タバコを吸わなかった時は、親父のタバコの匂いを感じても嫌な感じは全くしなかったのですが、自分がタバコを吸っていて、辞めてしまった途端、それとは違う全く嫌な臭いに変わってしまうのです。
これは、タバコを吸っていない人よりタバコを止めた人の方がものすごく嫌な臭いに感じるとも言われています。
そのとおりだと思います。
ですから、今では少しでもタバコの臭いがする所には近づきたくありません。
会社でも、喫煙場所の近くは通りたくありませんでした。
タバコを歩いて吸っている人の側を通る時は、息を止めて通り過ぎていましたし、忘年会や新年会など色々な会食の時には、タバコを吸わない人や煙が来ない場所を選んでは座っていました。
仕事で移動の際に車に同乗する相手がタバコをする人であった場合は、車内では一切タバコは吸わないで欲しいと頼んでいました。
ホテルで泊まる場合も、禁煙ルームに泊まります。
喫煙ルームだと匂いが残っていますから気分が悪くなります。
ファミリーレストランでは未だに喫煙可能の所もあります、でもキッチリと分煙されていないので臭い所も沢山あります。
その場合は、すぐに店を出てしまいます。
私は昔、パチンコやパチスロが趣味で２０歳の頃にはすでに始めており、ずーと通っていました。
仕事の帰り、休日、お金がつづく時は毎日でも行っていました。
それが、タバコを止めてからは行くことが出来ません。
タバコを止めて暫くは、マスクをしながら何度かパチスロに行っていたのですが、やはり煙と臭いがダメで、結局行かなくなってしまいました。
でもその御蔭で、パンチコ屋通いを止めたら小遣いが減らなくなり「へそくり」が出来るようになって来たのです。
今まで、パチンコで〇万円勝ったと喜んでいたことが沢山あったのですが、結局は負けている時も結構あるので、小遣いを全部パチンコに注ぎこんでいる状態だったことがわかりました。
ただ、借金してまでパチンコをすることは無かったので、それなりに勝つことが出来たので採算が合っていたのかも知れません。
でも、パチンコとタバコを止めるとへそくりが出来てしまいます。
それだけ、私にはタバコとパチンコに小遣いのほとんどを使っていたのが解ります。
最後に
今は、タバコが吸える時代では無いと言うことを理解されて、自分や家族の健康の事を第一に考えてタバコを吸わないようにしましょう。今、吸っている方もやはり健康面を考えて止めることを是非お勧めします。
タバコは止めてしまえば、全然吸いたいとは思わなくなります。
家の中や車の中などタバコ臭くならないし、余計な費用が浮いて他の所に小遣いを使えるようになります。
街も綺麗になりますから、良いことばかりです。
何度も言いますが、残念ですが今の時代はタバコは吸えない時代です。
タバコは吸わないようにして健康に過ごしましょう。
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