【DIY】材料選択からニス塗までの各工程を徹底解説 - よっちことサン太

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2017年2月1日水曜日

【DIY】材料選択からニス塗までの各工程を徹底解説



【DIY】材料選択からニス塗までの各工程を徹底解説!

木材の選択~木材の切断・切断面の加工・やすり掛け・穴あけ・ダボ接合・ビス接合・作品の補修・塗装の準備・色塗り・ニス塗・注意事項などについての説明

   【目次】
・木材の選択及び寸法について
・木材の切断
・切断面の加工
・やすり掛け
・穴あけ
・ダボ接合
・ビス接合
・作品の補修
・塗装の準備
・色塗り
・ニス塗
・注意事項

作品の一例はこちらからどうぞ


◆木材の選択及び寸法について

材料はホームセンターなどで簡単に手に入る物を手に入れてください。
失敗した時や材料が足りなくなった時に、近場で手に入れられる事が大切です。
足りなくなってネットや特別な所に注文して到着に何日も掛かったら、その分作品の完成が遅れますし、やる気が無くなるかも知れません。

木材は、出来上がりの作品重量も考慮する必要があります。
重すぎる木材で作ると、作品を移動させるのに大変ですし、組み立てたり、塗装する時にひっくり返する時に一人で出来ない可能性も出てきます。
出来上がりの重量を考えて作る事が大切です。

力が掛からない部分は、軽い木材でも大丈夫です。
例えば、引き出しの枠などは軽い木材で作り、表面の化粧板は外観と同じ材料を使う方法です。
そうすれば、作品を全体的に見ても同じ材料で作成されているように一体感があります。

木材を注文するときは
作品の展開図を作成してから、足りる大きさの木材を購入してください。
木材は出来る限り大きいサイズで販売されている物の方が安いですから、その材料で作品が出来るかどうかを展開図で確認してください。

木材は近所のショップを回って、大きさや価格を調査してから作品の寸法取りをすると無駄が無く効率的にパーツ取りをすることができます。
また、この販売されている材料を基準にしてから出来上る製品の寸法を決める方が材料を無駄にしません。

例えば幅が600mmの板を購入する予定なら、出来上がりの板の幅を300mm以下にすれば2枚のパーツを取る事が出来ますが、幅を400mmにすると1枚しか取れませんのでもったいないですよね。

木材を持ち帰る時は、ホームセンターで軽トラを貸してくれるところもありますが、もし自分で持ち帰る場合には、ホームセンターで切断してもらってから持ち帰ります。
でも、ホームセンターで切断する場合はあくまでも車で持って帰れる寸法にするだけにしてください。
製品の寸法をホームセンターで切断してもらうと数ミリの狂いが出る時がありますし、ホームセンターでは「数ミリの誤差が出ます」と、言われてしまいます。
ですからDIYの場合は自分で切断する必要があります。

また、木材は店でしっかりと見て選んでから購入してください。
板に傷が入っていたり、凹んでいたりしている物が結構あります。
しっかり見て購入しないと、作品を作っている最中に「あ、ここに傷が」と言う事になりかねません。
最低限は板の片面だけでも綺麗になっている必要がありますので、じっくりと見て、場合によっては材料をばらしてでも選んでください。

使用する木材(板)は集成材が一番使いやすいと思います。
一枚板の木材を購入すると板が変形したり、たわんだりしていますので製作する時に綺麗に仕上げるのに大変ですし、素人では無理だと思います。
集成材は、一般的には「赤松」や「パイン系」ならどこにでも販売しているのでお勧めします。
また、同じ集成材でも材質により硬さが異なります。
硬さが異なると言う事は、加工性に差がでます。

赤松とパインでは赤松の方が柔らかいので加工性は良いです。
加工性が良いと言う事は、切ったり削ったり穴をあけたりすることが楽だと言う事ですが、それら切ったり削ったり穴を空けたりは機械でするので少しは固いかなって感じですが、やすり掛けは手でするので、なかなか綺麗にならないなと言った感覚です。



木材へのケガキ
購入してきた木材を、パーツにするために切断する箇所に印を付ける事を「ケガキ」と言いますが、この方法について注意する点があります。

まずは板の角が直角になっていることを確認する必要があります。
かねざしなどを使って、角が直角になっているかを確認してください。
もし直角になっていない場合は、その部分を直角に切断して直角を作ってください。
直角が出来ればその端からメジャーを使って寸法を取ってください。

すべては、直角となっている面から寸法を取らないと、切断した材料がひし形の状態になり組み立てた時にゆがんでしまう事になるから特に注意が必要となります。

ケガキはケガキ針というものもありますが、普通は鉛筆で十分行えます。
一般的な印のつけ方は、メジャーを引っ掛けて引っ張り必要な寸法に印を付けます。
この印を材料の上下或は左右に付けてから長い定規で直線を引きます。

メジャーの先端の爪の部分には遊びがあります。
引っ掛けた時と、押し付けた時にそれぞれ正確な寸法が取れるようになっているからです。

板の端から数センチと言ったようなケガキの場合は「毛引き」という道具がありますので、それを使うと楽にケガキができます。

また直尺 シルバー150mm ストッパー付きというものがあります。
これは、欲しい寸法をストッパーで固定することでその寸法を何度も使えると言うものです。
メジャーで毎回寸法を取るよりも、これを使った方が正確です。
 毛引き
直尺 シルバー150mm ストッパー付き



◆木材の切断

丸鋸を使う
木材の切断は切断面が垂直にならないといけません。
ですから、できる限り電動丸鋸などを使う方が切断面を垂直に切ることが出来るのでお勧めです。

切断面が斜めになっていると、組み立て時に修正が必要となりますし思うように仕上がりません。

切断方法は、厚みがある鉄製の定規を丸鋸のガイドとして使用します。
切断したい部分と平行に定規を当て、その定規に丸鋸を添わせて切断する位置を決めます。

位置が決まったら、材料と定規と作業台を最低2ヶ所クランプでしっかりと固定してください。
材料と定規と作業台がしっかりと固定出来たら、丸鋸を定規に沿わせて材料を切断します。
この時、土台が動かないようにしっかりと固定されている必要があります。

土台に材料がしっかり固定されていないと、丸鋸が暴れて怪我をしますので特に注意してください。

丸鋸は右利きの場合、右手を真下に下した状態で丸鋸を構えて切断します。
丸鋸と体が離れすぎたり、近すぎると丸鋸を前に押し出して切断する時に、変な体制となりますので丸鋸が外れたり丸鋸を押さえる事が出来なくなって危険ですから、体の位置と丸鋸の位置にも注意を払ってください。

丸鋸を使う場合は、丸鋸を持っていない手を巻き込まないように手の位置に十分注意を払う事が必要です。
いずれにしても怪我をしないように十分注意を払ってください。
丸鋸は使い方によっては非常に危険な道具なので、作業前の点検も必要です。
丸鋸の刃の取付が緩んでいないかも確認してください。
また、丸鋸は使うまで間違って動かない様にコンセントを抜いておいてください。
使い終わったら、つまづかない様な場所にしっかりと保管しておいてください。
 マルチツール
 定規1m
 かねざし
 直角のガイド
 クランプ

手ノコギリを使う
手ノコギリで板の長い面を垂直に切るのは、プロで無い限り無理だと思います。

短い距離なら、平面とす垂直面にケガキをしてケガキに沿って少しずつ慎重にノコギリで切ってゆくと可能ですが、それでも切る姿勢や力の入れ具合で歪みます。

そこで、ノコギリガイドを使うと簡単に垂直切断することができます。
使い方は、ガイドにノコギリを添わして切断するだけです。
経験が無ければ道具に頼るしか方法は無いですね。

また、ノコギリでケガキ線を切断する場合は、ケガキ線の外側(切り落とす側)を切らないといけません。
ノコギリで切断する場合は、切断する為に必要な幅(アサリ幅)がありますから、ケガキ線の真上を切ればアサリ部分が減るので寸法が短くなり微妙に合わなくなります。

ノコギリにはアサリ無しのノコギリがあります。
アサリとは、ノコギリが切った溝にノコギリが食い込まない様にノコギリの幅の外に刃が出ています。
このアサリがあるノコギリを使うと埋木の余りを切り落としたり、きわを切ったりすると製品自体に傷を付けたり、うまく切り取れません。

その場合は、アサリの無いノコギリを使います。
これなら、きわギリギリで切っても傷つける事はありません。

さらに、アサリがあるノコギリではノコギリの幅とアサリの幅の合計が切断するために必要な幅となりますが、アサリ無しだとノコギリの幅だけとなるので、正確な切断の場合は有効です。
例えば、3枚組などの組み木で接合する場合の凹凸面の切断は、アサリ無しのノコギリで切る方が正確に出来ると思います。

 ノコギリガイド
アサリの無いノコギリ


◆切断面の加工

 板を切断したら、その切断面は多少の凸凹が発生しています。

これは、カンナがあればカンナで滑らかになるまで削ります。

この時、カンナは板の平面に対して直角になるように削らないといけませんので垂直に削るガイドを予め作っておくと便利です。

このガイドは削る板を奥のストッパーに当てて、一段下がったところをカンナを横にして前に押すと
と垂直に削れます。
ストッパーと削る部分とは直角になっていないといけません。

カンナが無ければ、サンドペーパーハンドルに粗い番手の(80番ぐらい)布やすりをセットして磨いてゆきます。
この場合も磨く面は水平に保っていないといけないので注意が必要です。
例えば2cmの幅の板を磨くより、2cmの板を4枚合わせて磨いた方が水平に保ちやすいし効率も上がりますので工夫してください。
同じ寸法の部材を作った場合は、それぞれを合わせてピッタリと同じになっているかを確認することが大切です。

完成時に向かい合っている板同士は、基本的に全く同じ大きさになっていないといけませんから、完成時と同じ形で合わせてピッタリと狂いが無いかを確認してください。
もし狂いがあるのであれば、まずは直角になっている角を基本にして合わせてから、狂いがある部分をカンナなどで削ってゆき、最後に布やすりで仕上げます。
これを確認しないで合わせてしまうと、ひし形になる可能性もあり、あとで合わすと歪んでしまうからです。
板を切断して部材が出来たら、それぞれ板を合わせてキッチリと組み立てられるかを確認してから次の工程に入る事が大切です。

ここで手を抜くと作品が歪んでしまう事を忘れないでください。
この工程が製品完成時に非常に大切な部分となります。
ペーパーハンドル


◆やすり掛け

材料を切断してパーツが出来たら、板を磨く必要があります。

この磨きは布やすりをペーパーホルダーにセットすると磨きやすいです。
電動のサンダーがあれば、それを使っても良いのですが音が大きいので近所迷惑になる場合もあるので注意下さい。

やすり掛けをするときは、防塵マスク防塵眼鏡を必ずして作業をします。
やすり掛けをすると、木とやすりの粉が浮遊して目や肺に入ると病気になる可能性がありますから注意が必要です。

さらに、手には革手袋などをしてやすりの粉で手が荒れないように注意してください。
やすりの粉で指がガサガサになり痛くなる事もあるので甘く見ない方が良いと思います。

やすり掛けは、最初は番号の小さい粗い物から使用します。
私の場合は80番から150番⇒250番⇒400番といった様に使って行きます。
やすり掛けで板の面取りも行います。
面取りをしないと、作品に触れた時に手を切ったりするなど怪我をしますから、磨いた後は素手で触って怪我をしないかどうかを確認してください。

このやすり掛けは結構な労力が必要ですが、これをキッチリとしておかないと仕上がりがザラザラになり綺麗に仕上がりませんので、納得行くまで十分に磨いてください



◆穴あけ

ダボで接続する時などには、ドリルで穴を空ける必要があります。

穴を空ける注意点としては、特別な場合を除き垂直に穴を空ける必要があります。
垂直に穴を空ける方法は、経験があってもなかなな難しいのでドリルスタンドを購入して作業する事をお勧めします。

鏡を使ったり、ドリルの穴をガイドする様な物もあり、使いましたが神経を使うだけで上手く垂直に穴を空ける事は出来ませんでした。

その点、ドリルスタンドであれば垂直に穴を空ける事は勿論、穴の深さも調整出来るので便利です。
でも、ドリルスタンドを使う場合はそのドリルスタンドの幅の土台がある場所での穴あけは簡単ですが、土台の幅が無い場合は工夫が必要です。

幅15mmの板に6mmの穴を空ける場合、ドリルガイドを6mmの幅に置くことは出来ません。
その場合は、6mmの幅をドリルガイドの幅にすると安定して穴を空ける事が出来ます。
方法は、6mmの板に大きい板を添わすと土台が広くなるので安定して穴を空ける事ができます。
万力で挟んだり工夫が大切です。

 ドリルガイド
 ドリルスタンド



◆ダボ接合

ダボ接合とは、接続する木材同士にそれぞれ穴を空けて、ボンド塗ってからダボと言う木をお互いの木材の穴に差し込んで接合する方法です。

穴が歪んでいれば接合面は直角あるいは水平に接合できません。
また、接続部のダボの数が複数の場合他方のダボが入らないと言う結果にもなりますから、垂直に穴を空ける事が必須となります。
その為ダボ穴はドリルガイドなどを使って垂直に、そしてダボがキッチリ収まる深さの穴を空けるます。
まずは、接合の片面に穴を空けます。
穴を空けたら、その穴にダボ用マーキングポンチを差し込みます。

差し込んだら、相手側の板を合わせて圧力を加えると相手側の穴の空ける位置に印が付きます。

印が付いたら、その印をドリルガイドで穴を空けます。

穴を空ける時は、千枚通しなど先のとがった物で印を付けるとドリルの先を合わせやすいです。

お互いの板のダボ穴にボンドを入れて、ダボを入れて接続したら直ぐに接続部分にクランプ等を使って圧力を加えて固定します。
箱組みをする場合などは、直角や垂直に組む必要があるので、スコヤやかねざし等で直角を確認しながらクランプ等で固定してください。
この固定をしないと継ぎ目に隙間が空いたり、歪んだ理、接着が不十分になったりする可能性があるので注意下さい。

 これは、2枚の板を直角に固定する道具です。

これは、箱を組む時に正方形に固定するために使うバンドです。

また、はみ出してしまったボンドはすぐに濡れ雑巾などで綺麗にふき取っておいてください。
 ダボの直径は色々ありますが、板厚が20mm以下の小物の接合なら6mmのダボで可能です。
余程の大物の場合は8mmのダボを使ったりしますが、普通に使うなら6mmで事足りると思います。
ダボの接合ヶ所は、接合する長さにより異なりますが、基本的には4ヶ所止めで良く、短い物なら2ヶ所、長い物だと5ヶ所や6ヶ所などとなります。
ダボ接合に必要な物は、6mm等のダボ、6mm等のドリルの刃、6mm等ダボ用マーキングポンチ、木工ボンドなどです。
 ダボ用マーキングポンチ


◆ビス接合

木材同士を木工ビス(コースレッド)で接続する場合は、予め下穴を空けてからビス止めをすると板同士が狂い無くキッチリと合わせ安くなります。

基本的には、ビスで接続する前に接続面に木工ボンドを塗ってからビス止めします。
ビスは薄い板側の厚みの1.5倍~1.8倍の長さの物を基本的に使えば良いと思います。
また、使うビスはネジを切ってある部分がネジの先端から根元の途中までとなっているコースレッドを使ってください。
根元までネジを切ってあるビスを使うと、板同士を引き付けて絞める機能がありませんので注意してください。

さらに、組み立てる時にはそれぞれが直角あるいは垂直に組まれる必要があるので、スコヤなどを使って直角を確認して組み立て、場合によってはクランプ等で直角になるように固定してください。
また、ビス接合の場合ビスで接合した部分を見えにくくするh処理方法があります。
その処理方法を埋木処理と言います。
埋木は、ビスの穴を予め深めに空けて、そこにビスを入れて締めた後に同じ木材で栓をする処理方法です。
道具としては、皿取錐と埋木錐と言うのが必要となります。(下の写真のもの)


皿取錐はビスで締める穴を空けるドリルの刃で、埋木錐とは皿取錐で空けた穴を埋めるダボみたいなのを作るドリルの刃です。
皿取錐は、ネジを締める位置にドリルで穴を空けて行き、適当な深さで停止するだけです。
埋木錐は、出来上がりの作品と同じ木を材料としてドリルで穴を空けてゆくとダボのような物が出来るのですが、あまり回転を速くしてしまうとダボのような物がバラバラになってしますので、ゆっくりとドリルを回転させるのがコツになります。
同じ素材で穴を埋めてゆくので、仕上がりは穴が目立たなくなります。
ダボの接続よりも簡単ですからお勧めです。

コースレッド


◆作品の補修
 もし、作品のつなぎ目等に隙間があった場合には補修する必要があります。

ホームセンターで「パテ」が販売されているので、それを利用する方法もありますが、後から色塗りをする場合には、その「パテ」に色が入り難い場合もあり、補修した部分の色が変わって見える可能性もあります。

そこでお勧めするのが、その木の材料と同じ木くずを利用する方法です。
ノコギリの切りくずを集めて、フードプロセッサーなどで細かく粉の状態にしたものに「ご飯粒」を入れてしっかりと「こねたもの」を使います。

これを「こくそ」と言います。

余りたくさんご飯粒を入れてしまうと色の付き方が悪くなる事もあるので、あくまでも少し固まるような状態で良いと思いますので、何度か試してください。
この「こくそ」を隙間に詰めて固まったら布やすりで磨き上げます。
チョットした穴や隙間にこれを使えば綺麗に出来上がりますので是非お試し下さい。

また、との粉を塗ると言う方法もあります。

との粉は細かい砂の状態の物で、それを水で溶いて製品に塗ると木目の隙間に入って凸凹を埋めるといった物です。

使い方は、との粉を指定の容量の水で溶いてから作品に刷毛で塗り、乾いてからウェス等でふき取る方法で使用します。
しかし、このとの粉は接着性が無いので、大きな隙間などに利用すると塗装をするときに取れてしまうので注意が必要です。

細かい隙間は「との粉」
大きな隙間は「こくそ」です。
この辺りは自分で試してください。

木くず

◆塗装の準備
塗装をする場合は、塗料が床に落ちる事もあるので、新聞紙などを敷いて行う事や、塗る時に邪魔になるような物はすべて片付けておくようにしてください。
塗装することに夢中になって、つまずいたり、こけたりして折角の作品を下に落とす可能性もあるので、最低限必要な物を場所を決めておいてから作業を始めるようにしてください。
塗装は出来るだけ天気の良い日に行ってください。
雨の日に軒先で塗装をしてもなかなか乾かないのでストレスが溜まったり、乾いていないのに重ね塗りをしてしまったりと失敗の要素が多いので注意してください。
色塗りや塗装時に使う刷毛は、塗っている時に毛が抜ける可能性があるので、刷毛は使う前に十分しごいてから使うようにしてください。
また、刷毛塗りをしている時は、刷毛の毛が抜けて作品に着いていないか良く確認して作業するようにしてください。
毛が抜けて作品に付着している場合は、速やかに取り除いてから塗り直してください。
そのままにして作業を続けると、作品が出来上がった時に目立ってガッカリします。


◆色塗り

私は、水性オイルステインで色を付けています。
水性ですから、匂いも無く、刷毛も水で簡単に洗い流せるので手入れが簡単です。

乾く時間が遅いのが難点ですが、逆に言えばその分じっくりと作業が出来るとも言えます。
油性のように、早く塗る必要や薄め液や後始末の事を考える必要が無いのでお勧めです。

色の種類は沢山ありますし、同じ水性同士であれば混ぜて色を作っても構いません。
塗装は色移りがしないようにしっかりと乾かせてから、裏側を塗るようにしてください。
不十分な乾きの状態で反対面を塗装すると、折角塗った部分の色が取れてしまう事もありますので注意が必要です。
 水性オイルステイン



◆ニス塗

ニスは水性ウレタンニスを使用します。
普通のニスでは折角綺麗に仕上げたのに、物を置いた途端擦れて傷が付くといった場合がありますので、傷を付けたくない場合は、塗膜が硬いウレタンニスを使用します。
ニスは、色塗りが完全に乾いてから塗るようにしないと色むらが出て汚くなります。
ニスは通常複数回重ね塗りをします。
一度ニスを塗ったら、400番の細かい布やすりで軽く触る程度磨きます。
白い粉が少しでる程度に表面を荒らす感覚で磨きますが、磨きすぎると折角塗った色まで削り落とす場合もあるので注意して下さい。
重ね塗りの場合は、このように布やすりで磨いてから、再度ニスを塗ります。
これを数回繰り返して、最終仕上げはニスを塗って乾かして完成となります。
ニスが完全に乾くまでは出来るだけ触ったり物を置かないようにします。
水性ですから、ニスをゆっくり塗っても大丈夫です。
また、ニスが濃くなった場合は水で薄める事が出来ますから手軽です。
勿論、刷毛などの後始末も水で洗うと綺麗に流す事が出来ます。
 水性ウレタンニス


◆注意事項
※作業は革の手袋をしてするようにしてください。
怪我や、手が荒れたりするのを防止することができます。
※電気のこぎりを使う場合は、部材を確実に固定してから切断するようにしてください。
部材の固定が不十分だと、部材が跳ねてのこぎりの歯が体に触れて重大な怪我をする可能性があります。
※電動工具に手を添える場合は十分に注意を払って集中して行ってください。
定規を添えて切断する場合の添える手の位置に注意を払う事や他の事は考えないでください。
電動工具に巻き込まれないように手やそばにある物の位置の安全を十分に確認してください。
※カッターナイフを使用するときは、体の中心で切断し、刃の進行方向には絶対手を持って行かないでください。
※作業台から落ちると怪我をするものは置かないで下さい。
ノミ、きりなど、落ちて足などに刺さったり切れたりするものは、都度ケースに直してください。
※磨き作業は、粉塵対策の為に防塵マスクと防塵眼鏡を着用するようにしてください。
肺や目に入ったら病気になる可能性が出てきます。
※作業する際の服装は、電動工具などに巻き込まれない服装をしてください。
※音がする作業をする場合には、近所に迷惑の掛からない時間帯を選んで実施してください。
※木くずなど作業が終了したら必ず清掃をして下さい。
燃えやすい物は放置すると危険ですから都度片付けましょう。
※夏場は熱中症に注意しこまめに休憩や水分補給をしましょう。


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